変わりつつある香港の自由~アジアの平和を守れ~[HRPニュースファイル1001]

http://hrp-newsfile.jp/2014/1448/

文/HS政経塾1期生 兵庫県本部副代表  湊 侑子

◆香港の自由は本物か

1997年にイギリスから中国に香港が返還されてから、今年で18年目。

「返還後、50年間は資本主義制度を変更しない」という一国二制度の下に、香港特別行政区の設置と高度な自治権による経済の自由を謳歌しているように見える香港。
 
香港の不動産王と呼ばれ、香港ボンド・グループ総帥のアンソン・チャン氏は2006年「The Liberty」の取材に対して、「香港と中国は一体化している」「自社の中国本土への投資は10年前の数億ドルの10倍に増えている」「北京政府に反対することは賢明ではない」と答えていました。(The Liberty 2006.6  「民主派は香港経済を脅かしている」)

規制の少なさとスピード感、安い税金を売り物にして、中国返還後も多くの投資を集めて来た香港と、中国大陸に大きな投資をしてきた香港企業ですが、ここにきて自由と発展に影が差し始めています。

アジアの大富豪で香港の有力企業家である李嘉誠氏は上海のオフィスビルを1163億円で売却するなどして、中国大陸の資産を次々と処分し、「中国から逃げ出す」動きをしています。

この理由に関して、時事評論家は「香港特別行政府および中国共産党政権への失望」、また李氏本人は「香港は『人治』になってはいけない」と政府への不満を示唆しています。(大紀元日本 12月16日)

つまり、今まで存在していた経済における自由がここにきて制限され始めているのです。
更に、明らかなる自由の制限が始まっています。それが言論の自由への圧迫です。

◆ジャーナリスト問題

今年2月、民主派のTV局の新規免許申請を拒否した香港行政政府を批判した「明報」の編集長劉進図氏は編集長の職を追われた上に、暴漢に肉切り包丁で襲われて重傷を負いました。

この後の編集長は、中国政府寄りの人物がついています。香港メディアによれば、劉氏を襲ったのはマフィア組織の構成員で、一人約1300万円の報酬で雇われていたことが明らかになりました。(2014.3.21  AFP通信)

また、日刊紙「香港晨報」の幹部2人は覆面の男4人組に鉄パイプで襲われました。

同紙は、中国本土の干渉を受けないために、発行資金を地元で集めると声明を発表していました。また、「香港の人々を代弁するために力を尽くす」「今の香港には、バランスのとれた信頼性の高い新聞が必要」と宣言していたのです。

行政長官が中国寄りでなければ立候補できないことを見てもわかりますが、普通選挙が行われない香港において、実際に自由を守っているのは政治家ではなくジャーナリストであるとの意見があります。

香港におけるジャーナリストの発言は、日本のものとは比べられないほど重いのです。その彼らの言論が抹殺されたという事実は、社会に大きな衝撃を与えました。これが中国共産党から香港市民への明確なメッセージなのです。

◆6月4日 天安門記念日に向けて

今年は天安門事件から25年目です。

民主派の有志が記念館建設を目指して募金を集め始めたところ、市民から約1億3千万円(976万香港ドル)が集まりました。これらの寄付により、4月26日に天安門事件記念館(64紀念館)がオープンしています。

場所は、香港市内の繁華街にあるビルの5階。香港にあるこの記念館が、中国統治下での唯一の記念館です。

しかし、このビルのオーナーが記念館の開設に反対して訴訟を起こす動きを見せたり、開館に反対する抗議活動がみられたりと、圧力が多いのです。もちろん中国共産党政府からの圧力です。結局、記念館は6月10日までの期間限定開催となりました。

自由の象徴ともいえる法輪功の活動も、最近香港ではあまり見られないと地元住民は証言しています。法輪功をなくすための組織が作られ、法輪功狩りが始まっているからです。

香港の自由は、中国共産党によって徐々に、しかし明らかに狭まっています。

いま、香港では6月4日の天安門記念日に向けて、自由を求める活動は活発になっています。

一説によれば、香港を自由にさせておくのは、台湾を一国二制度にもっていくためであるということですが、そうであるならば、香港―台湾―日本の安全保障は一体でなければならなりません。
 
南シナ海においても、中国の横暴さは目に余るものがあります。国内問題だけに目を向けておけばよい時代は既に過ぎ去りました。

私たち日本人は、広い視野と未来を見通す目を持ち、世界の平和のため、まずはアジアの平和に責任を持つべき時代に入ったことを知らなければなりません。
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【本日のニュースクリップ】
1.「地球は平ら」と信じる「ボコ・ハラム」 ナイジェリア女子生徒の拉致事件
2.年金受給「75歳繰り下げ」可能検討へ 生涯現役社会実現の必要性
3.ASEANが対中牽制で一歩前進 日本は引き続き協力を
4.福島が「植物工場」の最前線!? 震災を契機に農業革命を起こせ



◆「地球は平ら」と信じる「ボコ・ハラム」 ナイジェリア女子生徒の拉致事件
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7830

ナイジェリアで200人以上の女子生徒が拉致される事件が起きた。事件の実行犯であるイスラム過激派の「ボコ・ハラム」の指導者であるアブバカル・シェカウは、このほど発表した声明の中で、「われわれの同胞を釈放しない限り、(女子生徒を)解放しない」と語り、ナイジェリア政府に拘束されているメンバーの釈放を求めている。

「ボコ・ハラム」とは、ナイジェリアの現地語で「西洋の教育は罪」を意味し、キリスト教を含む西洋文明や民主主義を否定するテロ組織だ。2002年、モハメド・ユスフが組織して以来、ナイジェリア国内の警察署やキリスト教会、税関などを次々に襲撃してきた。国際テロ集団「アルカイダ」ともつながりがあるとされ、ナイジェリア政府軍が掃討作戦の対象にしている。

多くのボコ・ハラムメンバーは、ナイジェリア南部の貧困層出身であり、西洋文化を受容した豊かな地域である北部を標的にするなど、テロ活発化の背景には、北部と南部の経済格差があるようだ。今回の事件も、北部にあるボルノ州で起きている。

しかし、経済発展の恩恵が十分に享受できないことを理由に、豊かな国が多い西洋文明を否定する行動こそが、イスラム過激派の問題と言える。近代資本主義の原理に適応しようとしないことが原因であり、この姿勢を改めない限り、彼らが豊かになることはないだろう。

さらに、今回の事件が象徴するのは、多くの少女が標的になったことだ。イスラム社会では、女性を財産の一つと見なすなど、女性の権利が尊重されていないことが、国際社会から問題視されている。イスラム教に基づく国家建設を要求する「ボコ・ハラム」だが、こうした行動は、イスラム社会が近代化できていないことを印象づけている。

実際、「ボコ・ハラム」の設立者であるユスフは、高等教育を受けていたにもかかわらず、「地球は平らである」と信じるなど、中世のような価値観で凝り固まっていた人物だ。

豊かな社会を実現するためにも、本来は寛容的な宗教であるはずのイスラム教は、前近代的な慣習を捨て、人権や経済原理などの近代的な価値観に心を開いていくべきだ。(慧)

【関連記事】
2014年4月号記事 オバマ外交で中東はどうなる? - そもそも解説 3分で分かる「世界の政治・経済のなぜ」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7420

2014年3月28日付本欄 マレーシアでウルトラマンの本が発禁に 異星人の「神」をどう見るか
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7611

2014年3月11日付本欄 トルコがYouTube禁止を検討 日本は中東の民主化に貢献せよ
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7506



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【May 13, 2014】Dual Name Bill Passed in New York State
The New York Senate passed a bill recently that would require school textbooks to use both the Sea of Japan and the East Sea to refer to the body of water between Japan and South Korea. A similar bill was…

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http://eng.the-liberty.com/2014/5124/



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北京タイムズ紙によると、

、カナダ、そしてアメリカを結ぶ約1万3,000km以 、カナダ、そしてアメリカを結ぶ約1万3,000km以 上の巨大鉄道建設を計画 上の巨大鉄道建設を計画しているそうです。

にはロシアとアラスカ間にあるベイリング海峡に敷 かれる海中トンネル 海中トンネルも含まれるんだとか。

約200km 200km。

中国工程院の鉄道のエキスパートである王梦恕

ang Mengshu)氏によれば、中国はこの計画につい て既にロシアと協議 既にロシアと協議しているそうです。

どうやらこの疑惑のプロジェクトは中国の研究チー ムが時速2,900kmの速度を出すHyperloop-styleトレ Hyperloop-styleトレ インインのプロトタイプを開発した話と関連しているよ うです。現実味にかける海中トンネル鉄道構想です が、Hyperloop-styleトレインなら中国の北東部か らシベリア、太平洋、

えアメリカまで約1万3,000kmを2日足らず 2日足らずで移動す ることができるでしょう。

英ガーディアン紙は、

を残していると述べています。

中国の鉄道専門家の中で、王氏以外でこのプ ロジェクトについて言及している人物は存在 しない。それに中国政府がロシアに協議した ことは信ぴょう性に乏しく、

カナダと折衝できる可能性はかなり低いだろ う。それにベーリング海峡トンネルを独自で 建設するならば、前代未聞の偉業となる。な ぜなら、それは英仏海峡トンネルの約4倍の 長さ、つまりは世界最長の海底トンネルにな るのだから

多分、私たちが生きてるうちには完成しない気がし ます。

image by Image: Shutterstock / Andrey Yurlov

source: The Guardian via The Washington Post

Leslie Horn - Gizmodo US

(mayumine)