こんにちは![]()
前に腹式呼吸のお話はしたと思います。
みていない方は、腹式呼吸が前提になるのでそちらからみてみてください!
その時は呼吸方法についてなので、あくまでも腹式呼吸でお腹に空気を溜めるまで。
今度は腹式呼吸をしている上でお腹に力を込める事で力強い声になり、高音が出しやすくなったり、抑揚がついたりします。
なので、是非実践してみてもらいたいです。
腹圧についての説明や、どんな練習方法があるかを書いていきたいと思います。
◯腹圧とは
「腹式呼吸の支え」になります。
前に腹式呼吸の部分で説明した通り、腹式呼吸で動く場所は下っ腹になります。
おへそから指3つ分開けたところに丹田(たんでん)という部分があり、そこを膨らませて呼吸をします。
その丹田に力を入れる事で支えができます。
歌で使う腹筋というのはここを鍛える事です。
◯どんな時にお腹に力が入るのか
・いきんでる時
例えば重いものを持ち上げる時、腰に力が入ると同時に丹田に力が入っています。
・椅子に座って背もたれにもたれずに上半身を後ろに引きます。そうすると下っ腹に力が入るので触って確認してみてください。
◯声帯閉鎖の効果がある
・丹田に力が入ると声帯をしめる効果があります
一見、声帯を締める事はよくない事だと思いますがそれについてはまたお話ししようと思います。
これをすると声のトーンも上がり、喉に負担が少なくミックスボイスやヘッドボイスも出しやすくなります。
◯歌での練習方法
①椅子に座った状態で背もたれにもたれずに上半身を後ろに引いた状態で歌います。
この練習方法はだいぶきついので、最初は曲の合間合間で休み休みやっても大丈夫です。
それが楽にできたら、その状態で足も上げてやってみてください。
筋肉痛になります。
そして自分が力込めるべきところや高音のところで強く力が入るので、そこを確認してみてください。
②今度は立った状態で、力を込めたい部分や高音が地声で出ない部分でお尻に力を入れてみたり、力を込めるようにしゃがんでみてください。
案外パンと声が出たりします。
感覚を掴むために手をつけるのもありです!
これができない場合、そこに使う腹筋の力が足りてない場合があります。その時のためのトレーニング方法を下に書くので実践してみてください!
◯歌で使う腹筋の筋トレの方法
①丹田の場所を息を吸う時に思いっきり膨らませる。(最初はゆっくりともう入る限界だよというところまで膨らませてください)
②息を吐く時に丹田の部分を思いっきりへっこませるように吐き切る。最初吐くところでお腹に力を込めるようにへこませられると理想的です。
(これも限界まで凹ませます)
この時に、スーという音を出しながら行うことがポイントです。
このトレーニングを続けていきます。
最初はきついので自分のペースでいいですが、1分くらい続けられるようになると良いです。
どうだったでしょうか。最初はキツくて筋肉痛になるかもしれないですが、これを行うことで力強い声が出せたり、高音が出るようになったり、抑揚がつけられるようになると思います。
ぜひ実践してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました![]()
おる
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