薪割りと薪運びで腰に不安を感じたので、年始は床に臥せっていました。
三っ日ぶりにパソコンの前に座り、さて何かを書こうかなと思っても何も浮かばず、世の中は相変わらずと言うか、更にコロナウイルスの話題と緊張感の騒動中、吞気なことを書いていてもいいのか、という自問も生まれ、でも自分には何もできない無力さも自覚しているし、まあ世間にワクチンが配布されるまでは、
三っ日ぶりにパソコンの前に座り、さて何かを書こうかなと思っても何も浮かばず、世の中は相変わらずと言うか、更にコロナウイルスの話題と緊張感の騒動中、吞気なことを書いていてもいいのか、という自問も生まれ、でも自分には何もできない無力さも自覚しているし、まあ世間にワクチンが配布されるまでは、
- マスク
- 手洗い
- うがい
- 絶え間なき水分補給
- 無理をせず十分な睡眠
- バランスの取れた食事
- 適度な運動
- そして暴飲暴食を避け、
を実行し、己の抵抗力を付けるように自己防衛するしかないかな、としばらくボーとしておりました。
壁に吊るされている昨年のカレンダーが目にとまり、それを取り外しました。
手元に引き寄せ、折り曲げたり、団扇のように扇いでみたり、筒を作ってその穴から覗いてみたり、その筒で隣で寝ている猫のケツを突いてみたりしていて、「そういえば前から気になっていることがあったなあ」
と言うことでも書いてみようと言うことで、次の話に移ります。
フランスのカレンダーを見ると、例外は数日はありますが、各日「聖人」の名前が記入されています。
例えば今日、1月5日は「Saint Edouard (聖エドワード)」何を成した人かは知らないので、ちょっと調べてみると、…興味のある方はエドワード懺悔王で調べてみてください。
なぜこの日が彼の日なのかは、またちょっと調べてみると1066年1月5日に死んだからだと思いますよ。
次の1月6日は「聖」の付いていない日です。初っ端から例外が出てきました。
Épiphanieと記されています。エピファニとは何ぞや?
カトリック信者なら当たり前でしょうが、無知・無信仰な私には聞き慣れない言葉です。
調べてみて少しずつ分かってくると、私も幾分かその恩恵に授かっていることも分かりました。
日本語で「公現祭」と訳されているようです。
イエスキリストと言う神の子が生まれ、その子を見に東方の博士だか賢者だかが訪ねて来た日だそうです。
壁に吊るされている昨年のカレンダーが目にとまり、それを取り外しました。
手元に引き寄せ、折り曲げたり、団扇のように扇いでみたり、筒を作ってその穴から覗いてみたり、その筒で隣で寝ている猫のケツを突いてみたりしていて、「そういえば前から気になっていることがあったなあ」
と言うことでも書いてみようと言うことで、次の話に移ります。
フランスのカレンダーを見ると、例外は数日はありますが、各日「聖人」の名前が記入されています。
例えば今日、1月5日は「Saint Edouard (聖エドワード)」何を成した人かは知らないので、ちょっと調べてみると、…興味のある方はエドワード懺悔王で調べてみてください。
なぜこの日が彼の日なのかは、またちょっと調べてみると1066年1月5日に死んだからだと思いますよ。
次の1月6日は「聖」の付いていない日です。初っ端から例外が出てきました。
Épiphanieと記されています。エピファニとは何ぞや?
カトリック信者なら当たり前でしょうが、無知・無信仰な私には聞き慣れない言葉です。
調べてみて少しずつ分かってくると、私も幾分かその恩恵に授かっていることも分かりました。
日本語で「公現祭」と訳されているようです。
イエスキリストと言う神の子が生まれ、その子を見に東方の博士だか賢者だかが訪ねて来た日だそうです。
で、その日にgalette des roisを食べます。中にアーモンド・ペーストの入ったパイですね。
正月過ぎるとスーパーやパン屋に大量に陳列しています。結構美味いものです。
正月過ぎるとスーパーやパン屋に大量に陳列しています。結構美味いものです。
パイの中にはFève(フェブ)という磁器ミニチュアが埋め込まれていてそれに当たった人がその日の王様(または王妃)になって冠を被り、もう何をしてもよいという、私の若いころは、決まりになっていました。
なんか、顔に墨を付けられた記憶もあります。
今もそうなのでしょうか? 最近そういう会合に参加していないのでわかりません。聞くところによる日本の合コンでの王様ゲームみたいなものなのかもしれませんね。
Fèveは空豆の事で、もともとは、豆を入れていたようです。
豆を隠してそれを引き当て、行政官を決めるという習慣はギリシャ時代からあるものだったらしく、ローマ時代にも引き続かれたそうです。カトリックの習慣ではなく、むしろカトリックはこの習慣を嫌っていた様です。
最初の磁器ミニチュアは18世紀末に登場したようです。
そしてフランス革命の際には、自由と平等の象徴であるフリジアン帽に置き換えられたそうです。更に磁器ミニチュアを使わない「ガレット・ド・ラ・リベルテ(自由)」、「ガレット・ド・レガリテ(平等)」が誕生し、王様を選ばずにケーキを分け合う、遊び心の無い詰まらない行為が行われたということです。
その後、フランスは王政復古も起こり、それじゃやっぱり詰まらないから、
現在の「遊びながら食う」習慣も復活したようですが、今じゃ共和制、頂点に立つのは「大統領」なのだから「プレジデント・ガレット」と呼んでもよさそうですが、それはない。
大体、大統領になりたいなんて思う人がいない、いたら、ちょっとおかしいと思った方がいいかもしれない。
大変な仕事ですからね。
今朝だってラジオでちょっと聞いていたら、「ワクチン配布、他所の国と比べたらフランスはずっと遅れている。」と怒っている人がいました。
でも数日前の統計で国民の60%がワクチン接種に反対だそうで、マクロン大統領、多分
「だって、おめーらが、したくねぇーって言ってるんじゃねーか!」と逆に怒っていると思いますよ、絶対。
いや、ほんと、フランスを纏めるの一筋縄ではいかないと思います。
ほんと、好きだなあこの国、ぼくは。
なんか、顔に墨を付けられた記憶もあります。
今もそうなのでしょうか? 最近そういう会合に参加していないのでわかりません。聞くところによる日本の合コンでの王様ゲームみたいなものなのかもしれませんね。
Fèveは空豆の事で、もともとは、豆を入れていたようです。
豆を隠してそれを引き当て、行政官を決めるという習慣はギリシャ時代からあるものだったらしく、ローマ時代にも引き続かれたそうです。カトリックの習慣ではなく、むしろカトリックはこの習慣を嫌っていた様です。
最初の磁器ミニチュアは18世紀末に登場したようです。
そしてフランス革命の際には、自由と平等の象徴であるフリジアン帽に置き換えられたそうです。更に磁器ミニチュアを使わない「ガレット・ド・ラ・リベルテ(自由)」、「ガレット・ド・レガリテ(平等)」が誕生し、王様を選ばずにケーキを分け合う、遊び心の無い詰まらない行為が行われたということです。
その後、フランスは王政復古も起こり、それじゃやっぱり詰まらないから、
現在の「遊びながら食う」習慣も復活したようですが、今じゃ共和制、頂点に立つのは「大統領」なのだから「プレジデント・ガレット」と呼んでもよさそうですが、それはない。
大体、大統領になりたいなんて思う人がいない、いたら、ちょっとおかしいと思った方がいいかもしれない。
大変な仕事ですからね。
今朝だってラジオでちょっと聞いていたら、「ワクチン配布、他所の国と比べたらフランスはずっと遅れている。」と怒っている人がいました。
でも数日前の統計で国民の60%がワクチン接種に反対だそうで、マクロン大統領、多分
「だって、おめーらが、したくねぇーって言ってるんじゃねーか!」と逆に怒っていると思いますよ、絶対。
いや、ほんと、フランスを纏めるの一筋縄ではいかないと思います。
ほんと、好きだなあこの国、ぼくは。
他人事だけど。
話がまとまらなくなったので、最後にガレット・デ・ロワは簡単に作れるのでレシピを紹介して、もうおしまいにします。
生地から作る本格的なものは、他を当たって検索してください。
話がまとまらなくなったので、最後にガレット・デ・ロワは簡単に作れるのでレシピを紹介して、もうおしまいにします。
生地から作る本格的なものは、他を当たって検索してください。
準備10分。焼き20分。
用意する材料
用意する材料
- 円型パイ生地 2枚
- アーモンド粉末 140g
- 砂糖 100g
- 卵 2個
- バター 75g
- 隠すミニチュア(耐火性の物) 1個
手順
- 1 円形の型にパイ生地を敷く。フォークで軽く穴をあける(膨らまないようにするため)。
- 2 サラダボールにアーモンド粉末、砂糖、た卵2個を入れかき混ぜ、溶かしたバターも入れかき混ぜる。
- 3 1の生地の上に塗る。適当な場所にミニチュアを埋める。
- 4 2枚目のパイ生地を重ねる。
- 5 ナイフで好きなように模様を付ける。
- 6 オーブンの中に入れる。大体摂氏200度くらい。20分(目安: 時々焼き加減を確認してください)。