数年前僕は大学生でした。
僕はアメリカンフットボール部の部員でした。
大学四年になった僕は部活動の主将に任命され、チームのために必死に戦っていました。
大切な仲間がチームから去ったり、先輩・後輩との溝を埋めるのに奔走したり、様々な困難があった一年間でした。
そんなチームで迎えたリーグ戦初戦。
前年度リーグで4位の成績を残していたチームは前年成績5位のチームと戦うことになりました。
相手チームはこれから上を目指すのにあたり、自分達のチームを必死に倒しにくるのはわかっていました。
DB(ディフェンスバック)だった僕は、相手チームのエースWR(レシーバー)と僕は一対一で、マークをして勝負をすることになりました。
監督、コーチからは自分が負けたら試合に負ける。
そんな事を言われ試合に挑みました。
・・・すすんで行く試合。点差は一進一退を繰り返し、終了間近。自分のチームがわずかにリードして相手の攻撃。
これを止めれら試合の勝ちはほぼ決まるという瞬間。
相手、WRは今までいたポジションから全く逆のポジションに位置しました。
でも、僕はそのポジションとは逆の位置にいました。
その様に相手が攻めてきたら僕は逆サイドに行くという事前の取り決めはチームの中ではなかったのです。
タイムアウトを取ろうか。
その瞬間、僕はそう感じました。
相手は必ずそこを狙ってくる。しかもそのエースと相対するチームメイトは去年まで高校生だった一年生。
怖い。どうしよう・・・。
ベンチが、タイムを取ってくれるだろうか。
瞬間悩んだが、タイムアウトは誰も取らずにそのままプレーが始まりました。
結果は相手の勝ち。
相手のエースにボールか投げられタッチダウン。
逆転。試合終了。負け。
・・・なんとも言えない試合でした。
悩んだ。瞬間悩んだ。今でも後悔します。
あの時、タイムアウトを取っていればチームの未来は変わったのではないのか。
チームの未来。
そんな事を思うと後悔ばっかりが残ります。
試合後、監督、コーチと話をする機会がありその事を話すとみんな同じ様に感じ悩んだとのことでした。
悩んだ。悩んだ。そして後悔した。
結局、やらなかった事に後悔した。あの時、やっておけば、あの時、タイムアウトを取っておけば・・・。
結局、やらなかった事に対して人は後悔する気がします。
やらなかったこと。
努力しなかったこと。
仲間と真剣に話さなかったこと。
自分の弱さと真摯に向き合わなかったこと。
大学のチームの哲学は、後悔しない集団を作る。でした。
監督がそう考えてチームの根幹をつくり、学生主体で運営をしていく。
僕の時は本当に弱かったチームだったけど、どこよりも強い哲学をもったチームだとったと思います。
後悔しない。
何をして、どうすれば後悔しないのか。
どこまでやれば後悔しないのか。
人が必ずしも持っている後悔。後悔を抱えて生きているようなもの。
後悔。
勉強。
社会生活。
家庭。
人間関係。
後悔しない。
本当は社会になって同じ競技をやろうと考えた事もありました。
社会人チームの強豪から誘いがあったのも確かでした。
でも、その時は競技は続けず、昔からの夢に向かう事を決めました。
その選択は今でも間違っていないと思います。
ただ、競技の中では後悔があります。でも、今の仕事をしている限りかなり高いハードルがあるのも確かです。
そんなもどかしい気持ちを抱えている中で、他の競技に挑戦してみようと考えました。
様々調べて一番これがいいなと自分の中で感じました。
どうせやるなら真剣に。徹底的に。後悔しないように。
だからプロを目指そうと思っています。なれるかどうかはわかりませんがら後悔しないようにするためにはこれが一番正しい選択だと思います。
後悔しない集団。
