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庭工事 前篇

Date :
2016年01月20日
Category :
BAR開店の軌跡





ここは
終わりの場所


終わりの風が
吹いていて


終わりの波音が
なりひびいてる

何かが終われば
何かがはじまる 」(妻の詩)




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さて 
1月10日
庭工事がいよいよ着工いたしました




当初
工事期間は
10日間ほどということで


初日の朝
電源の案内をする為と 
着工前の撮影の為 
私も訪れました



見積もりに着ていただいた庭師の方々は 
3名ぐらいでした

なので 
当初工事も3-4名ぐらいで行われるのかと想ったのですが



現場に向かってみると 
見積もりに着ていただいた方と
違う顔ぶれの方達が3-4名ぐらい現場に来ていました 


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着工前の撮影をしながら
今日の総人数を確認したところ
7名ぐらいではないかということでした 



人数を確認できたので 
差し入れの為
近くのデイリーストアまで車を走らせました


富津のデイリーストア 
ここでは焼き立てパンが買えます
焼き立てのパンと暖かいドリンクをもって現場に戻りました



しかし現場に戻ってみると
誰一人いらっしゃいませんでした



しばらく手持無沙汰で
家の中で冷えていくドリンクと
パンを持って待っている状態でした 


30分ぐらいして 
妻から 
「 電話をして見れば? 」
と言われたので 
代表の方に電話をすると


どうやら一度現場に着た後
近くのコンビニで作業の方全員が集まって
そこで朝食休憩をとっていたようで


慌てて
その後
いらっしゃってくださいました


もう食べてしまった後なのでしょうが

私はとりあえず
パンとドリンクを 
代表の方に手渡してから 
電源のブレーカーの場所を教えてから
現場を後にしました 


帰りがてら
集結してる車を見ると 
人数は7名どころではなく
10名ほどで
重機やトラックの他
電源車のようなトラックも含め
何台も車両が着ていました


パンは20個ほど買ったので
余裕はあるのですが 
ドリンクの数は足りてませんでした


それに
居並ぶ車両の数を見て
これは工事予算が相当かかるだろうなあ
と想いました


当方が支払う
工事予算は税込出張費込み130万円ということで 
もう決まってはいますが 







巨石の置き換えだけでなく
家のコンクリートまわりの除去
木の植え替え 
水道の移動
門柱の撤去 
そして裏の浄化槽等の撤去
2つの小屋組み入り口と物置の撤去もあり 
ついつい工事費の原価の方を心配してしまいました




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そして 
深夜
ねこたちへのごはん配りをした後
妻と共に
現場に戻ってみました 


以前の居住者の方がドア代わりに作られた正面の小屋は撤去され 
駐車場の角部分の巨石は大きく削られています 
数百キロ以上ある石がゴロゴロと横たわっていました 


その横には
シャベルカ―が置いてありました


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次の日
午後に
妻が割と好きな
富津のイオンモールにあるドーナッツを差し入れに向かったのですが
その日も巨大な重機や電源トラック?などが数台作業をしていました



作業の方が何人がいらっしゃるか
わからなかったので
その日は果汁1リットルサイズ数本と
プラスチックのコップを用意しました


作業を 
ちょびっと見たい気持ちもあったのですが
妻から
「 見られてると作業の方が作業しづらいでしょ 」と言われたので

ドーナッツを渡し
手早くかえりました



そしてさらに翌日は
木更津の線路の近くにある
塩大福が有名な店で塩大福を20個ほど買って
お茶の大きなペットボトルとプラスチックコップを差し入れに持って行きました


しかし
午後4時ごろ
小雨交じりの中到着すると 
もう作業の方はいらっしゃいませんでした


電話で聞いてみると
大型の重機を使うのはその日が最後のようで
その返却の為に早めに帰ってしまったとのこと


なので
その塩大福とお茶は現場に置いておいて
翌日にいただいてもらうことにしました


ただその塩大福
生もちを使っているので
翌日だと少し固くなってしまうかもしれないとちょっと心配し

後で固くなったら
レンジで 暖めてくださいとのことを伝えました



翌日
1月13日は昼には現場は行かなかったのですが

工事の進捗状況は 
夜ごと現場を訪れて 
作業の進行状態をこっそり確認していました


崩された石垣と並行して
新たに作られてる石垣部分が
日を追うごとにパズルのように石が組み合わさっているのを見て
妻は 感嘆としていました

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差し入れはなるべく持っていくようにと言われていました


でも

重機を使わなくなると
現場の作業員の方の人数も少なるのかもしれないと想い
電話で伺ってみると
翌日1月14日は4名で作業をしているとのことでした



そこで
木更津の祇園にあるバームクーヘン屋さんで
色とりどりのバームクーヘンベースのケーキを4個買って 
人数分のお茶を差し入れしてきました





1月15日は
私の大好物の鋸南の塩クリームブッセをやはり人数分×2個づつ
差し入れしました



差し入れする時
自分達用に3個ほどブッセを買ったのですが
やはり何度食べても この塩クリームブッセはおいしい!と想います 


その塩クリームブッセのお店は
鋸の形をしているバームクーヘンが名物なのですが
味の観点ではそのバームクーヘンは凡庸な味で
この塩クリームブッセの方がはるかに 美味しくて
名物にふさわしいような気がします






毎日寝て 起きるたびに
何かが死んでいる気がするの


かわいそうに
死んでしまった
私の記憶達


時々
記憶の断片をかき集めて
過去を夢見るの



過ぎ去りし日々の夢


そうすると
死者達が夢に出てくるの

私の夢に出てきて
過去の記憶を見せてくれるの


住んでいた頃の情景
その頃の様子 

様子は空気
形じゃなくて 空気を記憶している人もいるから 



生きていた時に大切にしていたもの
その想い出のアルバム 



それはとても強い記憶で
過去を復元しようとしている


引力だね


消えてしまった自分を復元しようとする力

自分が自分であることに
執着していく力 


それが生命力

生まれ変わりって
そういう意志から生まれるんだと想う  




はじめて来たのに
なつかしく感じるのは
同じ空気を感じた時



記憶の中の空気を感じた時
魂の記憶は復元される  」 (妻のことば)






そういえば
代表の方から
庭の石がきの岩の庭石が
どうしてもいくつか余ってしまうと言われました




私は
もし庭石を引き取っていただけるのなら
庭石を壊さず有効利用していただけるのなら
その方がありがたい旨を伝えました




すると翌日
置き場がなく転がっていた大きな庭石は 
すべてなくなっていました




次回は
庭工事が完成した後の様子をアップしたいと想います





今回
写真の枚数が多くなったので 
前編として記事を書かせていただきました

 




庭が変われば 
大きく動きはじめていく  」

その言葉通りに
現実が大きく動きはじめていければ
うれしいなと想ってもいます