中国共産党第19回代表大会と「二つの百年」[HRPニュースファイル1885]

http://hrp-newsfile.jp/2018/3327/

 幸福実現党・政調会外交部会 副部会長 彦川太志(情報分析担当)

平昌オリンピックの開催を間近に控えた情勢ではありますが、日本の中長期的な安保環境を考えるため、昨年秋に開催された中国共産党第19回代表大会(党大会)についてレポートしたいと思います。

 ◆中国共産党代表大会とは

党大会は5年に1度開催され、中国共産党の最高意思決定機関である「中央政治局常務委員会」を始めとした中国共産党の指導部が選出されます。

今大会では、習近平、李克強、栗戦書、汪洋、王滬寧、趙楽際、韓正が政治局常務委員として選出されました。

なお、「党大会」は「国家」の最高機関を選出する「全国人民代表大会(全人代)」とは異なりますが、中国は憲法で「党が国家を指導する」と規定していることから、中国共産党の指導部が、国家の実質的な最高意思決定機関となります。

 ◆指導原理となった習近平思想(※1)

今回の党大会における最重要の変化は、中国共産党の規約に「習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想(習近平思想)」が、マルクス・レーニン主義、毛沢東思想等と並んで「党の指導理念」と位置付けられたことです。

特に今回の19回党大会では、中国の社会主義が「新時代に進入した」との現状認識が表明されています。新たな時代を指導する、新たな思想として「習近平思想」が位置づけられたことで、習近平の権力基盤の強化が進んでいることが伺われます。(※2)

 ◆「二つの百年」構想で示される2050年までの発展戦略

また、党大会を理解するにあたって重要なキーワードが、中国共産党が掲げる「二つの百年」奮闘目標です。

「二つの百年」とは、2020年以降の20年間において中国が迎える「中国共産党結党100周年(2021年)」、「中華人民共和国建国100周年(2049年)」と言う二つの100周年を指しています。(※3) 

具体的には、2020年の「小康社会」全面的完成を基礎として、2035年までに「社会主義現代化」を実現し、今世紀中頃を目途に中国を「富強・民主・文明・調和の美しい社会主義現代化強国」に築き上げることで、「中華民族の偉大な復興」と言う「中国の夢」を実現すると言う構想です。

 ◆「軍拡・覇権拡大」が織りこまれた「二つの百年」戦略

「二つの百年」が恐ろしい点は、中国建国100周年を目途に実現される「中国の夢」が、「強軍の夢」と言う軍拡政策と表裏一体をなしていることであり、更には台湾の併合や、東シナ海・南シナ海における島嶼を狙った強引な海洋覇権の追及を正当化する根拠となっていると言う点です。(※5)

「二つの百年」に合せた軍拡のロードマップと言える「強軍の夢」について、解放軍報では「2020年までに機械化・情報化における重大な進展を実現し、2035年までに国防と軍隊の現代化を実現し、今世紀中頃(2050年)までに、世界一流の軍隊を築き上げる」と言った青写真が描かれています。(※6)

具体的には、陸軍の削減によって規模のスリム化と装備の近代化を図りつつ、「北斗」導航衛星を中心とした米軍型の軍種統合指揮体系の確立に向けて軍事改革が進んでいます。

5年前の18回党大会以降、習近平が行ってきた一連の軍事改革は、まさにこの「強軍の夢」の実現に向けた青写真を具体化するものであり、習近平思想を毛沢東や江沢民等の軍事思想を継承・発展させた「強軍思想」と位置づけ、「国防と軍隊建設における指導地位として、(習近平思想を)しっかりと確立しなければならない」と論評されています。(※7)

 ◆習近平の「強軍思想」に基づき、中国の軍拡が一層加速する

こうした点から、今後、習近平政権が二期目を迎えるに当たり、さらに中国の軍拡が加速していくことが予想されます。また、中国共産党設立と言う「一つ目の百年」を迎えるまであと2年であることからも、中国が軍事力を誇示し、地域の緊張を高める可能性があると言えるでしょう。

北朝鮮の核・ミサイル危機への対応は、今後やってくる中国との対決に向けた試金石です。2018年の年初は、朝鮮半島情勢がオリンピック開催に向けて膠着する一方、台湾を巡る政治的・軍事的圧力が加えられました。

日本は「自分の国は自分で守れる」国防態勢を確立すると共に、リアリズムを基礎とした安保戦略に転換する米トランプ政権と協調し、アジアの自由と平和を守る使命を果たすべきであると考えます。

<参考>
(※1)解放軍報 2017年10月29日 中国共産党章程
(※2)人民日報 2017年10月18日 劃重点!習近平報告,這四箇新概念很重要
(※3)外文出版社 『習近平 国政運営を語る』(2014)
(※4)解放軍報 2017年10月25日 中国共産党第十九次全国代表大会在京閉幕 習近平主持大会併発表重要講話
(※5)解放軍報 2017年11月6日 在習近平強軍思想指引下闊歩前進
(※6)解放軍報2017年11月15日 堅持走中国特色強軍之路 全面推進国防和軍隊現代化
(※7)解放軍報 2017年11月10日 中央軍委印発《意見》要求全軍和武警部隊 認真学習宣伝貫徹党的十九大精神
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平昌オリンピックがもうすぐ開催 日本代表選手に学ぶメンタル強化法
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◆平昌オリンピックがもうすぐ開催 日本代表選手に学ぶメンタル強化法

《本記事のポイント》
・スピードスケートの小平選手は、オランダでの武者修行でメンタルを強化
・スキージャンプの葛西選手の秘訣は「脳を疲れさせない」「プラス思考」「ワクワク感」
・人生の苦難は、心を鍛えるための試練にすぎない

いよいよ9日から平昌五輪が開催される。日本代表選手のメダル獲得も期待されている。

スポーツで勝利する上でカギを握るものといえば、「メンタルの強さ」だ。世界トップレベルの選手たちはどのようにしてメンタルを鍛えてきたのだろうか。

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【Feb 6th, 2018】Japan Must Take Leadership for World Democratization
An Interview with Maysing Yang

For Japan, Taiwan sits in a geopolitically central position for state security. We interviewed Maysing Yang, appointed by President Tsai Ing-wen as Ambassador-at-large for Human Rights and Democracy last November, on her opinions of Japan-Taiwan relations and what she expects from Japan.

The Taiwan Foundation for Democracy supports democratization in and outside of Taiwan. Please tell us more about this.

Yang: We founded the Taiwan Foundation for Democracy in 2003 under advice from the U.S. There are 3 main missions. The first is to democratize Taiwan through raising awareness in the people and supporting women.

The second is to support democratization movements outside of Taiwan. During the Kuomintang government,...

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「心」というものは、人間にもあり、
他の動物、植物にも心は、存在します。

まず、それに気づくということが、
まずは悟りの第一歩なのです。

まず、人はどこで、幸福感というものを
感じることができるのでしょう。
機械の一部だと思っているなら喜びや、
幸福を感じられません。

感じとる力があるということは素晴らしいです。
感じとる力があるということは、
感じとることのできる実体が、
その身体の奥にあるということなのです。
 
熱いものが舌に触れたら、
火傷をして大変な苦痛がくると思います。
そうした感覚を送っている送り手と、
その送り先である受け手がいます。

つまり、体の中の受け手、
その意識が、
実は「心」といわれるものなのです。
簡単にいえば、そういうことです。

「心の挑戦」より