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過去と現在の話が交錯する、
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おはようございます。
スリー先輩シリーズ、今日で最後になります。
スリー先輩は、ストレスで目が腫れたり咳が出ながらも、なんと、初仕事を最後まで自力で終わらせました！！
すげー根性だわ！！
わたしなら無理…………！
でも、その後また、スリー先輩が新しく仕事を担当しようという話が出てきました。
え、またやるの、あの地獄の日々を………。
まぁでも、仕事なんで、そりゃ当然次がありますよね。仕事がなかったら会社潰れるわ。
でも、あんな苦労した仕事をもう一回やるの、わたしなら正直イヤです。
また目が腫れるかもしれないし……。
そして、それはやはり、スリー先輩も同じ考えだったようで。
新しい仕事の話が出てしばらくしたある日、スリー先輩は、女上司を別室に呼び出しました。
長い間、ふたりで何か話してました。
そして、、、
スリー先輩は、本社へ異動することとなりました。
自分で女上司に「無理だ」と言ったこと、わたしはほんとにスゴイと思います。
あそこまで追い詰められてたら、もういつ無断欠勤してもおかしくないと思ってました。
真面目にキチンと手順を踏んだスリー先輩。
その真面目さゆえに、ストレスを余計に背負い込むことになっていた部分もあると思うのですが。
後日、わたしや島田さんにも、スリー先輩が異動することが知らされました。
女上司はスリー先輩に対して怒り心頭という様子でした……。
いや、もうすこし、同情してあげようよ……。
病気通いながらあの仕事やり切るって、すごいと思いますけど……。
…ん？
えっ、家？！
そうなのです、スリー先輩、ストレスの原因として、なんと「家を買ったプレッシャー」と言っていたのです。
いやいやいやいや！！
いや、確かに最近戸建て買ったって話はしてたけどさ！
ストレスの原因は、絶対そこじゃないでしょうよ！！
女上司が怖いからでしょうよ！！
住宅ローンがストレスの原因なら、異動する意味は何なんだよ。
ま、本人を前にして怖いとは言えなかったのかな……。
スリー先輩は、その週のうちに、本社へ異動して行きました。
でも、退職じゃなくて異動というかたちにできたのは、やはりスリー先輩が、本来はしっかり者だからだろうなと思います。
ちなみにスリー先輩は本社へ行ってしばらくしてから、元気を取り戻したそうです。
会社全体の忘年会などで出会うとき、気まずそうにしていましたが、年月が過ぎると、普通ににこやかに話してくれるようになりました。
ひと安心！！
・・・・・・・・・・・
それではここから、スリー先輩以外の人が辞めるときの話を簡潔に。
まずは島田さん。
わたしと同じ時期に配属された島田さん。
閑散期、あまりに放置されすぎました。
時間を潰すために島田さんが行っていた写経（マニュアルをひたすらノートに書き写す）も、限界に達したのでしょう。
……睡魔に襲われまくってました。
この怖い女上司がいるのに、いい度胸だよ島田さん！！
そして見つかりました。
別室に呼び出す女上司。
ああ、別室ではどんな恐ろしい事態になってるんだろう……！
と思い巡らせていたわたしでしたが、
ふたりはすぐに、戻ってきました。
早！！
そして、わたしも呼び出されました。
えっ、何？！
別室にいくと、女上司が言いました。
……ん？
えっ、結婚？！
あれ、居眠りの説教しに行ったんじゃなかったんかよ！
いや確かに島田さん、結婚するって言ってたけど、それかなり前から言ってたじゃん。
なんでいまさら辞める話に……。
まあ、島田さんも、もう嫌だったんでしょうね。
放置だわ怖いわで、もう辞めたいと前から思っていたのかもしれません。
居眠りで呼び出されたのも、良い機会だったのかもしれない。
そんなわけで、島田さん、1年半での退職が決まりました。
次は三咲くん。
わたしの後輩で、入社当初は明るく元気で、ハキハキと喋ってました。
でも、女上司の怖さを知るにつれ、萎縮して言葉が出てこないようになりました。
女上司に何かを説明するように求められても、黙ったままだったり、しどろもどろで言っていることがわからなかったり。
その様子が、ますます女上司の怒りに火をつけ、三咲くんはさらに萎縮する……という、悪循環を生み出していました。
ある日、何もできなくなってしまった三咲くんに、女上司がキレました。
何も説明できないので、
「自分の長所10個を説明する」という、新卒社員の課題レベルのものを、三咲くんに与えたのです。
いや、新卒レベルって言っても、わたし自分の長所10個説明できん気がするけど（笑）
10個もあるかなぁ……考えてみました。
①場を和ませる
②人当たりが柔らかい
③効率化を考える
④忍耐力がある
⑤物怖じせずに意見が言える
⑥えーっと……
⑦………
⑧……
⑨佐々木希に似ている……
⑩……なーんて……
……言えんかった！！笑
まあわたしのことは置いといて、
三咲くんは、長所10個の課題をやったのか、女上司に話しかけに行きました。
もうこの時点でかなりビクビクしている。。。
そしてふたりは別室へ。
これは長くなるぞ……！
と思っていたわたしでしたが、ものの数分で、戻ってきました。
そして呼び出されるわたし。
あれ、この流れ、前にもどこかで……。
やっぱりか。
……っていうか、
ん？
え、親の体調……？！
イヤイヤ三咲くん、3ヶ月前に実家出てひとり暮らし始めたばっかやんけ！
なんか、辞める人みんな、理由が不自然よ……！
家に、結婚に、親……。
みんな理由はバラバラだけど、本当の理由は絶対、女上司が怖いからだと、わたしは確信しておりました
わたしが思うのは、
みんな、取り返しがつかなくなる前に辞める判断できて、良かった！ってこと。
どうしても無理なときってありますよね。
ある程度の忍耐は必要かもしれないけど、限界超えちゃダメよー！
会社辞めたって、絶対なんとかなるからさ。
向き不向きもあるしさ。
いや、あの女上司の下が向いてるってどんな奴だよとも思いますが。
ちなみに、わたし、ここまで女上司のことを怖い怖いと書いててアレなんですが、
女上司のこと、嫌いではありませんでした。
確かに怖いんだけど、まぁ言ってることの筋は通ってるよな、と思ってました。
理不尽だ、おかしいな、と稀に思ったときには、恐る恐る意見を言ったことも、2〜3回ありました。
瞬殺されましたけど。笑
はい。
で、ここまでいろいろ書くと気になるのは、
わたしがなぜ会社を辞めたのかってことですよね。
えっ、気にならない？！
……そのうち、書かせてください！！
ひとまず、スリー先輩の話は今日でおしまいです。
明日は婚活記事ですので、お口直しにときめいてください！
・・・・・・・・・・
余談ですが。
わたしがこのチームに配属される前に、専務に言われたこと。
専務と二人で居酒屋で食事しました。
専務はわたしに、女上司について教えてくれました。
何の予告。
嫌な予告だなぁ、オイ……。
噂には聞いていたので覚悟はしてたけど、やっぱ怖かったなぁ〜。
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