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過去と現在の話が交錯する、
魔女鼻のイラストエッセイへようこそ。
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おはようございます〜。
ちょっとだけ会社の話させて下さい。
田野さんって覚えてますか？
消えた所長シリーズでわたしがメールのやり取りしてた人です。
そしてホームパーティが有料だった人。笑
その田野さんが、ある休日に、骨折してしまいました。
日曜日にやってしまったので、田野さんは、その日のうちに同僚の武藤さんに連絡しました。
月曜日に病院に行かねばならず、会社を休むので、やらなければならない仕事を武藤さんに引き継ぐのです。
月曜日、田野さんの怪我にみんな驚きながらも、
仕事の方は武藤さんに引き継がれているので、大丈夫そうです。
この事務所を支配している村上さんも、その時は何も言いませんでした。
数日後、田野さんが出社してきました。
松葉杖が痛々しいです！
外に出る仕事はしばらくできないけど、机の上の作業なら大丈夫、とのことでした。
そうか、じゃあしばらくはみんなでフォローしながら頑張ろう！
ということで終わりたいところですが、
スルーできないのがこの人↓
村上さん、以前から、田野さんのことが、あまり好きではない様子でした。
消えた所長シリーズでも描きましたが、この支所は村上さんの独裁国家。
所員たちは、「村上さんスゴイ！偉い！」みたいな態度で接しないと、睨まれるのです。
でも田野さんはいつも穏やかに、淡々と対応してました。
村上さんに文句を言ったり反抗したりするわけではなく、しっかり仕事もこなしていたのですが、「あぁ、この人は心の奥底ではこの支所が少しおかしいってわかってるんだろうな」と思わせる雰囲気がありました。
そして、その雰囲気はたぶん村上さんも感じとっていて、「あいつは気にくわない」という理不尽な嫌悪感を持っていたと思います。
そして、好きではない相手には、陰湿な態度を取るのがこのおじさんの特徴で。
田野さん、呼ばれたーーー
ふたりで、ついたてのある応接セットに座りました。
何を言うつもりなんよ、村上さん。
わたしはもちろん、、、
耳ダンボですよ。
後編は次回。
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