プリクラって何がいいんだ?
今日は、友達がインスタに多分最も盛れたであろうプリクラを乗っけていて、なんだか無性にイライラしたのでここに記す。

まずあのマシーンは400円する。高すぎんだよ舐めてんのか。プリクラは確かに進化してきた。でも高ぇよ。いつ使うか分からない自分の顔シールがお土産についてくるがそんなのどこで使うか教えて欲しい。最近はiPhoneケースにぶち込むのが流行っているらしいが、別に可愛くない。というより被写体である私が可愛くないから可愛くならないのだ。あれは選ばし人間の高度な活用法である。

スマホというカメラがあってどうしてそんな高い金だしてプリクラを撮るんだ。しかもやたらめったらポーズを指示してくるわりにその指示内容があやふやだし。BGMもあざといのばっかで気に食わない。どこぞの誰かがカバーした弱々しい声で歌われる2~3年前の洋楽。まじうんち。

最も嫌なのは加工されることだ。世の中女子はそれを望む。インスタにあげていた友達もたぶん自分が最も可愛く映っていたから、自分が大学生デビューして垢抜けたことをあんに知らしめるため乗っけたに違いない。ん?なにいってんだわたし。

でもその加工は私にとって自分にダメ出しされてるような気がして嫌で嫌で仕方ないのだ。私の一重の小さな目はは大きくされるし、顎は細くなるし髪はツヤツヤ。肌にはニキビひとつない。まるで可愛いとはこういう事だと押し付けられているような気がしてほんとに腹が立つ。プリクラよお前けっこう失礼だからな!!!

学校は同じようなスキルを子供に望み、少しでもその波から外れると良くない顔をする。世間ではこれは良くない、今は多様性を認める時代だというがプリクラにも同じことが言えないか?お前の可愛いを押し付けるなよ。私を私でいさせろよ。最先端なんてでかでかとマシーンに書かれてるけどどこがだよ。個性を潰しにかかってくるな。

ちなみに今回インスタにプリクラをあげていた友達をボロクソに言っているが彼女は私の高校生以来の親友だ。私は一重の涼し気な彼女の目が大好きだった。控えめな唇も彼女の顔を凛とさせていて好きだった。でも今日インスタに映っていたのは目の大きなぷっくりとした唇の彼女だ。正直ショックだった。まじぴえん。彼女を返せ。そんなギラギラした顔にしないで。

彼女があの顔を気に入ってるからあのプリクラを乗っけたことは確かだ。彼女の望んだ結果だし私の感情は彼女にとって邪魔だ。ほっとけという話だ。
でもそれで明らかなのは世間一般のかわいいをプリクラに押し付けられて、私の大好きな彼女の個性に彼女は気づけなくなった、もしくは正しくないと感じている可能性があること。だからたぶん彼女は毎日アイプチしだした。それはきっと一重だとプリクラに反応しずらいから。

もうほんとにぶさけんなよ…私の大好きな目がああああああああああああああ