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私の願いはいつも同じです。
「人に対して常に優しくありたい。優しい人でありたい」
と思っています。
 
ときに勇気ある言葉を吐き、
ときに勇気ある行動をし、
ときに力強い決断をしなければならないこともあります。

それもこれも、その底には優しさというものが流れています。より多くの人々に幸福になっていただくために、
より多くの人々に幸せになっていただくために、
そうした強い言葉も、勇気の言葉も、力強い行動も起きてきます。
優しき人とならんとしているがゆえに、
そうした気持ちもわいてきます。
 
ただ、私はみなさんに、そう難しいことをお願いしようとは思いません。
私がみなさんに、かくあってほしいと思うことは、
「常に優しき人となれ」ということです。
仕事のなかに埋没しているときにも、
家庭のなかで苦しんでいるときにも、
私はみなさんに、この言葉を思い起こしてほしいのです。
「常に優しき人となれ」という言葉を。
 
人間は、ともすれば、当然という気持ちで、
自分だけが豊かな暮らしをしたり、
自分だけが人々にほめられたり、
そうした自分だけが満足のいくような人生に、
あぐらをかきがちです。しかし、
その途中において、倣慢になったり、
他人に対して厳しくなりすぎたりしている自分というものが
あるのではないでしょうか。

人間がいちばんうれしい瞬間は、
人から優しくされた瞬間ではないでしょうか。
優しくしてもらった瞬間ではないでしょうか。
 
さすれば、自分もまた、常に優しき人となろうではありませんか。
自分が人にそうされたいが如く、
自分もまた人に接しようではありませんか。
常に優しき人として、生きていこうではありませんか。

大川隆法著『愛の原点』(209~213ページ)より