「人でなし」「残酷」「裏切り者」
「お前が変わりに死ねばよかった」
「お前が殺したのも同じ」
「しぶといね」

自分に掛けられる言葉に苦しんできた。
責めや憎しみを向けられることを
恐れたし逃げたいとも思った。
こんな言葉を云われる人間って
そうそう居ないよねと笑えもした。

受け入れるとは違うけど
云われる通りだから
ワタシにはお似合いの言葉たちだなと
思うようになっていた。

不妊治療中、パートナーと治療に
通う方々を見て。
愛し合う肌の温かさもなく
何の情もない他人の精子提供で
子供を持つ選択は
ワタシにはお似合いだなと思った。
欲情と愛情の違いも分からないワタシには
お似合いだなって。

今のワタシは
自分の身の丈を知っている。
身の程を知っている。
少なからずあなたたちから
教えてもらったことです。

幸せを祈ってるとか
自分を大切にとか
穏やかに暮らしてとか
そんな言葉をワタシに向けるのは
やめてください。

ワタシは自分にお似合いの
消える場所を探しているので
最後の居場所くらいは
見つけたいと思っているので。
以前のワタシが渇望していた場所から
そんな言葉をワタシに掛けないでください。
それとも
在るものを無いと云われ
無いものを在ると云われ
なりすましの成れの果てを
そこから眺めたいですか?
だとしたら悪趣味ですね。

今は3の扉が開くことを渇望しています。