一体どうしちゃったんだ?と言うほど騒がしかった。
少し離れた家屋からでもその騒々しさは伝わってきたけれども、木の真下に来ると、それは小鳥の群集の「ギャー ギャー」で、ほぼ騒音であった。
「うるさいっ!」と言いながら手を叩くと、臆病な数羽は羽ばたいて空を旋回するけど「下界の、たかが人間奴、何もできまい。」というような態度で元の群集に加わる。数百羽の単位で行動している。
奴らの食い散らかした「さくらんぼ」は地面に落ち絨毯状になっている。赤も濃く限りなく黒に近い。先日書いた「みかけほど...」を、そんなに奴らが興奮するものならと、まだ木の枝に残っているのものを試しに食べてみた。
いやー、ちょっと驚きました。味は相変わらず見かけほどじゃないけれど、ちょっと甘味は増しているかな?
ところが、自然発酵しているのかホンの少し酒気を帯びているのです。
ああなるほど、多分ここ数日彼らの宴会場だったのかもと納得しました。集団行動規制もうとっくに解除されてるしね。
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その鳥は、
「群集で行動し、畑の作物や果実を食い荒らす、ギャーギャーと鳴くヨーロッパ北部に生息する小鳥。」
で検索して調べてみます。