予定されていた日というものは もっと何事もなく終了して当然なのに…昨日は全く違っていました。
  ( 天候は 降ったりやんだりで これは致し方の無い事なので…晴れれば良かったな…と思うくらいのことです。)

   夫の 来日中のフランス人の友人を あるレストランに招待することになり一ヶ月も前から予約をしていました。
さて…いつも この友人は私たちに必ずお土産を持参するので、こちらも帰国する時にかさばらず、しかも軽い物を準備して手渡すのが習慣になっています。
夜の約束の時間までにお土産を準備…今回は2人の子ども達には日本ブランドのTシャツ、夫妻にはお揃いの小洒落た葉山のビーチサンダルを購入しました…ビーチサンダルを普段使いに履いている外国人が多いのには少し前から興味がありました。日本在住の外国人に 良く草履や下駄をジーンズに合わせて履いていたりするのを見かけたりもします。以前、そんな友人に聞いたところ、履きやすくて好きなんだと言っていました。
昨日は たまたまデパートで葉山でしか作られていないビーチサンダルが期間限定で置かれていたため、ジーンズを履いた友人夫妻が家でリラックスしている時に履いている姿を想像しながら購入しました。
ここまでは 何事もなく時間は過ぎつつあったのです…

   約束の時間が来て、彼が宿泊している施設に迎えに行きお土産の交換をした後、彼は一旦 私たちのお土産を部屋に置いてから出かける事に…

   レストランでディナーが始まり、楽しく時間が過ぎていきました…子ども達の話が出て、彼が写真を見せてくれたのですが、結構ショックでした…一年半前に会った子ども達が まるで別人のようだったからです!
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こんなにかわいいヤンチャな子とオシャマな子がまるで大人のような表情で写っていたのです!
日本の同年齢の子どもより 大人っぽく見えるのは確かです。
年齢は覚えていたものの、私が選んだTシャツがあまりに可愛らしいイメージだったため、最近の写真を見せてもらった時 ショックだったのです。その後は 美味しいお料理もどう美味しかったのか忘れてしまうくらいに 似合わないTシャツを手渡してしまった後悔が私の心を占領してしまいました。 

そして…

   泣きっ面に蜂…と こういう時に使うのかどうかは分かりませんが、ムシムシしてきたので脱いだ薄手の黒い羽織ものをタクシーの中に落としてきてしまったらしいのです…
着古した物ですが、気に入って重宝していたので結構 落ち込んでいます。
使い古した物に対して、いよいよ使えなくなった時には 必ず「長い間ご苦労様。ありがとう。」と心の中で感謝してから処分するのが私の常なので こんな形で失いたくない羽織ものでした。

   友人との再会と美味しいディナー…楽しく過ごした時間と引き換えに、こんな落ち込む事態に遭遇してしまうとは…

   取り敢えず 今日はタクシーのレシートに記されている番号に電話をしてみようとは思っています。
そして、似合わないであろうTシャツに対しては、8月末からの渡仏の際に 今度はきっと2人の子ども達に喜んでもらえるようなお土産を用意していこう…と思うのでした。