この時期になると大学時代に行ったイタリアの記憶が甦る。
足元から感じるレンガ作りの道路
町中の至るところに点在している美しき石像・建造物の数々
路上アートを楽しむ人々
全てが芸術になるこの国の文化を羨ましく感じながら、私は道に迷った(笑)。
どこだかわからないヴェネチアの町をさまよいながら、私はふと橋の上から沈み行く夕陽を見た。
そこには何気ない日常を送る人々が1日の終わりを迎えていた。
ある人はディナーに
ある人は移動用の船の片付けに
ある人は旅行のお土産を買いに
この気持ちが落ち着く風景をいつまでも目に焼き付けたいと感じた私は、思わずシャッターに手をかけた。
帰国後、その風景が頭から離れなかった私は自らの手で形に残そうと思い、筆を走らせた。
