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【欲の調節の加減】

人生とは、自分自身を知る旅でもある。
異なる性格の人々の群れの中で、
様々に、もまれながら生きてゆかねばならない。
好きな人ばかりではなかろう。
ほめられてばかりでもなかろう。

否、むしろ、
批判や非難を、
雨あられと受けつつ、
ボロ傘をさして、
やり過ごす日々のほうが多かろう。

ただ、その日々を送るなかで、
不平不満で心を一杯にしたなら、
それが地獄なのだ。
嫉妬に狂ったなら、
そこに悪魔が出現するのだ。

他人の悪口しかいえない心は、
限りなく悲しい心だ。
わずかな幸福でも、
数えあげれば大きなものとなる。

極端に不幸でもなく、
他人がうらやましがるような幸福でもない、
中間的な幸福に、
十分な生きがいを感じよ。

この世の幸不幸とは、
欲の調節の加減でもあるのだ。

心の指針100


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【一般的な教養】

「天才」ということになると、
「通常とは違った面はどうしてもあるのかな」
とは思うのです。
やはり、何かに夢中になって、
ぞっこんにならないと、
普通は天才的なところまで行きません。

その意味で、何かに夢中になっている人に、
「ほかのことに関心を持て」と言っても、
無理なのかもしれないのですが、
できれば、「天才」か
「天才の卵」になる前の段階で、
ほかの一般的な教養を、
もう少し身につけておいたほうが
いいのかもしれません。

『青春マネジメント』より