フィクサー
序列はなくなる
http://blog.livedoor.jp/ushirodate/archives/45010123.html
http://blog.livedoor.jp/ushirodate/archives/45010123.html
「
ここは
はかば
ことばはない
言語は音なの音 」(妻が今日口にした詩)
さて
最初の見積もり依頼から
約ひと月
昨日
本見積もりをお願いしていた大工さんに
ようやく見積書を提示していただきました
その金額は私が想定していた
高くなってもこれぐらいかな？
これ以上になるとちょっとキツイかも
そう想ってた金額より
はるかに高値の見積もりでした
大工さんにはあらかじめ
キッチン ユニットバス トイレ
洗面台 店の備品やカウンター 照明器具
などの備品は
当方がネット通販などで買った廉価品を用意して
大工さんはそれを据え付ける工事をしていただくということで
合意していました
そして予算がないので
内装は基本
OSB合板とラーチ合板
床だけは無垢の杉板
後はクローゼットや店のカウンターの棚なども
大工工事でしてもらおうと想っていました
なるべくコストカットをして
安く見積もってください
そう言って出てきた
それら家の部分の大工工事に
水道工事
電気工事
庭の修繕を含めて見積もられた金額が
税込みで
1800万以上でした
これは
キッチンやトイレ
ユニットバスなどの設備費を除いた金額です
さらにBARの部分の大工工事を除いた仮見積もり金額です
BARの部分の予算は
この見積もりの他に
大工の手間賃日当と材料代が
後で
別途会計になるとのことで
BAR部分の大工工事や
設備品の取り付け費などをすべてを入れると
総額2500万以上になるのではないかと推察されました
見積もりを説明されたのですが
水回りで最もかかるのはやはり先日懸案となっていた
合併浄化槽の設置代金でした
営業許可をもらう為に
最低限必要な合併浄化槽が25人槽
その
25人槽の設置工事だけで
穴を掘ってコンクリを打って配管をつないで
埋めるだけで270万以上かかると言われました
見積もりは設置工事の代金だけ
設置する予定の
25人槽の合併浄化槽本体の金額は入っていません
25人槽は定価で400万近くしますが
ネット通販で買えば80万以内で買えます
でも270万の工事費と合わせると
それだけで350万以上
そして庭回り工事は
庭石の移動や
植木の移動
コンクリや門柱の撤去
2か所の物置小屋の撤去で
160万以上の見積もりでした
庭と浄化槽を合わせて
500万以上
500万は
以前 私が銀座でBARを開店した時
このボロボロ状態の店を
７ｍの栃のカウンター込みで内装してもらった金額が500万でした
トイレの壁移動
控室
合わせると７ｍ以上の3枚の栃の木のカウンター
床の造作
壁天井の張り替え
防水工事 造作工事
100キロ近い一枚板の建具の扉も含めて
500万
でも今回の見積もりによれば
合併浄化槽と庭いじりで
ほぼ前回の内装金額全額が費やされる形になります
私はこの数年
ネットで
さまざまなリフォームの事例を見てきました
多くの事例が
システムキッチン ユニットバス 洗面台を業者が用意して交換して
外壁を全面塗り替えて
クロスやフローリングをはり変えたのも含め
家一軒のリフォーム平均価格は約3－400万円位でした
なので
いくら店部分の改装部分があるとはいっても
システムキッチンやユニットバス
店の備品を施主支給で行えば
工事の実費は500万以内で済むかと想っていました
かなり甘い見通しでした
ただ
見積もりを丹念に見ていくと
当初言われていた物と違う予算が
多数計上されていることがわかりました
当初
その大工さんはなるべく柱はとらない方がいい
そうおっしゃっていたので
こちらもその腹積もりでいたのですが
その見積もりには柱のかなりの部分を撤去して
それに変わる補強工事をする予算が複数計上されていました
また自宅用のトイレの壁なども
作らない予定で
脱衣所に
洗面台洗濯機 むき出しのトイレを並べ
それを図面を示していたのですが
何故か図面が書きかえられ
脱衣所を狭くするようなトイレの壁が設けられていました
テレビの線もいらない
エアコンも使わないと言っていたのですが
それらを据え付ける予定の電線設備まで
見積もりの中に入っていました
もちろん線はあっても
エアコン本体は見積もりには入っていません
でも
いくらなんでも
1800万円は用意できません
借り入れで
1800万内装したら
今 妻がしているような猫のごはんあげをする経済的余裕はできませんし
なによりその1800万の見積もりには
キッチン
トイレ 洗面台 ユニットバスなどの
本体設備価格は入っていないのです
しかし
その見積書を見て
愕然とすると同時に
どうしよう
このままだと庭ぐらいしか工事できないかもしれない
もしかすると
田舎でBARをすることはあきらめないといけないかも
そう想い悩みました
でも
妻は見積もりを見て
すぐにこう想ったようでした
「
これ以上
この人に見積もりをだしてもらっても無駄
だってこのボロ家を見て
この見積もりをつけるってことは
たぶん作業してるうちに
どんどん金額がかさんでいくはず
木更津で土地付きで
新築の家は1600万で買える
無理
」
そして
見積もりを受けとった帰り道
妻は
こんなことを言っていました
「
あの大工さん
最初に会った時と
人が変わってた
というより
体が怯えていた
体感的に
恐怖におびえていた
想念的に
何かに怯えてるようだった
そういえば以前
アイヌの酋長に家を作ってもらおうとした時
最初
平屋の家なら500万でできるって言われたでしょ？
でも
材料代で数百万円以上払って
家を作る為と言われ
軽井沢の自動車屋さんを巡る旅もお供させられ ホテル代も払って
会うたび 人がどんどん変わっていった
そしてその年の6月
預けていた梅の木が枯らされて
まだ
土地も買ってないのに
建設作業代をタイムカードの時給で請求された
あの時と同じ
最初は丁寧で安く作ってくれそうな人だったのに
会うたびに人が変わっていく
今日もいた
うしろの水道屋さん
おそらく彼らの表情からすると
誰か
女性の嫉妬に
動かされたんだと想う
何故
その女性があなたを妬んだのかはわからない
貴方の店を邪魔するような
指令をだしてるのかもわからない
もしかすると貴方が夢で女性に見えることが関係するのかも
でももし僻地のBARを奪われたら
私たちは代わりに何を手にするのかしら
ともかくあの大工さんは
頭はともかく
体は怯えていた
体が
怯えながら
でも仕方なく
恐る恐る
見積もりを出していた 」
「
あなた
昔からいじめられやすかったんじゃない？
」(昨日の見積もり後に発した 妻のことば)
妻に
そんな感じの事を言われたのですが
まあ
確かに小中高
幼稚園も含めると
12年以上 いじめられ続けていた記憶はあります
だからといって
それが大人の契約の
見積もりや家やBARと
何か関係するのでしょうか？
ただ見積書を前にして
私は愕然としました
しばらく
意気消沈状態が続き
何をしても無駄なのかな？
と想いはじめ
見積書をトランクに放り込みました
一応
その大工さんには
減額見積もりを依頼したのですが
ただ見積もり書を見た限りでは
限界はあると想いました
そしてその日
あまりにショックだったせいでしょうか
とても不思議なことなのですが
その夜
私は今まであまり見なかったような夢を見ました
それは妻が見ると言っていた
夢の種類に近い夢でした
昔の渋谷駅の通路を通って
昔の東急文化会館が改装したとのことで
新装した中の映画館に向かったのですが
エレベーターに最初に乗りこんだにもかかわらず
その後何人もの乗客がやってきて
エレベーターはすぐに定員オーバーとなりました
私は一番最初に乗ったにもかかわらず
そのエレベーターを追い出されました
出てくように促したのは
マガジンハウスの会社の方でした
なのでエレベーターを使わず
階段でエレベーターより早く
上の階の映画館に向かおうとしたところ
途中の階で
ビルの中に図書館がありました
大きな書店のような図書館
たくさんの人達が
テーブルに座って煙草を吸いながら歓談していました
あるコーナーにはドイツの世紀末のような画集や美術書がたくさん置いてありました
図書館の中で
戦前の日本の姿が見えました
あたたかな日だまりの様な光景
そして満州で
日本は戦争に負け 情景は一変しました
ソ連軍がたくさんの人をレイプし殺していました
連合軍の人達に捕まった女性がいました
その女性も殺されるかと想いきや
連合軍の女性達に
ある建物に連れて行かれ
建物の中で
何かを受け渡してるようでした
その後その女性は連合軍の人達から
カラフルな色のプレゼントをされました
しかしそのカラフルなプレゼント
ひらひらとした紅く透明なぷるぷる
よく見るとそれは大きな寄生虫でした
うにょうにょとしたヒルやヤスデを大きくしたような
カラフルにした寄生虫の束を
連合軍から渡されていました
そして
その夜から
日本の夕闇にたくさんのカラフルな寄生虫が
あらわれるようになりました
大きな黄色い回線虫が
公園の砂場からも現れて
この国には
こんなにカラフルで大きな寄生虫が
たくさんいたのか？
それは
戦後に起った情景変化でした
そして再び
ドイツの美術書コーナーに戻ったのですが
そこに居るのはたくさんの老人でした
老人たちは死ぬ前に
毎日ここを訪れ
ここにいた残像をつけたいんだなあと感じました
目の前に
白いいびつな貝殻型の灰皿がありました
そこにお金を入れると
声が流れて映画がはじまりました
ただよく見えなかったので
ゴシゴシと灰皿をこすると
少しづつ
手塚治虫の白黒時代のアニメが映し出されていたのを見えました
そのビルに行く前
駅近くで
木村拓哉がたくさんの人に何かの命令を発していたのが見えました
何故そんな夢を見たのかは
わかりません
でも
その夢を見て起きた後
一から見積もりを作りなおさなければと想いました
そして
いくら話が合ったからとは言って
一社を信頼して
そこに見積もり依頼をするのではなく
さまざまな工事ごとに
複数業者の見積もりを依頼していこうと想いました
庭工事は
便利屋さんを含めて
造園業者など複数社
大工工事は
他の上総の大工さんや
昔からのつきあいのあるBAR専門の内装屋さん
それでも高コストならば
人材派遣センターなどを通して
大工さんを紹介してもらおうとも考えています
ベランダバルコニー業者も
2社以上の見積もりをお願いして
浄化槽の設置会社も複数見積もり依頼
おそらく手間と
時間はかかるでしょうが
ともかく予算は足りません
ひとつひとつの見積もりを
細かくとるしかないと想いました
それでも予算オーバーになるならば
別な展開を考えてみるのも
一案だと想いました
1800万ならば
まだ都心や
銀座にBARを構える方が
はるかに簡単で安上がりだからです
「
昨日の現地での一件
あれは
契約というか
音と音の成立
骨と骨が響いて認証してた
たぶん
あの棟梁の骨型の人に
財運が配られるはず
そう言う音がした
そしてね
その見返りに
あの骨型の系譜から
生命力か魂の寿命
それが減っていくのを感じたの
ボロボロの服で
なるべくなるべく安くしてくださいと
お願いしたうえででてきたのが
相手方の望み 相手方の請求
それは新築以上の額だった
それをあの地の骨が認証した
あの場所は墓場なの
本物の墓場
古代の墓場なの
見積もりを作る為に
鍵のスペアを作ったって言ったでしょ？
たぶん
誰かが命令したんじゃないかと想う
ある意味
呪いのように力のある鍵になったはず
たぶん財運を望めば
財運が流れてくる鍵のはず
ただそれ相応の対価
生命力 魂の寿命
そのどちらかが失われていく
あれは
あの大工さんの本性なんだと想う
人は
墓場では本性がでるから
社会での私は社会運０だけど
墓場での私は別嬪なんだ 」(今日妻が口にした言葉)
「
人は墓にはじまり 墓に終わる 」
(妻が今日口にした詩)
コメント
1. mvz 2015年10月09日 14:49
私の夫なら、すぐに大工を変えます。そしてまた、その時を待つんです。
今もまた、待っています。
すべてのことがよいようにはこばれてゆきますように。
2. 216144 2015年10月09日 14:49
新築、改築は葬式と同じで
どこの業者もふんだくってくるからなあ
うちは登記すら自分で法務省に行ってやって
室内の壁塗り・家具ほかあちこちＤＩＹした
初めて作ったりやったりしたことばかりだったけど
専門知識や道具などネットで調べながら優先順位を決めて 少しずつ
今は庭のＤＩＹやってる
本当にどうしようもないことだけ業者（またはレンタル機械）を呼ぶけどね
3. まーちゃん 2015年10月09日 14:59
唖然
どう見ても
お金無さそうな
ボロボロの服着てる人達に新築以上の見積り出すなんて
正気の沙汰とは想えない
『
あの場所は墓場なの
本物の墓場
古代の墓場なの
人は
墓場では本性でるから 』
嘘つけない土地ってことかな…
それにしても
大半の男性は女性に操縦されてしまうんだな～