普段の生活の中でも、スピリチュアル的な言葉の中でもよく使われるこの「エネルギーを使う」という言葉。
いろいろなところで使われていますが、この言葉を具体的に説明できる人は少ないのではないかなと思います。
今回はこの抽象的な言葉を、具体的にどういう意味なのかというように解説していこうと思います。
「エネルギーを使う」とは?
「エネルギーを使う」または「気を使う」というのは、あるものごとに対して集中すること・時間を使うことをいいます。
例えば、ある人にエネルギー(気)を使っている場合は、その人に集中している・時間を使っているという状態です。
「これを言って大丈夫だろうか?」
「怒らせないようにしないと」
「失礼のないようにしないと」などなど、
自分の思考をその人のために使っていて、多くの時間を費やしている状態になります。
満員電車の中で疲れてしまうのも、いろんな人の話が聞こえてきたり、動いたりするときに「気を使う」から。
ほかの人の話し声を聞いてしまっているのも、そこに自分の意識を集中させて時間を使っている状態なので、知らぬ間にどんどん疲弊していってエネルギーを使ってしまっています。
その場合はイヤホンをして音楽を聴くなど、周りの声に「気を取られない」ようにすることで、余計な労力を使わなくて済み、本当にやりたい活動に気を回せるようになっていきます。
エネルギーには上限がある
エネルギー(気)とはそもそも自分が何かを考えたり、行動に移したりするための活力です。
そしてこのエネルギーには、一人一人使える上限が決まっています。その容量をどれくらい使っているかで気持ちが楽ちんになったりしんどくなったりしていきます。
「周囲の人に気を使う」
「言葉使いに気を使う」
「相手の気をうかがう」
というように、いろんなところに気を回して自分の上限いっぱいまで使っている状態だと、自分のこころの容量に余裕がないのでドッと疲れてしまったり、自分がやりたいことをする活力が無くなっていってしまいます。
余裕を持って生活していくには、普段気を使ってしまっているものを辞めて自分の心にスペース(余裕)を空けることが必要です。
心に余裕があるときに初めて、人は新しいことにチャレンジ出来たり、自分らしく落ち着いて生きていけるようになります。
何か新しいことに挑戦したいと思う人は、まず何か(仕事・嫌な人付き合い・自分の習慣・過剰な気使いなど)を辞める・手放すことから始めるとスムーズに取り組んでいけるようになります。
「気楽」だと疲れない
自分が「気楽に出来ること」だったり「気の置けない仲間といる」という時には、自分が使うエネルギー量が少なく済むので自分の心に余裕を生み出していきます。
(ちょっとややこしくなりますが、「気の置けない」というのが「気を使わない」という意味になります。)
気楽に出来るものや仲間を増やしていくことで、安心して新しいことにチャレンジできるようになり、新しいアイディア(インスピレーション)も湧きやすくもなっていきます。
気楽に出来るものを増やしていくには自分の好きなことをやること、あるいは慣れるくらい何度もやることが必要です。
新しく始めた仕事もはじめのうちは大変ですが、慣れてくるとそんなに苦労せずに出来るようになったいきます。
そうなるとある程度「気楽に出来る」ようになっていくので、それを活かしていきたいと思うのならば慣れるくらい回数を重ねるのがよいでしょう。
「気づく」とエネルギーが増える
文字通り「気づく」というのはエネルギーが付く(気が付く)という意味になります。
普段の会話の中や、考え事をしている中で新しい事や違った側面を発見して「気づき」を得ると、新しい行動に移したい!と思ったり、今すぐ行動に移したい!というような気持ちに駆られていきます。
「気づく」というのは、エネルギーが新しくくっついて、あなたを前へと前進させてくれる大きな力へとなっていきます。
気づきを得るためには普段から今自分が持っている常識や方法に縛られずに、違った側面や考え方を受け止められるような姿勢を持っていることが大切です。
自分の考えに固執してしまうと目の前にヒントがあったとしてもキャッチすることが出来ずに取りこぼしていってしまいます。より柔軟な思考を持ち、新しいことを取り入れられる心持ちを持っていきましょう。
まとめ
・「エネルギーを使う」とは、そこに集中すること・時間を使うこと
・エネルギーには上限がある
・気楽なことを増やすことで楽になる
・「気づく」とエネルギーが増える
エネルギーを
上手に活用して生活を
より良くしていきましょう
▽ 施術メニューはこちら ▽
▽ 予約・お問い合わせ ▽