フィクサー
http://blog.livedoor.jp/ushirodate/archives/53987836.html







もうひとつ心残りは
最後に肥田さんを送り届けた時
肥田さんに辛くあたってしまったことでした







でも
やっぱり
肥田さんの事について想いだすのは
やっぱり食事に連れて行ってもらった記憶




ゴルフに連れてってもらったり
グアム島に連れてってもらって
学ランを脱ぐように説教されたり(結局脱がなかった)という記憶もありますが 





やはり
印象深いのは
はじめて焼肉を食べさせてくれたり
デカ盛りのステーキ屋さんに連れてってくれたり
ロシア料理をご馳走してくれた記憶は
今も鮮明に その情景がまざまざとおもいだされます




肥田さんに対しては
申し訳なかったという記憶よりも




あの時食べさせてくれた 
ご馳走してもらったことへの喜びと恩の記憶が
ずっとずっと心の奥深くに根づいています







そして
肥田さんの死から
もう14年近くが過ぎました




私なら家を守れる
と肥田さんから言われたのですが




その肥田さんの言葉通りのことを
現在の私は実践していません



むしろ家の自分の持ち分は手放して
母の言葉にも従わず 
勝手気ままに田舎暮らしをはじめました 




実は 
田舎暮らしをする直前 

2010年頃

肥田さんが以前かかっていた病気 
胆石に私もかかって 
2週間近く入院し すごく痛みにも苦しみました 





そして 
その病気が治ってから 
以前
自分が肥田さんに進めていたような生き方




田舎暮らしでも生き続ける
ということを実践してるような状態です





私は今こう想っています 





現在
肥田さんのお骨は
ある寺の無縁仏の供養塔に祀られているのですが



もしも
今住んでる田舎の方に自分の祖先の墓が作れたら




その時に肥田さんのお骨を
うちのお墓に一緒に埋葬したいと想っています



向こうの親族のこともあるので
どのようにすれば
それができるのかわかりませんが




ただ 
肥田さんは
これからもずっと
つきあっていける親族だと感じています





もしも
肥田さんが生まれかわった時は 
またおいしいごはんをご馳走してもらえれば
と想っています






こないだね

木更津のカフェに行った時


そこの従業員の女性が
仕事を上がってから
カフェの席に座ってお茶を飲んでいたの

何故か私の斜め前ぐらいに座っていたのを見た時




私は
さまざまな情景とイメージが
系譜図のように見えてきた





12歳の時
私ははじめて鹿野山に上った



その
10年後
私は福島県出身の
ある男性に出会った



そして 
その男性と婚約した



でも
それは呪い


呪いは生霊と違う
ノロノロと仕留めるから呪い




その男性と
引きあわせた想念は 
私に
その男性を
呪い殺してほしかったみたい




その男性はね
福島の船乗りの家系だったの


親族には市議会議員や
多数の警察官僚 
大学教授もいると言っていた




おそらくその辺りを仕切っていた
網元のバックの様な血筋だったと想う





そして
こないだ木更津のカフェで


彼に
鹿野山からの呪いが向かっているのが見えたの




何故 鹿野山かというと
彼は
横須賀の漁師の家系だったから



ヤマトタケルが
この地を攻めてきた時
一緒に攻めた横須賀の漁師の家系


 


その男性はね

本当は私に興味はなかった





好みの女性のタイプとも違うし
話もかみ合ってはいなかった





なのに私に夢中になったのは
怨霊に何かを見せられたから




怨霊の引力の業




そして彼は 
後にITの人材派遣業を起こすことになるんだけど




でもどちらかというと
もっと大きなIT企業を持ち上げている感じだった




上場してるような
大きなIT企業に
エネルギーや事業運をのせるような行動をしていた

 


網元のバックの家系だったという事が
魂的に
その行動をさせていたのかもしれない



彼が特に気をのせていた企業の一つにね



大阪から進出した
ある上場 IT企業があったの




そこの社長さんとも
親しかったんだけど



その企業で
特に親しかったのは
平社員の人だった



彼はその平社員さんを
羨望の眼差しで見ていたの


とても絶賛していて

あんなにモテる男はいない
普通の女だったらほっとかない 
大抵の女は惚れる 」


その平社員さんの事を
いつも そう語っていた






でも
その平社員さんは
世間的に言うところの
イケメンというわけではなかった





その平社員さんには
こういうエピソードがあった



彼の働いてる大阪の会社で
ある社員さんがいて




その社員さんが
仕事が全然できなくて
プログラムも全然できなくて


上司に怒鳴られて

走って会社の近くの公園に逃げて
半べそをかきながら

「 会社を辞める 」

そう漏らしていたの





そしたら
その平社員さんの人が
公園まで追いかけてきて

逃げた社員の人が半べそかきながら
「 俺 もう辞める 学もないし 」
って言った時


「 
あなたは ここで終わる人じゃありません
僕がついてきます
一緒に頑張りましょう! 」
そう言って会社に連れ戻したの



そして
会社に連れ戻された半べそかいてた社員さんが
その数年後 
その大阪の会社の社長になった




というか
会社を乗っ取ったというのが
正しいのかもしれない




でも
半べそかいてた社員さんが
社長になったのに


励ましたその平社員さんは
ずっと平社員のままだった




でもその大阪の社長さんは
その平社員さんを気にいって連れ回してたから
平社員のままだったのも
むしろその平社員さんの意志によるものなのかもしれない






その平社員さんにはね


私も
婚約者を通して
何度か会わせられたんだけど


平社員さんは 
婚約者に こう言った

「 
あなたには似合わない人ですね
もったいないくらいの

だから手を出しちゃダメですよ 」




それでね
その婚約者とは
一緒に旅行することもあったけど
暮らすこともあったけど
不思議と私には手を出さなかったの



平社員さんの言葉通りに動いていたの



むしろ旅行には
彼のオキニだったキャバクラ嬢を数人を連れてきていて

その様子を見ると
女性として私には興味がないような感じだった 




婚約者は
事あるごとにこう言っていた



「 
お前は遠くに行ってしまうかもしれない

遠くに行ってしまうかもしれない

でもその時は仕方がないような気がする 


でも逃げるな 
逃げるな 
逃げるな 」


酔うと 
うわ言のようにそうしゃべっていた





そして
私がモデルをして
ある企業のイメージガールになった時


 


その時
婚約者は社員の多数を連れてお祝いに来たけれど
その大阪の会社の平社員さんも離れた場所で目立たないところで見ていたの 




そしてその平社員さんはね




当時
私を追いかけていたもう一人の男性  
大学時代の元彼氏のことを気にしていたみたい 




企業のイメージガールになれたのは
おそらくその元彼氏がプログラムで自動投票しまくったから



彼が後で
そう言っていたんだけど



その時は
意味がわからなくて
いっぱい投票してくれてありがとうぐらいしか想わなかった



でもその平社員さんは
会場でたくさん人がいた中で
イメージガールになる直接のきっかけを作った 
その元彼氏に反応したみたい



その元彼氏はね
婚約者がいても
ずっとしつこいくらい追いかけてきたんだけど





その後
大企業のトップ内定をとったり
株でありえないくらい儲かったりしたの


その後ね
たくさんのグラビアアイドルとも
有名なタレントさんともつきあうようになって



私は以前ほど
激しく追いかけられなくなった 





でもね
こないだ木更津のカフェで
気づいたの





元彼氏がトップ内定したり
ありえないくらい株で儲かったのと 
グラビアアイドルとつきあう縁ができたのは 




その平社員さんが
あの会場で 
元彼に 何かのコードをのせたからだって 




おそらくその平社員さんは
私に付きまとって
私を持ち上げようとした
その元彼が邪魔だったんだと想う




だから
快楽をのせることで
引きはがすということを
本能的にしたんだと想う





その平社員さんはね
ふたりの女性を職場に連れ歩いてたの




ひとりは 
派遣社員の女性っぽいけど

親が米国の大手IT企業の幹部みたいな人だった 
でも自身は派遣で以前は
引っ越しのバイトをしていたという異色の経歴の持ち主だった



もう一人の女性は
ちょっと記憶に薄いぐらい存在感が無いタイプ


でもともかくふたりいた 



そして
その平社員さんは
過去に婚約者も二人いてね
共に自殺していたの



だからその平社員さんは
ずっと結婚しないことを
公言していたんだけど



でもその数年後
AKBの女性に
顔立ちがよく似ている女性と
椿山荘で結婚式をあげていた




婚約者の男性は
その結婚についてこう語っていた



なんであんないい男が
あんなドサンピンと結婚するんだ?!


合わない合わない
釣り合わない!

あんなドサンピンじゃ 釣り合わない 」




その女性は浮気性で
他にも恋人の男性がいるみたいだった





でもその平社員の人は
浮気に気を止める様子もなく
「 あの子じゃないと! あの子じゃないと! 」
と言って結婚式をあげた 






そして 
私はね
その頃 福島に連れてかれて
婚約者に
親族を紹介されたの





婚約者が
私を親族に紹介した後

私とその婚約者を引きあわせた想念はね
「 要は済んだ 」と私に言ったの 



何が済んだのかわからないけれど
「 見つけた もう結婚しなくていい 」
そんなことを言われた 







その後
私は 
別なAKB顔のモデルの女性に
その子の実家の肉屋に連れて行かれ



その子の実家で
彼女のアルバムを見せられて
その肉屋で作ってるコロッケをご馳走になった




その後
そのモデルの女性は
ものすごいセレブ婚をした




それと同時に私の婚約者は
以前ほど私に関心を示さなくなった




その肉屋のモデルの女性が
メールで私に
「 月がきれいですね 」と送った時




それを隣にいた婚約者が見た時
急に怒りだして
その後
以前ほど 私に関心を示さなくなった




前より顕著に
他の女性の影を
見せるようになった 





そんな時に
私とあなたは
であったの



あのBARの樹のカウンターで
巡りあった



今想うと
私とあなたの出会いは
肥田さんの力によるところも大きいのかもしれない




何が言いたいのかと言えばね



その平社員さんが持ち上げた
大阪の社長さんって
あなたの恩人の肥田さんみたいな系譜と間違えられていたの




その大阪の社長さんって 
偶然に客として
以前のあなたの店に来ていたんでしょ?

それはね
あの社長さんが
肥田さんの系譜と間違えられていたからなの 





それが見えたの


平社員さんと
私の婚約者の系譜は
代々肥田さんのような系譜の人を取り囲んで
時期が来ると持ちあげてみたい



それも
系譜図のように
木更津のカフェで見えた





だって
物部の人を持ち上げれば
女性を見る眼力や念力がはいるから



物部の人は
同性好き

物部の男は男好きだからこそ
女性にのめりこまず
冷静にその本質を見れ


物部の女性は
女好きだからこそ
男性にのめりこまず
その本質が見れる




でも物部の人達のその眼力はね 
別な系譜に 運ばれ続けていたの




そして
肥田さんはね 


私の体を通して
何かの想いを叶えたかったの 




死者はそれ単体では
概念を変えることはできないけれど


記憶を憑依させることで
他人の概念に緩衝を与えることができるから  




おそらく
私がねこの森に毎日ごはんを持って行くのは
植物の想いもあるけれど
動物好きだった肥田さんの想いを叶えることでもあるの



だって
私は木更津のカフェで見たから 


肥田さんとね
「 ホームレスさんにごはんをあげて欲しい 」と 
夢で伝えてくれた 私の父方の祖父は 
骨の形が似ていたことを  



骨の形的に同族だった



本当の同族は
家名じゃない




血でもなく
骨なの


骨の形が同じ者同士が
本物の同族 」(妻のことば)




ゆめを見ている気がする

わたしはずっとねていたの

まだねむっているの

まだゆめを見ているの

私は私じゃないの ゆめをみているから



何か
大きな力に動かされて

ゆる ゆると
のろ のろと

のろいの糸が
あまれているの 」(妻の詩)