マルクス・トゥッリウス・キケロ 

 

(Marcus Tullius Cicero)

紀元前106年1月3日– 紀元前43年12月7日

共和政ローマ末期の政治家、弁護士、文筆家、哲学者であるらしい。

 

 avocatは植物であるけど同時に弁護士を示す単語でもある。少し調べてみた。

 Petit Robertという辞書があって、それは40年前くらいに、「まあ買っとくか!」程度に買っておいて、それにによると、弁護士の「avocat」の語源はラテン語のadvocatus(V. Avoué)からくるらしい。ラテン語のこと詳しくないのでよくは知らないが、法廷における代訴人のことらしい。それが12世紀ころの中世に使われていた単語で、現在の形になったのは19世紀も末のことという記述があった。

 一方果実の「avocat」はスペイン語のavocadoを語源にする様である。ルネッサンス期頃に使わもれていたようで別にaguacateとも記されている。

 

 結局調べてはみたものの、だから何なんだという結論に陥った。

 

 同音異義語はどの言語にもあるのだろう。

 

 「アボカ」が植物にしても職業にしても、ある会話上で全く同じ発音を聞き及んでも前後の脈略を把握すれば混同は起らぬくらい明白な相違がある。