フィクサー
序列はなくなる
http://blog.livedoor.jp/ushirodate/archives/45261495.html














私の中の 私が目覚めてしまう 」




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庭に
3人の男の人がいた


4人で打ち合わせをしているのを見て 




ふっと気づくと 
私は
家の周囲に広がる 広い森のような野原を歩いていた






気づくと そこを歩いていた 
そんな感じ



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奥の方に
とても趣のある廃屋があった 

青紫の朝顔が咲いていて 



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私はその家の前に呆然と立ち 
ふと 想った


誰かが呼んでいる気がする

おいで おいで 

私を呼んでいる気がする


私に来てほしがっているのを感じる



でも近寄ると
誰もいなくて
がらんとした廃墟だった




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白昼夢を見つめるように
呆然と立ち尽くしていると


過去の情景が見えた

2000年前 3000年前の情景だった気がする


 
しいかの山が見えた
山の近くの土地のイメージが見えた 


その土地は
人の霊能者を求めていて 


それを見ていると
声が聞こえてきた



でも声が聞こえて
イメージが見えた途端

傍にいた
一羽のからすがけたたましく鳴いた



そのすぐ後

傍に住んでるおばさんが
 
一人で大声で 
こんな言葉で 騒ぎだした


待ってたの! 待ってたの! 」


そのおばさんは
家の中でテレビを大音量でつけはじめ



その後
近所の大きな家の方に小走りに駆けてった

その後
近所の車もぐるぐる動きだした




まるでそのおばさんは

大きな家とテレビの中の人達に
何かを報告しようとしている感じだった 


何を報告したのかはわからなかったけれど
からすが聞いた
何かを報告した気がした 」(妻のことば)






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昨日
ちくさあの家に
庭の見積もり依頼をした業者さんがいらっしゃいました 



電話で見積もりを依頼して
翌日すぐ駆けつけてくれたのですが

当初一人で来るのかな?と想っていたら 

遠方にもかかわらず
3人のスタッフで
見積もりに着ていただきました




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挨拶もそこそこにして
早速見積もり作業をしていただきました


私は一つ一つ
してもらいたい作業を口にしました


作業をしてもらいたい内容は 
大まかに分けて4つです 


庭石の移動
植栽の移動
家の周囲の大部分のコンクリート撤去
物置小屋の撤去




ちくさあのその家は
玄関と駐車場部が分かれている作りで




駐車場はとても狭く
小型車でも 出し入れに気をつけないと
側面の大きな庭石にぶつかるような造りをしています




玄関と駐車場が離れている為


雨の日でも
狭い駐車場から一旦表の道に出て
家の玄関に向かうような造りで
なんとも使いづらい庭の作りをしています



以前の住人の方もとても使いづらかったようで

入り口は既に封鎖されていて 
駐車場の横に家の窓に面した物置が設置され  
そこに鍵付きのドアをつけて
そこを通用口にしておられたようでした



まず何より狭い駐車場を広げないことには
車も停めづらいですし
これから次々くる工事車両も止めることはできません


なのでまず駐車場の脇の庭石を移し変え
駐車場を広げて欲しいと頼みました 




そして
使いづらい入り口とその動線を庭石で閉鎖して 
そこに駐車場を広げた時に抜く予定の木を植えかえようとおもいました




こう言われていました 


「 
木を切らないで 

枝が残ってる木だけじゃなく

幹が切られて
根っこの部分だけ残されて小さくなってる木の根も 

そのまま植え変えて欲しい

木は古い土地の住人

  

だから木を切らず 
一つ一つ植え替えして欲しい 」



庭師さんに
託されたその要望を伝えると
すぐに移植する木の本数を数えはじめました


そして
根元近くまでバッサリ切られた木の根っ子を見ながら 

芽が出てるので 
いつか元の大きさの幹に戻るかもしれませんね 」

そう言っておられました


 
しかし最も労力がかかりそうな部分は
家の前面に張り巡らされている庭石の移動です



クレーン車を使わないと
庭石は移動できないので


そして家の前の道幅も狭いため
クレーン車を
上手く効率的に止めないと 
近隣から苦情が来てしまうかもしれない
とも想いました



そして同じく言われていた
家の周囲のコンクリートの撤去も
かなりの範囲に及びます




その業者さんは
小規模の工事の場合
即日見積もりを頂けるそうなのですが




話を聞いた後
大掛かりな工事なので
見積もりに数日以上かかると言われました



一体どれぐらいの
見積もり金額になるのでしょう?



でも 
妻からは庭のリフォームを
まず優先させてほしいと言われました




なので 
庭の金額が予算オーバーすると 
内装工事費に使われる予算もだいぶ削られてしまいます



もし
BARの内装予算は出なくなった場合 
庭だけ先にリフォームして


銀座のBARで
その後の予算をねん出するという生活が待っていそうです

 


そういえば見積もりで打ち合わせしている時
家の裏側に業者さんを案内した時

その土地ではじめて
おおきなカマキリが止まっているのを目撃しました


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緑色の大きなカマキリ


その姿が 
やけに印象的でした






森を歩いていると

黒い大きな蝶があらわれた



蝶は何度も私のまわりをぐるぐる回った


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目の前に小さな畑があって 

ここ 
ここ 

ここも

私の骨が埋まっている 



まるで夢を見ているかのような光景だった



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森を出て 

大きな黄色い家を抜け
海の方へ向かうと



大きなとんびがやってきて

私のまわりをぐるぐる
渦を描くように飛んだ 」(妻のことば)





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打ち合わせが終わった後
3人の庭師さん達は 
まだ少し庭を見ていく様子だったので




ひとまず先に
私は海辺の方に歩いてる
妻の方へ向かいました



するとその時
大きなとんびが 
空を飛んでいるのを目撃しました




大きなとんびは
妻と私の間の空を
優雅に舞っているようでした 





その後
ふたりで浜辺に出ると



先ほどのとんびが
また悠然と姿をあらわしました






そのとんびを見ていると
ふいに防砂ネットの方角から2羽のからすがあらわれて
とんびを執拗に追いかけまわしました


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とんびとからすの追いかけっこは
今まで映像では見たことはありますが

実際に見たのは これがはじめてです



https://www.youtube.com/watch?v=bs2eVDsCzgY&feature=youtu.be





そのまま
とんびが2羽のからすに追い立てられ


そのまま海の方に追いやられる

そう想ったのですが


とんびはいきなり 
からすの方に向きを変えると
2羽のからすを鳴きながら 
蹴散らしはじめました



PA110102




すると
その動きを見た防砂ネットに止まっていた


別のからす達が 仲間の加勢に
一斉にとんびに飛びかかっていきました




5羽のからすと
1羽のとんびで激しい攻防戦が繰り広げられました 


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しかし
1羽のとんびは
あっという間にすべてのからすを追いはらうと



また悠然と
浜を飛び
それから 
私たちの車が止まっていた駐車場の付近を舞うように飛んでいきました 




https://www.youtube.com/watch?v=ILhNgtghUaw&feature=youtu.be






車に戻ると 
妻は堰を切ったようにこう言いはじめました




あの家の庭は
ここを封じろの作りをしていた




たぶん
あの庭を昔作った人が 
海から新しいエネルギーや富が
降って来るのを封じる作り方をしたの


その作りに動かされ
大工さんは
あんな見積もりを出してきたの



封じろの庭の指令通り
こちらの意や動きを封じるような見積もりをわざと出してきた




だから 
あの大工さんじゃダメ 

ダメなの


からすは引力よりも 
飢餓に反応するから 



建物や
道の作りの通りに動き 飛び回り 

土地を枯れさせて
飢えさせようとする 


あの庭は飢餓を作る造りなの


土地の気を飢えさせて 
土地も人も飢えさせるような

そんな作りの庭 」(妻のことば)





浜辺で
2羽のからすが 
とんびさんを追いだそうとしていた


とんびが海まで追いつめられた時


声が聞こえてきたの 


とんびさん 負けないで

あなたはからすよりも力がある 

ここはあなたの土地 からすの土地じゃない 」



その声が響いた後

とんびは 
2羽のからすに反撃をしはじめた





すると他のからすもやってきて
多数で 
1羽のとんびを追い払おうとしたけれど 




とんびは風を起こしたの 


その風の力で
からすは方向感覚を失って 
散り散りにされてしまった


あれは嵐かもしれない



台風の目はとてもとてもささやかに
あんなにささやかに 巻き起こるの




その後 
言葉が聞こえてきた



私の中の私が目覚めてしまう 」 




私は想いだした

からすが鳴く前に 
あの土地で教えてもらった声を ことばを




富の中心は霊能者

霊能者のまわりに富が集まるの


飢餓では富は一定量しか運べない 
 


だからこそ短命な者達は 
安直に飢餓を増やそうとするけれど 




でも
気に飢えたものが
霊能力を得る為には


飢えた状況で
且つ霊能者を舞い上げさせなければ 
その能力は吸えない




霊能者は
飢餓より 富を増やせるの




財物や現実を得た男達は
力を得た後 
もっと富を増やそうとして


いつの時代も
霊能力者に群がった

 

それは古代からずっと変わらなく 
政治はいつの世も霊能力が中心だった 



そういえば私を観覧車にのせたあの男は

寺で幽霊を見た話をしたら
とても激怒した


2度と そんな話をするんじゃないよ 」


口調はにこやかに
でも目と表情は脅すようなすごい形相をしていた 


あの時 私は
この男の人は 幽霊が怖いのかな?


そう想ったけれど

今だからわかる



あれは
母に気づかれたくなかったの 



母が聞いたら
おそらくその瞬間 その男の人は偽物と気づかれるから


母は霊能力に集まる 男達を操縦したかったの

力を持った男達を操縦できるぐらいの霊能力に憧れて 

だからある時期まで
霊能力を持っていそうな者達に尽くし続けたの 


母とその系譜は
霊能力を持っていそうな人がいれば
時に権威を超越するくらいの力で 徹底的に庇った


でもあの男の人に 
木の言葉は聴けるはずない

風水もわかるわけない 



だってあの男の人は
木の言葉より
いつも母の顔色に意識が向いてるから 



霊感ないことがばれたら
エンブレムの人みたいにやられちゃう  」(妻のことば)



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私の中の私が目覚めてしまう

待ってたの 私が来るのを 待ってたの   」 (妻が発した詩)













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