今朝目覚めた時寒さをそれほど感じなかったのに、時刻が刻まれるに従い冷え込みが増すような気がする。

 この感覚は今に始まったことではなくて、気温は太陽が昇り始めるころ、詰り明るくなり始めるころ最も下がるのを経験上としての根拠で信じていた。特に晴れた朝なんかは顕著であった。

 

 週末娘たちが来ていた。夫婦の和解が一旦成立したので安心するかのような訪問であった。

 

 折角来たのだから、寒い思いをさせては可哀そうなので生活空間の全室ストーブを全開して家を暖めた。    

 トイレは電気ストーブ、妻のアトリエ(兼、客が来たときは居間)は薪ストーブ、台所は薪コンロ、下階寝室は石油ファンヒーター、上階寝室は石油ストーブで暖めた。室内各部屋の広さにもよるけど、16℃~19℃は保てたんじゃないだろうか。

 

 ほぼ快晴だったので、昼食後散歩に出かけた。前日久しぶりに深酒をしてしまったので、晴れていても冷え込みの厳しさの中歩くのは少し辛かった。

 

 娘が道で立ち止まり遠方を眺めている。

 どうしたのかと尋ねると、畑の中で数人が何か足のようなものを引っ張って運んでいるのじゃないかと言うので、ぼくも目を凝らしてじっと眺めると、確かに彼女の言う通りだった。

 あの足の長さと細さからすると、イノシシじゃなくて鹿かもしれないねと推測した。

 今は狩りたけなわだからそう思ったわけだけど、後で帰宅してから、数時間たって寝る前に、ふとあれは犯罪で、数人で人を引っ張っている可能性もゼロじゃあないなと、想像してチョット怖くなった。

 

 13時39分、気温、摂氏3℃。

 

「ご飯できたよー」とご機嫌な妻の呼びかけで、下階に降りていく途中の玄関わきに設置されている寒暖計で確認。やっぱり、今朝より下がってる。今朝6℃はあった。

 

 今日は曇り空。多分このままずっと一日中曇り空だろう。