こんにちは、行政書士・経営コンサルタントの伊藤です。
久しぶりに記事を書きます。
実は、、ここ数カ月父が倒れて寝たきりになってしまい、介護をしていた関係でブログ記事を書くことが
できませんでした。
その父も亡くなり記事を書く時間を取ることができるようになりました。
父の介護と死についてふと思ったことがあるので書いてみようと思います。
介護というものは実際にやってみてその大変さが分かりました。
介護をしている方の気持ちが実感としてわかるようになりました。
今回は、死について考えさせられたことがあります。
父は平日の夜に救急車で緊急病院に搬送されたのですが、その搬送先が見つかるまで30分もかかりまた。
救急隊員が病院に受け入れを問い合せているのですが、専門医がいないとか対応中で受け入れができ
ないと断られつづけました。
最終的に専門医はいないので積極的な治療はできないが、それでよければということで受け入れてもらうことができたのですが。
その時思ったのですが、父は二度と生きて家には戻らないだろうとそんな気がしたのを覚えています。
テレビなどで受け入れ病院がなく手遅れで亡くなられたというニュースを見ますが、まさにこれかと思い
ました。
父の場合大量出血で救急車を呼んだのですが、様態は1分1秒を争うというものではないようだったのでまだ
よかったのですが、そういうことを体験するとは思いませんでした。
その後、集中治療室に入院しましたが、22時位に救急車を呼んで入院手続きが終わったのが午前3時でた。
病院の医師に父は高齢(92歳)なので積極的な治療はせず様子を見ますと言われました。
集中治療室の看護師と入院手続き等の説明を受けていたとき、延命処置はしますかと聞かれました。
具体的には様態が悪化したときに呼吸器をつけることはどうしますかという質問でした。
突然延命処置はどうしますかと聞かれたのでどうするかということがすぐには回答できませんでした。
私の回答で父の命を左右することになる判断なので・・・
私の回答は、自然のままにと回答しました。
呼吸器については、諦めというか楽にというかそんな気持ちも働いたのでそれほど迷わずに決断できた
のですが、次の看護師の質問にはかなり迷いました。
輸血はどうしますかという質問です。
呼吸器についてはある程度予想はできますが,輸血については全く予想をしていませんでした。出血で運ばれたのですから当然といえば当然のことなのですが。
呼吸器と輸血ということは私の頭の中では次元の異なることでしたので、かなり悩んだ結果しないことにしました。
人の命を左右する決断など医師でもない限りあまりあることではないと思いますが、その決断は重く辛いものでした。
主治医は今日明日に決まり、決まったら今後の治療方針等説明があるということでしたので、連絡を待つことにして病院を出たのが午前3時半くらいでした。
息子(小6)を連れてきていたので、駅前の吉野家で食事をして始発電車で家にもどりました。
この日は、神奈川県まで依頼人の相続資産の調査に行くことになっていましたので、2時間ほど寝てから行くことにしました。
主治医が決まるまでは特に進展はないだろうと思い行くことにしたのですが、現地に着く直前に父の様態が急変したとの連絡が病院からありました。
まさか、数時間前に入院したばかりだったので何かあるとしても数日は大丈夫だろうと思っていたのですが・・・
直ぐに引き返しても都内の病院までは3時間以上はかかってしまいます。
ちょうど、その時弟から病院に向かっているとの電話があったのでとりあえず弟に先に行ってもらい対応してもらうことにしました。
弟が病院に着いたときには父は亡くなっていたとのことでした。
父と再会したのは、遺体で家に運ばれた父とでした。
こんなに早く亡くなるとは思ってもいませんでした。
死に目には会えませんでしたが、父の顔がとても安らかな顔をしていたのが脳裏に焼きついています。