普段なら週1~2人見に来る程度でも良い方なのに、先週は180ものアクセスがあって、150人もの人が来たと自慢げに妻に伝えた。
「へー、凄いじゃない。で何について書いたの?」
「制服についての記事だけどね。」
ぼくたち夫婦は、しばらくは平穏な日常の会話で弾んだ。
「
今日、ぼくは一日家に居なかったから、
それは「
「それじゃあ、
「何を言ってるの!」と声を荒らげた。
- あなたみたいな人間に語れるような内容じゃないでしょ。
- 興味本意で扱える事じゃない。
- 不真面目に語ってはいけない。
- ちゃんとした論理性を備えた意見で書くべき問題だ。
- 私からの聞きづてで、調べもせず、
いい加減なことを発言するべきではない…。
とぼくの軽率な行動へ向かう態度を散々批難した。
そして、またしてもぼくの意識は記憶に飛ぶ。
ぼくのかつての家族は女性中心であった。
家族のボスは母であった。
重臣は歳の離れた二人の姉であった。
ぼくは世で言う長男としての地位は一度たりとも得たことがない。
泣くと「男のくせに。」、弱音をはくと「男らしくない。」
今の家族を構築しても似た環境で、手が空いてるから普通に「
普段はそれでなんにもないのだけど、
でも、妻の機嫌の悪いときなんかは
「チョッといい加減にシテヨ! 男のくせに。」と逆上される。
「いや、平等なんだからいいんじゃないの?」
と思うんだけど、どうもそうじゃないらしい。
男性優位な社会にあぐらをかいて、
「いや、だから、
もうすこし調べて次回は真面目に語りたい。