作法プラスαには何が必要でしょうか？

作法プラスαには何が必要でしょうか？
必要になるのは「心」なのです。

相手を想う心が必要になるのです。

いくら形を整えたり、体裁を整えたとしてもお客様を想う心がなければより良いおもてなしを行うことは出来ませんよね。

逆に、少しくらい無作法でも心地よいおもてなしもあると思いませんか？

完璧な作法でも、心がない場合には味気なく感じますよね。
例えば、

言葉も丁寧で完璧なマナー

ここまではいいですよね。
こういうお店を好む方も多いですよね。

ところが・・・
この先は実例を交えてお話ししますね。

丁寧なのに心がない。マナーとおもてなしの違いとは

丁寧なのに心がない。
マナーとおもてなしの違いはどのようなことだと思いますか？
実際の話をご紹介しますね。

≪前日と同じ担当者にもかかわらず、
顔も名前も覚えてもらっていなかった≫

翌日に尋ねたにもかかわらず
「はじめまして」
という挨拶をされるとどのように感じますか？

前日は完璧なマナーでした。
ところが、人を全く見ていないことがわかる瞬間です。
お客様からするとがっかりしますよね。

似たようなことはよくあります。

これはマナーを行うという知識を実践することだけに意識がいき、
お客様と向き合うことを忘れているために起こるのです。

これならば完璧なマナーを身につけるよりも、
お客様に寄り添った接客のほうが好ましいと思いませんか？
一番大切なのはお客様に寄り添うことですよね。

サービス業である以上は、お客様が満足されることが何よりも大切です。

最近はマナーや作法を身につける研修が多く開催されています。
あなたのお店でもそのような研修を開催しているかもしれません。

実際に研修を受けると、接遇5原則を身につけることができます。

でも、基本的なマナーを学ぶことは大切なことですが、
最も大切なのはマナーをベースにして応用することだと思いませんか？

一人一人のお客様に応じた対応を行うことが大切です。

マナーを完璧にすること以上に、
お客様をしっかり見てお客様の好みを覚えることが大切になると思うのです。

これが日本らしいおもてなしの良さだとは思いませんか？

昔はこのようなお店が多かったように思うのです。
最近ではマニュアル化されたお店が増えていますが、
人情味あふれるお店はお客様から愛されるお店です。
お客様から愛されるお店を目指しましょう。

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