
今まで長い間当ブログで活躍してきたインテルB85チップセット搭載のマザーボードを利用したサブPCも、じわじわと60fpsで動かせないゲームが増えてきたので、そろそろこのインテル第4世代PCチャレンジ企画も終焉となりそうです。
でも、その前のマザーボードが故障して緊急で購入した(約6500円)ものだったけど、かなり優秀で大満足なPCになってくれました。
このブログでは、50タイトルくらいのゲームの動作テストを行ってきたけど、Core i7-4790K+RTX3060Tiで快適に動かせないゲームはほとんど無かったです。
このサブPCに、そろそろ限界を感じてきた(使えない訳じゃないけど)し、強力なグラフィックスカードも購入したので、メインPCにバトンタッチしたいと思います。
PCケース


わたくしと言えば「さくら」なので、PCケースはCooler MasterのSilencio S400 Sakura Limited Edition
2022年春発売の限定モデルで、ホワイトのベースにピンクの花びらを散らしたオシャレでキュートなデザインがお気に入り!
そして、機能や品質面も今まで購入したケースの中ではダントツに良いハイエンドミニタワーケース。
価格は、約15000円也←高い!
同じデザインのはもう買えないけど、USB-タイプCを備えた後継モデルは現在でも販売中で、価格は最安で約13000円←やっぱり高い。
フロントをアップで撮影。
う~ん、なんてキュートなのかしら・・・
こんなPC、他にある~?
トップは網状になっており、蓋で閉めるかメッシュにして放熱にするか選べる。
今流行りの裏配線もでき、ARGB/PWMハブもありファンの増設やライティングにも困らない。
サイドパネルには吸音材が付けられ、電源を置く所にはゴムを装備し振動による騒音を吸収。
高さ40cm 奥行40cm 幅21cmとミニタワーらしいコンパクトさでありながら、冷却性、静音性、拡張性とこれと言ってケチのつけようがない完成度なのもお気に入り!
CPUクーラー
これまた、Cooler MasterのHYPER 212 HALO WHITE Sakura Limited Edition
2023年春発売の限定モデルのCPUクーラー。
製品としては、Sakuraの付かない通常モデルと同じだと思われます。
購入価格は6000~7000円程度だったと記憶してます。
静音性や省スペース性に優れ、冷却能力はDeepCoolのAK500にちょっと及ばない程度だと言われています。
Ryzen5-5600Xくらいを冷やすには十分な冷却性能(5800X3Dはキツイ)
箱を開けると桜デザインのキュートな姿が。
右は、付属品一式。
真っ直ぐなのがAMD用でバックプレートも必要ないのが良いですね。
CPUとの接地面はこんな感じでヒートパイプは4本というよく見るやつ。
作りはとても丁寧で、CPUクーラーにうるさいあの人も納得するでしょうww
コンパクトと言っても、とても背が高い。
ファンは12cmで、ほとんどのミニタワーケースに収まるでしょう・・・(多分)
マザーボード
ギガバイトの安物からアスロックのB550M STEEL LEGENDに交換。
こちらは、発売当初は2万円以上していた高額なモデル。
なんか、箱の大きさから格の違いを感じますw
といっても、中身はマニュアル2冊、SATAケーブル、保証書、ノベルティー等で、そんなに良いものは入ってなかった。
STEEL LEGENDというだけあり、金属の質感をイメージしたデザインが格好いいかどうかは人によるw
電源は10フェーズ、Dr.Mosとかなり強力で大きなヒートシンクも装備しており、 Ryzen9-5950X等をフル稼働させても耐えうるかも(まぁ使わないけど)
個人的に、マザーボードを包むようにスポンジに囲まれてるのがポイント高いです。
作業する時の保護になるので有難い・・・高級品になると、こういうのもあるんですね~(安物のギガバイトには当然無い)
裏から見るとこんな感じ。
マザーボードも机も痛まなくて良いですね。
特徴的な所をピックアップ。
ただ、これらが後で悲劇を生もうとは・・・
CPU
AM4ゲーム最強のRyzen7-5800X3Dもあるけど、このブログの企画の為にRyzen5-5600Xへ。
5600Xでも、Core i9-9900Kを上回る性能を有しているのでまだ十分現役で使える。
これで、Core i7-4790Kでは60fpsを出せなかったゲームも出せるようになるかも?
中身は、CPU、ペラペラの紙、エンブレム・・・そして、冷えなくてうるさくて取り外す時確実にスッポンする純正クーラー。
厳密に言うと、使えない訳じゃないけど別にお勧めもしたくない。
3000円くらいで、これより遥かに優秀なCPUクーラー買えるんで。
メモリ
なんの変哲もないメモリ・・・と言おうとしたけど、どう考えてもこの中途半端な萌えキャラのパッケージはおかしい。
スペックは、DDR4-3200(CL22)という一般的なもの。
サブPCは、一応DDR3-2200(OC)まで対応していたけど、ネイティブに拘ってDDR3-1600(CL11)にしたので、DDR4-3600(CL16)よりDDR4-3200(CL22)に。
今は、メモリがあり得ない価格になってるから、こんな普通のメモリでもいくらするのやら・・・
SSD
PCI-E4.0最速のサムスン990PRO with Heatsink 2TB
といっても、速度はどうでもよくてたまたま値下がりしていたのを見つけただけ。
メインPCの組み立てで最悪な事態を引き起こした犯人でもある。
この記事をここまで見てきて、鋭い人ならこの時点で気付いたと思う・・・
グラフィックスカード
ゲーミングPCの主役と言っても過言ではないGPU。
この写真だけじゃなんなのかわからないけど、アスロックのRadeon RX9070XT STEEL LEGEND
「Radeonの一番良いやつを頼む」と言ったら出てくるやつ。
どうしても「ガンプラ」っぽく見えてしまうのはホワイトモデルの宿命か・・・
13万円もしたハイエンドRadeonだけど、付属品は保証書と自作できる人だったら誰も見ない簡易マニュアルのみ・・・
その分、他社製より価格を抑えたんだろうけど。
大きさの割りに重量は1155グラムしかないせいか、ステー(支え棒)も付属しない。
最初は、このRadeon RX7800XT Sakura Editionが欲しかったけど、長すぎてケースに収まらなかったので断念。
でも、もしコレ買ってたらRX9070XTは間違いなく買わなかっただろうなぁ・・・
電源
まぁ、なんの変哲もないシンプルな電源ユニット。
750W、80PLUS GOLDのフルモジュラータイプ。
ただ、この電源も組み立てを苦労させてくれました。
組み立て苦労ばなし
長年、PCの自作をやってきたけど、今までで組み立てに一番苦労させられたPCになってしまった。
メインPC組む時、初めて撮影しながらの作業だったし。
画像探すのにも苦労した(一部画像がなくなった)
とにかく・・・出ない!
リアルに10分くらいかかった。
最初からこんな感じだったから嫌な予感はしてたw
CPUクーラーのネジ回しにくい。
こんなのは、まだかわいいもんで。
SSD用ヒートシンクがマザーボードにあってSSD側にもあって・・・これどうするの?
SSD用ヒートシンクの無いマザーボードも持ってるから一応ヒートシンク付きのSSDを選んだけど裏目に出てしまった。
やっぱり、マザーボード側のヒートシンクがSSDとチップセットで共有するタイプ(一体型)なのが最悪。
独立してれば、SSDの方は使わなければ良い訳で。
あと、SSDに付いてるヒートシンクは、分解して外せないのかしら?
必要なければ簡単に外せるものだと思ってた。
色々考えた末、取り敢えず二つ目のM.2スロットで使用する事に。
ただ、こっちはPCI-E3.0x2接続だから本来の1/4の速度しかでないという問題が。
実用上問題ないから良いけど、PCI-E4.0最速のSSDがほぼ死んでる・・・
写真無いけど、ATX12Vケーブル接続するのにこんなに苦労した経験はない。
ATX12Vケーブルが4ピン×2になってて一つにまとめられない。
更に、マザーボードのヒートシンクとケースファンが邪魔で、ファンは取り外すはめに。
ケーブル挿すだけの作業に、リアルに20分くらいかかったと思う。
そんなこんなで、今までで一番組み立てが大変だった現在のメインPC。
最初に行うのは、CPUがCore i7-4790KからRyzen5-5600XになるとどれくらいGPUボトルネックが解消されるのか?というテストからになると思う。
予想通り、多くのゲームでCPUがボトルネックとなりRTX3060Tiの足を引っ張っていたから。
この辺を軽くやって、いよいよRX9070XTの登場となる(予定)