誰も教えてくれない建築の裏表

誰も教えてくれない建築の裏表

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一日中あいにくの雨空でした。会場はJR徳島駅前のシビックセンターです。この建物は図書館など公共施設と百貨店「そごう」との複合施設で大変立派な施設でした。
会場にはプロジェクターとスクリーン、そしてマイクも準備されていて、幸いにも部屋の開錠が12時半くらいだったので勉強会開始まで1時間ほどの余裕がありました。

いつもの通り午後1時頃から参加者が集まりだして、10分くらい前から集中的に来場されます。毎度の勉強会では定刻になると参加者数に係わらず所定の時間通り開始し、途中休憩を挟み5時には会場から出るようにしている。
この勉強会は通常のセミナーと異なり、私の話の途中でも質問を受けるようにしている。時にはある質問に対し、他の参加者が答えるといったことも多々あります。内容によっては複数の方の発言で盛り上がる事もあり、活発な意見交換がその場を活き活きとさせる事となります。ただ質問が長くなりすぎるとイライラがつのってくることも。

このような勉強会には初めての方が多く、最初はどんな話か(値踏み)聞いたろ。そのうち段々前のめりになりだし、終わりの頃は真剣にメモを採る。このように姿勢が変化する人はひと歳いった男性に多いように思えます。

今回の参加者は16名であり、「もう少し早く知っていれば(私のことを)」といった反応が多くありました。
昔、建診協の理事長が言った言葉を実感しています。「勉強会は社会を良くする活動だ」と。
$誰も教えてくれない建築の裏表-会場風景
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明日から連続土日でマンション勉強会があります。
明日(土)午後は岡山県・岡山市・倉敷市(3団体)主催の第10回岡山マンション基礎セミナーです。会場は岡山市の西側アイプラザで、参加者は140名くらいだそうです。
このセミナーには私たち建診協中国・四国支部も協力団体としてお手伝いをさせていただいています。具体的なご協力としては、過去の建診協マンション勉強会にご参加頂いた400名以上の方々へのご案内と、今回は第10回目の節目と言う事で建診協本部の山口実理事長が「大規模修繕の進め方と基礎知識」と題しての講演です。
今回はセミナー後の相談に来られる人が多くて対応が仕切れないかも心配です。

明後日(日)午後は建診協中国・四国支部主催の(支部通算第34回)、誰も教えてくれないマンション管理運営と大規模修繕」です。会場は徳島市のシビックセンターです。
その後は11月17日(日)午後松山市、12月22日(日)午後岡山市、さらには来年2月23日(日)午後広島市と続きます。

昨日は広島の国交省中国地方整備局に行ってきました。
目的は来年2月の広島市で予定している勉強会に対する講師の依頼と後援名義の件でした。一昨年岡山市でのセミナーに講師として来て頂いた事もあり何とか支援を頂ければと期待しています。

支部主催のマンション勉強会も平成20年から始めて多くの方に出会うことができました。まだまだ頑張るつもりなので管理組合の皆様どうぞよろしくお願いいたします。
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高断熱住宅(Q1.0住宅)を推進している新住協事務局長の3.11直後のレポート

新住協の本部事務局は宮城県仙台市にあり、常務理事で統括事務局長の会沢健二氏は、この度の未曾有の大地震を体験したレポートを発表されています。当然被災直後の悲惨な状況の記述もありますが、ご自宅も新住協の開発した技術を活用した住いでした。以下レポートの抜粋です。

「停電・・・暖房無しのQ1.0改修住宅」
(大災害に遭遇して)私たち新住協の家づくりはどうでしょう。私は今回、自分の家で一つの確信を得ました。3年前に断熱耐震改修した我が家は、震度7の地震にほとんど無傷で耐えました。屋根も壁も、家具調度の類も被害は皆無に近いのです。一方、十一日の地震後、その日から暖房を切りました。灯油の一滴も使わないで暮らすことにしたのです。(というより、停電で暖房が使えなくなったこともありましたが、何よりも避難所に凍える人をみて、全室暖房する心情にはなれません。それが仮に1日1~2㍑しか使わないとしてもです)そして今日まで1週間、暖房を止めたままです。この間、2日続いたみぞれ混じりの朝に室温が12℃位になりましたが、起きている間は15~16℃位になりますからちょっと着込めば寒くはありません。そして日が照ると室温は17~18℃に上がります。3月という時期もありますが、暖房なしでも支障なく暮らせました。高いレベルの高断熱住宅のお陰です。隣町に住む知人からも、暖房できない3日間の最低室温は14℃だったので灯油買いに走らないで済んだというメールが入りました。高断熱がもっと普及していたら、高断熱がもっと高レベルだったら、灯油パニックも起こらなかったのです。

「新住協の家づくりについて」
しっかりした高断熱にこだわってきた私たち新住協の家づくりが、いざというときに大いに必要だったこと、大きく役立つことが証明されました。これこそが社会に役立つ立派な仕事ではないでしょうか。
原発はもっとも恐れていた事態に陥りました。もうオール電化がクリーンだと言う人はいないでしょう。エネルギー政策を原点から見直すときがきました。そもそも大切な電気を暖房に使ってはいけなかったのです。
私たち新住協が推進してきた超省エネ型高断熱のQ1.0住宅、それに太陽光給湯、太陽光発電をプラスした家づくり、これから向かうべき方向がはっきり見えたのではないでしょうか。
今推進している断熱耐震リフォームも然り、基本はしっかりした高断熱です。
断熱にやりすぎはありません。Q1.0住宅を今こそ大きく推進しましょう。

2011/03/22 新住協事務局会沢健二
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しっかりした高断熱です。
断熱にやりすぎはありません。Q1.0住宅を今こそ大きく推進しましょう。

2011/03/22 新住協事務局会沢健二
http://shinjukyo.gr.jp/