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青柏祭に欠かせない七尾銘菓「長まし」をみなさんはご存知ですか?

新茶の出る八十八夜になると七尾のお菓子屋さんに出てくる銘菓です。
地元産のもち米・カグラモチを使い弾力のあるやわらかさと餡のほのかな甘さのマッチした美味しいお菓子です。

「ながまし」の由来

「ながまし」の歴史は技の歴史で室町時代の名工・酒見助右エ門の卓越した技をたたえ龍門寺建立を祝った縁起菓子です。
七尾市街の西部、山の寺と呼ばれる法華谷には数多くの神社がありますが、
そのひとつ、龍門寺の本堂建立にあたり、文明五年(1415)酒見助右エ門が大ケヤキ一本のみを用い魚寄と言われる工法でみごとに完成。
魚寄と言われる工法その技をたたえ、建立を祝っての形を模した「ながまし」が発案されました。

さまざまな祝い事はもちろんのこと槍や鉾を思わせる勇壮な形から魔除け・厄除けなど広く人生の節目に用いられてきました。

今では祝辞や魔除厄除けとして重宝され、青柏祭(せいはくさい)の名物となっています。

こちらに来られた際は、お近くの和菓子店にありますのでぜひどうぞ!!

毎年GWの3日間(今年は3・4・5日)石川県七尾市において開催されます。

青柏祭とは・・・

わが国には、春から秋の祭礼行事の一環として山車・屋台などを曳く行事が全国的に分布しているが、それは、神霊の降臨を仰いで、人々が生業の発展や悪疫退散を祈願し、あるいは、くらしの無事に感謝の意をあらわすことに、その本来の趣旨がある。

 七尾市に伝承されてきた「青柏祭の曳山行事」は、貞享2年(1685)の「寺社由来書上」の記録に見えるように古い伝統を継承するものである。青柏祭は、市内山王町に鎮座する大地主神社(おおとこぬしじんじゃ)の例大祭で、決まりの神饌を青柏(あおがしわ)の葉に盛って供えるのが祭りの名称になったといわれる。古くは、4月の申の日に執行されていた。

 この青柏祭には、府中・鍛冶・魚町三町の“山町(やまちょう)”から、それぞれ1台の山車が奉納されるのであるが、山車の形は、末広形とも北前船を模したものとも伝えられる。山車の高さは、約12m、上部の開きは約13m、車輪の直径約2mという巨大なもので(大きいことを「でかい」というので、この山車は「でか山」と呼ばれる)上段に歌舞伎の名場面をしつらえる。

 これを曳山する諸役が定まっており、進行方向を修正するには梃子(てこ)を車輪の下にさし込んでする。また辻廻し(つじまわし)という90度方向転換の場合は、大梃子(おおてこ)をもって前輪を持ち上げて地車(又は軸車)と称する小車をはめ込んで、一気に方向を変える。T字路など、大梃子を利用出来ないところでは、はね梃子をもって、山車を斜面に押し上げ、前輪を浮かせる「せり上げ」という方法もとられる。

 このほか、「人形見」、曳行中の「木遣り(きやり)」など多くの特色ある民俗行事を伴っている。

 青柏祭の曳山(でか山)行事は、昭和58年1月11日、重要無形民俗文化財に指定されています。


この曳山の見所はなんといっても「辻廻し」

辻廻しとは七尾市内の狭い路地をテコの原理を利用して人力だけで方向転換することなのですが、これがかなり迫力があります。
ぜひ見ていただきたいと思います。

①直径2mの大きな前車が浮き「でか山」は傾く。タイミング良く「車元」が地車に心棒を入れて固定した。辻廻しの陰の主役「車元」は観客に顔を見せることはない。
一瞬の気の緩みも許せない「でか山」の下の隠れた作業は、「山」運行の経験が14~15年間以上というベテランがその役に付く。

②「は梃子」を使って弾みをつけ、山車を動かす。
なかなか動かない「でか山」を、約4mの細長い梃子を使って車を動かし弾みをつける。
木遣衆と引き手の呼吸が合いゆっくり動き出す。「ヤーヤ」、引き手の掛け声で狭い道を「山」は走る。

③塗師町の狭い道を「辻廻し」で回る。
引く者と押す者の息の合った絶妙の技で、90度の辻を回る。
「でか山」の大きな車が梃子役の掛け声に合わせたかのように、ギーギー音をたてながら少しづつ少しづつ回る。


写真があれば良かったのですが、ここ数年は混雑を避ける為に全然でか山を見に行きたいと思わなくなってしまっています。
もしかして観光客の方の方が詳しいかもしれませんね。(^_^;)
文章だけでは伝わりにくいので、百聞は一見にしかずと言うことで、5月3・4・5日は石川県七尾市までぜひお越し下さい。

ここ2回連続船が出れないと言う、ついていない状況です。

しかも、26日に至っては出港したにもかかわらず、結局風が更に強くなり帰港という最悪なパターン。

予報では風が弱くなるという予報だったのだが・・・( ̄□ ̄;)ガーン


やはり自分の日頃の行いの賜物?という事で落ち着いてしまうのだが、実は今回2回連続同じメンバーで

出船予定だったのだが、そのメンバーの中に嵐を呼ぶ男が存在するのだ。

あだ名も「時化男(しけお)」


そうです。どうしても時化を呼んでしまうのです。

実は私は「晴れ男」なんだが、「そんなの関係ねぇ~」と言わんばかりの強烈さ。

マジつらいです。\(-"-)/ マイッタ


次は5/5に行きたいと思っておりますが、次回こそは・・・。

頑張ります。


また今年も輪島ジギングバトルが開催されますが、今回はチームで2回出場予定です。

昨年は天候が悪く1日しか出船できず消化不良なジギングバトルで終わってしまったが、今年は好天であることを。m(_ _)m