まずはなんちゃって自叙伝から書こう

 

新しい社長となった会社

 

今まで支えてきたベテランマネージャーは

 

ほとんどいなくなり、若いマネージャーの誕生となる。

 

それはそれで成長させていくには大事なことなのかもだけど

 

全然やったことない板金部が出来たりね・・・

 

もう無茶苦茶だった

 

もちろん私は遠い勤務地でマネージャーと

 

新事業店長としてやってた。

 

本社での仕事もたまにあったけれどもうそれどころでない。

 

そんな時父親は

 

呼吸も落ち着いたし、人工呼吸器だと舌で管を押し出そうとするので

 

気管支切開での呼吸に切り替えたいと先生から説明があり

 

手術をした

 

そして今まで4人部屋だったんだけど

 

2人部屋に移動した

 

そこには父親よりもう少し年配の方がいて

 

奥さんがやはり毎日来ていた。

 

なので会えばお話ししたりしていた

 

父は口の中が自由になったから、声こそ出せないけれど

 

少し笑顔が戻ってきた感じがした。

 

でもね、無意識なのかわからないけれど

 

管を外しちゃうらしく、看護師さんも困ってたようで

 

申しわけないけれど手を拘束させてもらいますとのこと。

 

仕事帰りに毎日寄り

 

私がいる間は手の拘束は外してあげた

 

そして口の中を歯ブラシで軽くお掃除

 

少し話して

 

また明日来るからね~

 

お父さん、手をまたしばるね、ごめんね。

 

これがお決まりだった

 

父親の口元はありがとうと言ってた。

 

仕事が休みの時は3時位から病院に。

 

同室の方の奥さんが今日うちは退院するんです

 

今までありがとうございました。

 

そうなんですね、おめでとうございます。

 

おじいちゃん、おめでとう~良かったねと

 

手を握って笑顔を見せてくれてたのに

 

その後容態急変して・・・亡くなられた

 

あまりにも突然で、奥さんのショックも計り知れず・・・

 

見送る事しか出来なかった。

 

そして父親もいつどうなるかわからないと思うと

 

とにかく出来るだけ傍にいようと思った。

 

でも仕事は休めずだった

 

今日はここまで