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基本フォーメーション

ナポリのビルドアップと対するPSGの守備モデル

PSG守備の綻び(ビルドアップ時)

PSG守備の綻び(PSG陣内での守備時)

 

ナポリのビルドアップと対するPSGの守備モデル

ナポリのビルドアップは基本的に2枚のCBと2枚のボランチ+両サイドバックが幅を取る形でビルドアップしていく。前半ではビルドアップ時最終ラインを3枚にするということはなかった

対するPSGはナポリビルドアップ時、守備時5-1-2-2を採用していた。PSGのナポリ戦での決めごとは、ディマリアがハムシク、ドラクスラーがアランを掴みに行くことだろうナポリの攻撃の起点は大部分がハムシク、アランであり、そこを封じようとしたのがPSGだった。よってナポリビルドアップ時誰かしらがボランチへのコースを切る、もしくはマークを掴みに行った結果CBからSB方向にパスを誘導する場面が多かった。

さらにSBに出たボールに対してはⅰ)原則としてにディマリアがハムシクへのコースを切りながらプレスをかる、ⅱ)ディマリアがプレスに行けない場合はムニエがSBにアプローチに行く。

ⅰの場合はムニエがファビアンを掴みに行き2トップに対して3枚のCBが掴みに行くことが可能。そのため縦方向に入ったパスをカットもしくは潰しやすいポジショニングが取れる。

ⅱの場合はムニエがSBにアプローチに行きマルキーニョスがファビアンを掴みに行く。その場合PSGの最終ライン付近でCB2枚に対してFW2枚と数的同数となる。

さらに2枚のCBに対して2枚のFWがプレスをかけてナポリが掴まったら無理をせずロングボールを放っていた。

PSG守備の綻び(ビルドアップ時)

ドラクスラー周辺での数的不利によりナポリがチャンスを作っていた。

ナポリビルドアップ時ドラクスラーの役割はアランを掴むこと。

しかし、ベルナトがマキシモビッチに対してアプローチに行った場合ドラクスラーはアランとハーフスペースに降りてくるカジェホンへのコースを気にしなければならず、2人の選手を見なければならなくなった。その結果2つの綻びが見られた。

アランに対してプレスに行った場合

カジェホンがベルナトとケーラーの間でストレスなくボールを受けることが出来るため前を向いてチャンスとなる。

カジェホンがハーフスペース(CBとSBの間のポジション)に降りることによって瞬間的に中盤で2-1(アラン、カジェホンとドラクスラー)を作っている。

アランに対するプレス強度が低い場合

中盤でアランがフリーでボールを持てるため数的不利の左サイドにボールを送ることが出来る。

ドラクスラーがゴールから遠いアランではなく、よりゴールに近いカジェホンへのマークを選択すると中盤でアランがフリーでボールを受けることが出来る。

さらに左サイドでもファビアンが中寄りにポジションをとることによってムニエを中央に引き付ける。その結果左に広大なスペースができ、そこをマリオルイが使うことでチャンスを作っていく。さらにサイドチェンジ後ナポリ左サイドで2-1の局面(マリオルイ、ファビアンルイスとムニエ)が生まれるためファイナルサードでもチャンスとなる。

 

 

また、CB2枚に対するFW2枚のプレスのインテンシティは低かった。数的同数にも関わらずCBがフリーでパス出来ることが多かったのも多少の綻びの原因だっただろう。

PSG守備の綻び(PSG陣内での守備時)

PSGは自陣まで押し込まれた際5-3-2の守備を取る。さらに最前線のFW2枚はほとんど守備に加勢しない。よって、ナポリのSBがフリーでボールを持てる場面が多々あった。SBを起点にビックチャンスが生まれた訳ではなかったがカットインからラストパスを送る場面もあったためどう改善するか。