タランタン。タンタ。ターラーラ。ラーラー。ラー。(世界の車窓から)

うわーい♫ 疲労感が一瞬すっ飛び、車窓にかじりつきました。
長いトンネルを何度も何度も抜けて、そのあとはしばらく海沿いの景色が続きます。
この辺りからさらに南下すれば、台湾を代表するリゾート地、墾丁に行けます。
高雄からもバスがたくさん出ていました。



私、あまり南国リゾートって興味がないのでスルーです。
確か嘉義の宿で同室になった子に「墾丁は飛ばす」と言ったら猛反対を受けました(笑)。
暑いし...泳がないので、海は遠くから見ているだけで十分です。。

でもいつかは行ってみたいな。



こんなに海岸の近くを走ります。
もう砂浜はすぐそこです。そんなに近くを走ってるなんて大興奮。
このあたりの景色が、台湾鉄道の路線で一番の眺めなんだそうです。

確かにすごく綺麗でした。
空は若干曇ってたけど、それでもこの海の色。
こんなに透き通っているところもありました。



あまりに綺麗なのでひたすら写真を撮りますが、なんせ電柱やら電線やら邪魔も多く、
車窓も汚れていたり揺れるしで(笑)あまり気に入る写真は撮れませんでしたが、
楽しい!すごい楽しい! "車窓からの海コレ"がやたら増えました。



作りかけの橋でしょうか。
なんか物語を感じさせる風景ですよ。


ちょうど南廻線が始まる頃、ドア付近を悠々と占領していた私の前に
台湾ガール二人組が現れました。
向かい合って鉄道に揺られていましたが、片方の子が中国語で話しかけてきました。
キョトンとしていると「日本人ですか?」と流暢な日本語。
高雄の大学に通う大学3年生と2年生さんでした。

日本語がお上手な彼女は半年大阪に留学していたのだそうです。
夏休み中に5日間の台湾鉄道旅をしていて、それをカメラに収めているのだそう。
大きなリュックを抱えて、手提げには「台湾鉄道一周旅!」と書いた手作りボード。
かわいいですね。



彼女たちが降りるまでの20分くらいおしゃべりしていました。
この後は気球に乗りに行くと言ってました。
実はその気球イベント、事前にチェックしていて。。
私は時間的に厳しいと判断してパスしましたが、う、羨ましい!!
毎年やってるそうなのでいつかトライしたいな。気球フェス!!

彼女たちには、これから行く先のおすすめ情報を教えてもらいました。
そして台東で分かれます。



再び山の景色になってきました。
海沿いを離れて、畑と荒々しい山山山。そして緑。
時折田舎らしいあぜ道や田んぼ道もあって。日本とは山の形も畑の作物も違います。
そんな風景をひたすら眺めていても、全く飽きません。

旅行中、道を聞いたりする程度しか人と話をしてなかったので
たくさんしゃべって元気が出ました。

台東から最初の目的地まで約40分。もう一踏んばりです。

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