子どもが何かしているときはそっと見守るのが良いらしいことは、いろんなところで聞きます。
大人からしたらもどかしいような時も、子どもがやるのを待つのが良いそうで。

そういう話を聞くと、わたしは元カレのことを思い出すのです……UMAくん



牛しっぽ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛あたま

その元カレとは、大学一年生の頃、付き合っておりました。

デートで飲食店に入ったりすると、いつもメニューを見て、長い時間悩んでいる人でした。
洋服を買いに行っても、ずっと悩んでおり、試着してはまた別のものを選び……という調子。待ちきれなくなったわたしが別の店を何軒かまわって戻ってきても、まだ試着室で悩んでいるのです。

あまりに長く悩むので、面白くて、母親にそのことを話しました。

すると、母は言いました。
「○○君は一人っ子だし、きっとゆったり育てられたんだよ。○○君が何をするにも、いつもお母さんはずっと待っててあげたんじゃないのかなぁ。だから、○○君はいつもじっくり考えてるんだよきっと」

だからってそんな長時間試着室にいられるか〜?!と、その時は笑っていたのですがチュー

本当に元カレのお母さんは、いつもじっと待ってあげる子育てをしていたのかなぁ。だとしたら偉いなぁ。

もう元カレとは何年も会ってませんし、連絡先も知りません。子育ての真実はわかりませんが……



風の噂で、元カレは今、都庁に勤めていると聞きました。



そういえば学生時代も、飲食店のバイトを4年間きちんと続けていたような。
やはり待つ子育て、良さそうだわ……と、思うのでした。