今日はうちの父の話です。
今年の冬はとても雪が多くて。
どこの会社も駐車場が狭くて車を停めるのが大変だったのではないでしょうか。
2月の終わりころになると、あちこちの駐車場で除雪作業が始まって。
お世話になっている施設さんの駐車場でも、大きいブルドーザーとダンプで除雪をして駐車場を広げていたところでした。
ふと、ブルドーザーの車体を見ると、うちの父が勤めている会社の名前が。
そんなところへ、また大きなダンプが入ってきて、パッと見た瞬間にうちの父だとわかる。
遠くても、お互いにすぐわかるもので。
父も小さく手を上げていました。
そういえば、こんな風にダンプに乗っている父を見るのはだいぶ久しぶりだなぁと感じた次の瞬間に、なぜだか僕は右手を大きく振り上げて手を振っていました。
自分でも、何でそんなことをしたのかよくわからないんだけど。
いつもは実家に行っても、大して話もしないし。
それなのに、なんであんなに嬉しそうに手を振ったんだろ?
そう思うとすぐになんだか急に恥ずかしくなった。
しばらくして、想い出して考えてみた。
やっぱり、ダンプに乗ってる父を見た時、子供の頃に見たその姿と重なったんだなって思った。
あの頃に、大きいダンプに乗っている父をカッコいいと思っていたのと同じように。
やっぱり、大きいダンプに乗っている父は、今でもやっぱりカッコよかったでした。
それできっと、子供みたいに大きく手を振ってたのかなぁ?って。
そう思ったらなんだかおかしくて笑えたんだけど、同時に懐かしい気持ちもこみあげてきて。
懐かしい気持ちに触れたら、どういうわけだか涙まで。
なんだかなぁ、変な気持ちだったなぁ。
いろいろ、子供の頃の気持ちを思い出しちゃったね。
というわけで
42歳のおっさんが70歳のじいさんを見てちょこっと童心にかえった話でした。

