悪の魔術師はモンスターを従えているものです。
誰が何と言おうと昔からそう決まっています。
そして、それを現実の物にして見せた映像の魔術師がいます。
そう、レイ・ハリーハウゼンです。
まだ映画がCGでなくSFXで作られていた頃、ストップモーションで撮影されたモンスターは
「生きているのではなく、魔法で無理やり動かされている感」が満載です。
骸骨(スケルトン)や、タロス(ブロンズゴーレム)、ヒドラ、カーリーやメデューサなどなど
CGではない奇妙な生々しさを持つモンスターたちは必見です。
是非一度は見てもらいたい映像作家の一人でした。