この記事は過去にさかのぼって綴ります。

今日は私自身の話です。

初回の乳がんを患った後も定期検診は欠かさず行ってもらっていました。

月1→3ヶ月おき→半年おき→1年おきと間隔があき、年1回のペース。毎回、来院する前から緊張して検査が憂鬱で憂鬱で、終わるまで安堵はできませんでしが、10年を過ぎた頃から今回も大丈夫だろうなと心の中ではどこか自信のようなものがありました。

それが、10ヶ月前には異常なしだった私の左胸にシコリを自分で発見して2回目の乳がんが発覚することになりました。
初発から12年と半年。

シコリを見つけた時のドキッとして血の気がサーっと引く感覚。子どもたちの前でも平静を装うことができませんでした。

翌日、一刻も早く乳腺外科の病院で診てもらいたくて主人に付き添ってもらいましたが、もうその時の私は無気力。脱力感。

先生からエコー見る限り、多分悪いものだと思いますと言われ、また?どうしてまた私なの?と発狂しそうでした。

ただ、この時、リンパにもいってないようだし、命を脅かすものではないと思いますと。
この言葉が救いになり頑張って行こうと心に誓いました。

たった10ヶ月の間にガンは1.8cmに成長し、やはりトリプルネガテイブ。リンパ節転移は無しのステージ1a。進行性が早くホルモン療法、ハープセチン等使えないことから、術後4回の抗がん剤治療を行うことになりました。

はぁ〜また脱毛するのか…
他の副作用はいくらでも我慢できる、頑張れる。
でも脱毛だけは本当に辛かったです。

現在、抗がん剤が終わり、約8ヶ月ですが、ようやく地毛デビューができそうです。