息子は自分のことを親不孝者だと手紙に残していた


せっかく生んでもらったのに迷惑ばっかで最後もこんな迷惑かける親不孝者だと



迷惑だなんて


親なんだから心配するのは当然のこと

それで良かったんやよ


そんなふうに思わなくてもいいんやよ


手紙を読むたびにそう心の中で叫んでいた




今 息子の事を想うたびいいことしか思い浮かばない



確かに色々あった


お金の事、仕事の事、車の事…


ほんとに一番心配させられたかもしれない



息子のコーナーを掃除しながら、写真の息子を見る


そんなことすべてなくなって、

写真の息子は穏やかな表情でいつもここにいる



この先 お母さんは、もう何も心配する事がなくなったよ

今のあなたはお母さんに心配かけないんだから親孝行者でしょ


だからあなたは親不孝者じゃないよ


もうそんなこと思わなくていいからね




だからずっとしあわせでいてね




そしてお母さんに会いに来てね