久しぶりになんちゃって自叙伝から書こうと思う。
あの日は仕事が休みだったか、午前中だけだったのか忘れたが
保育園に子供を迎えに行ってから
午後洗濯機を回したころに
叔母さんから、母親の状態が良くなく今夜がヤマだと。
だから病院に来るようにと電話が来た。
仲のいい親子ならぶっ飛んで行くんだろうけど・・・
母の父親に対する態度がどこか許せなく
また私との溝もなんとなくあり・・・
洗濯物干してから行けばいいや~くらいの気持ちでいた。
電話もらってから2時間後、子供連れてタクシーで病院に。
着いた時に叔母さんから遅かったわね。
もう意識がない感じなのよと。
母はICU?だったのかいつもの病室とは違うとことにいた。
叔母さんが○○ちゃん来たわよ~わかる~?
私もお母さん、孫連れてきたよ、わかる?と声をかけた。
その顔は眠ったままではあったが、手を握ったら
少し握り返してくれたんだよね。
この時に初めて後悔・・・もっと早く来て孫と合わせるべきだったと・・・
医師からも説明があり
脳の血管から出血をおこして、もうやれることがありません。
おそらく今夜が峠かと思います。
会わせたい方いらっしゃいましたらお呼びくださいと。
すでに叔母さんが連絡をしていてくれたので
母の兄弟と麻雀を一緒にやってた叔母さんなどがきた。
もちろん父親はもう仕事してなかったから
毎日のように母の看護をしていた。
夜、みんなで待合室で待機
次男のミルクを飲ませてみんなで話してた時
なぜか哺乳瓶が倒れて転がりテーブルから落ちた。
虫の知らせ的な・・・いや~な感じがした。
それは的中した・・・数分後看護師さんが危篤です、来てくださいと。
みんなで母のもとに。
母はまた違うベットに寝かされており
先生から最期になるかと思います。お声をかけてあげて下さいと。
もうみんな涙、涙・・・
私はお母さんありがとう。良い娘でなくてごめんねと。
みんなが母に挨拶をし終えてまもなく心電図がフラットに・・・・
その後看護師さんが母の身だしなみを整えてくれるから
一旦病室を出たら
医師とインターンの医師なのか学生なのか
母の身体を題材に何か色々レクチャーをしてた。
数分後医師から、どこからの出血が原因だったかを知りたいので
病理解剖にご協力していただけないかと・・・
私は先ほどの光景を見ていたから
これ以上題材になるのはごめんだと言おうとしたら
父親がもうこれ以上痛い思いはさせたくないので
お断りしますと。
あんなに母から暴言はかれてたのに・・・
父親はすごいね。
家族、叔母さんと共に母親は自宅へと帰ってきた。
この当時は葬儀は自宅だったんだよね。
今日はここまで。