親が貧乏と知ってとのことか、たかが地球儀で喜んでくれた。
どこの誰かは知らないけれど、この人も誰もがみんな知っている。
アメリカはホントすごいな、と改めて感じてしまう。
ちょっとした詩*(1) とコカ・コーラのイメージキャラクター*(2) でこの習慣を全世界に流布してしまうわけだから。
商業ベース半端ない。
宗教心のない親もこの洗脳によって、長年苦悩する。
いくら頑張っても、この洗脳とも言える悪習を払拭できない。30過ぎた娘たちのプレゼントをまだ決めていない。
*(1) 1823年に、クレメント・クラーク・ムーア(異論あり)が詩「トワイス・ザ・ナイト・ビフォア・クリスマス」を発表。
*(2) 1931年にホリデーシーズン向けの広告で、ハドン・サンドブロムよってデザインされたサンタクロース。
別件
友人のオランダ人からの聞きかじり。
オランダには「サンタ・クラウス」に似た伝統的なキャラクターとして、サンテクラース(Sinterklaas)と呼ばれる人物が存在するようです。サンテクラースは、聖ニコラウスを起源とする伝統で、12月5日の夜に子供たちにプレゼントを配るとされています。
サンテクラースは、赤いマントと、白い髭を持ち、馬に乗ってやって来るとされています。彼の伝統的な姿勢は、サンタクロースに類似していますが、オランダ独自の要素も含まれています。サンテクラースの日(Sinterklaasavond)は、家族や友人と一緒に過ごす特別な日であり、子供たちはサンテクラースから贈り物を受け取ることを楽しみにしているそうです。
ただし、近年ではサンテクラースに伴う黒いペテ(Zwarte Piet)と呼ばれるキャラクターに対する議論が起きており、このキャラクターが人種差別的であるとの批判もあり、オランダ社会において検討や変化が起きているようだと聞きます。
つまり、このサンテクラース(Sinterklaas)と黒いペテ(Zwarte Piet)の一種の主従関係ともみられる図式が奴隷制度的な図式に類似しているという解釈で間違いないかもしれません。
興味のある方は調べてください。