こんなに見たと感じた
アニメ映画
未だかつてない
劇場版「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、上質なアニメに違いない。
なんて言ったって、京都アニメーションが制作だもの。
見たい。近いうちに行こうと思う。
ところで
ヴァイオレット・エヴァーガーデンとは何者か?
孤児で、人間兵器として育てられ 戦場で生きてきた少女。
その見た目から 『何の感情も持たず殺人兵器としての任務の実遂行する』ようには 全く見えない。
ヴァイオレットは 最後の戦場での任務の時
両腕を失い それまで行動を共にしていたブーゲンビリア少佐を失う。
そして得たものは ブーゲンビリア少佐からの
「あいしている」という言葉。「・・・・・これからは自由に生きなさい」
ヴァイオレットは『あいしている』という言葉が示す感情がわからない。
だって、それまでは人間兵器であって、共に行動する少佐の表情から
いや、人に感情があるとは そもそも感情とは何ぞや、という風に
育ってきているから。 感情とは何ぞや、人とはどういうものなのか。
ヴァイオレットの 人として生きる人生の旅が始まる。
実は2018年1月からアニメとして放送されていたんだけれど。
見逃していた。 っていうか、あんまり興味がなかった。
が、昨年あたりに劇場版があると言うのを
雑誌アニメージュで知り
何の気なしに読んで
その上youtubeでみて どっぷりはまってしまった。
この作品は 京都アニメーションの作品で 京都アニメーションと言えば過日 放火事件があり
この作品の資料なども大半が焼失してしまったようで
ごくわずかな資料しか現存していないとのこと。
今回紹介している劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、
2020年9月に封切られたばかりの作品。
実は昨年『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 永遠と自動手記人形 外伝』が封切られていたが その当時 興味がなくて
見ていない。ひどく残念だが、DVDやブルーレイがあるから見ようと思う。
実は、わたしは
アニメージュで興味を持って 飛びついたのが
原作ノベル。ラノベなんだけど、ラノベっぽくなくて 原作を読むから入るのもありかなと思った。
全6冊かな? 大人買して 読んだ。
この本の良さは
読んだ人が 愛について、生きることについて、失うことについて 、言葉について
深く考えさせられるところだと思う。
ヴァイオレットが 人として成長していく過程で
読後 自分も 成長していることを実感する本だった。
というわけで、
映画もきっと 私を変える。
原作はとにかく、良い小説。
ラノベの枠をかるく超えていると思う。(個人感)
・・・・・・DVD買っちゃおうかな。