hiroチャンのブログ -173ページ目

The Brave One

 

【ジョディ・フォスター】- 2 -

Jodie Foster









アメリカ合衆国の女優、映画監督、映画プロデューサー。1988年公開の『告発の行方』と1991年公開の『羊たちの沈黙』で2度アカデミー主演女優賞を受賞した。

《主な作品》
出演編集
公開年 邦題
原題 役名 備考
1968 Mayberry R.F.D. テレビシリーズ

1970 Menace on the Mountain スーレーン・マカイヴァー テレビ映画

1972 カンサスシティの爆弾娘
Kansas City Bomber リタ

ジョディ・フォスターのライオン物語
Napoleon and Samantha サマンサ 日本未公開

My Sister Hank ヘンリネッタ・“ハンク”・ベネット テレビ映画

1973 Rookie of the Year シャロン・リー テレビ映画

Alexander, Alexander スー テレビ映画

アダムス・ファミリー
The Addams Family パグズリー 声の出演

テレビシリーズ
燃えよ! カンフー
Kung Fu アレシア・パトリシア・イングラム テレビシリーズ:第11話:「真実は拳銃が知っていた」 ALETHEA

トム・ソーヤーの冒険
Tom Sawyer ベッキー・サッチャー

リトル・インディアン
One Little Indian マーサ・マカイヴァー

1974 アリスの恋
Alice Doesn't Live Here Anymore オードリー

追跡者
Smile, Jenny, You're Dead リバティ・コール テレビ映画

ペーパームーン
Paper Moon アディ・ロギンス テレビシリーズ

1975 The Secret Life of T.K. Dearing T・K・ダーリング テレビ映画

1976 白い家の少女
The Little Girl who Lives Down the Lane リン・ジェイコブス

フリーキー・フライデー
Freaky Friday アナベル・アンドリュース ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)ノミネート 日本未公開

ダウンタウン物語
Bugsy Malone タルーラ 英国アカデミー賞 助演女優賞受賞

タクシードライバー
Taxi Driver アイリス・スティーンスマ 英国アカデミー賞 助演女優賞受賞
アカデミー助演女優賞ノミネート 


別れのこだま
Echoes of a Summer ディアドラ・ストライデン

1977 キャンドルシュー セント・エドモンドの秘宝
Candleshoe ケイシー・ブラウン 日本未公開

ジョディ・フォスター/避暑地のラブ・ストーリー
Casotto テレシナ・フェデリ 日本未公開

Stop Calling Me Baby! イザベル・トリスタン 日本未公開

1980 フォクシー・レディ
Foxes ジーニー

Carny ドナ 日本未公開

1982 ジョディ・フォスターのママはゴースト
O'Hara's Wife バーバラ・オハラ

1983 Svengali ゾーイ・アレクサンダー 日本未公開

1984 他人の血
Le Sang Des Autres エレーヌ・ベルトラン

ホテル・ニューハンプシャー
The Hotel New Hampshire フラニー・ベリー

1986 ヴィクトリア
Mesmerized ヴィクトリア・トンプソン 日本未公開

1987 シエスタ
Siesta ナンシー 日本未公開

ファイブ・コーナーズ/危険な天使たち
Five Corners リンダ 日本未公開

1988 告発の行方
The Accused サラ・トビアス アカデミー主演女優賞受賞
ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)受賞
英国アカデミー賞 主演女優賞ノミネート 


君がいた夏
Stealing Home ケイティ・チャンドラー

1990 ハートに火をつけて
Catchfire アン・ベントン

1991 リトルマン・テイト
Little Man Tate デイド・テイト

羊たちの沈黙
The Silence of the Lambs クラリス・スターリング アカデミー主演女優賞受賞
ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)受賞
英国アカデミー賞 主演女優賞受賞 






1992 ウディ・アレンの影と霧
Shadows and Fog 娼婦

1993 ジャック・サマースビー
Sommersby ローレル・サマースビー

1994 ネル
Nell ネル・ケルティ アカデミー主演女優賞ノミネート
ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)ノミネート

マーヴェリック
Maverick Mrs. アナベル・ブランスフォード

1995 バックトラック
Backtrack アン・ベントン 『ハートに火をつけて』のデニス・ホッパー監督版

1997 コンタクト
Contact Dr. エレノア・アロウェイ ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)ノミネート

The X-Files ベティ 声の出演
テレビシリーズ (ゲスト出演)

1998 The Uttmost 本人 ドキュメンタリー 日本未公開

Psycho 背景の女性

1999 アンナと王様
Anna and the King アンナ・レオノーエンス

2002 パニック・ルーム
Panic Room メグ・アルトマン 


イノセント・ボーイズ
Dangerous Lives of Altar Boys シスター・アサンプタ

2003 Abby Singer 本人 日本未公開

2004 ロング・エンゲージメント
Un long dimanche de fiancailles エロディ・ゴルド

2005 フライトプラン
Flightplan カイル・プラット 


Statler and Waldorf: From the Balcony 本人 テレビ (ゲスト出演)

2006 インサイド・マン
Inside man マデリーン・ホワイト

2007 ブレイブ ワン

The Brave One エリカ・ベイン ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)ノミネート 







2008 幸せの1ページ
Nim's Island アレクサンドラ・ローバー

2009 ザ・シンプソンズ
The Simpsons マギー・シンプソン テレビアニメ(声のゲスト出演)

2011 それでも、愛してる
The Beaver メレディス・ブラック

おとなのけんか
Carnage ペネロピ・ロングストリート ゴールデングローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)ノミネート

2013 エリジウム
Elysium ローズ

2018 ホテル・アルテミス ~犯罪者専門闇病院~
Hotel Artemis ジーン・トーマス

2021 モーリタニアン 黒塗りの記録
THE MAURITANIAN 弁護士ナンシー ゴールデングローブ賞助演女優賞(ドラマ部門)受賞

2023 ナイアド~その決意は海を越える~ 
Nyad ポニー・ストール  

TBA  TRUE DETECTIVE 

True Detective: Night Country リズ・ダンヴァース テレビドラマシリーズのシーズン4 製作総指揮を兼ねる  

 


製作
公開年 邦題
原題 備考
1986 Mesmerized 日本未公開

1994 ネル
Nell

1995 ホーム・フォー・ザ・ホリデイ
Home for the holidays

1998 The Baby Dance 製作総指揮

テレビシリーズ
1999 ウェイキング・ザ・デッド
Waking the Dead 製作総指揮 日本未公開

2002 イノセント・ボーイズ
Dangerous Lives of Altar Boys

2007 ブレイブ ワン
The Brave One 製作総指揮

監督
公開年 邦題
原題 備考
1988 Tales from the Darkside テレビシリーズ

1991 リトルマン・テイト
Little Man Tate

1995 ホーム・フォー・ザ・ホリデイ
Home for the holidays

2011 それでも、愛してる
The Beaver

2013-2014 オレンジ・イズ・ニュー・ブラック
Orange Is the New Black
テレビシリーズ
2014 ハウス・オブ・カード 野望の階段
HOUSE of CARDS テレビシリーズ

2016 マネーモンスター
Money Monster 


2017 アークエンジェル
Arkangel
テレビシリーズ
「ブラックミラー」

《CM出演》
ホンダ・シビック&フェリオ (1991年 - 1995年)

森永乳業 「マウントレーニア・カフェラッテ」

《主な受賞》
アカデミー賞
1988年度 主演女優賞 『告発の行方』
1991年度 主演女優賞 『羊たちの沈黙』

ゴールデングローブ賞
1988年度 主演女優賞(ドラマ部門) 『告発の行方』
1991年度 主演女優賞(ドラマ部門) 『羊たちの沈黙』
2013年度 セシル・B・デミル賞
2021年度 助演女優賞(ドラマ部門)『モーリタニアン 黒塗りの記録』

英国アカデミー賞
1976年度 助演女優賞 『ダウンタウン物語』『タクシードライバー』
1991年度 主演女優賞 『羊たちの沈黙』

全米映画批評家協会賞
1976年度 助演女優賞 『タクシードライバー』
インディペンデント・スピリット賞
1989年度 主演女優賞 『ファイブ・コーナーズー危険な天使たち』

アテネ映画祭
第3回ローラ・ジスキン生涯功労賞(2015年)

.

The Silence of the Lambs


【ジョディ・フォスター】- 1 -

Jodie Foster




アメリカ合衆国の女優、映画監督、映画プロデューサー。1988年公開の『告発の行方』と1991年公開の『羊たちの沈黙』で2度アカデミー主演女優賞を受賞した。







本名:アリシア・クリスチャン・フォスター
Alicia Christian Foster
生年月日:1962年11月19日
出生地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス
国籍:アメリカ合衆国
職業:女優、映画監督、プロデューサー
ジャンル:映画、テレビドラマ、舞台
活動期間:1968年 - 活動中
配偶者:アレクサンドラ・ヘディソン(2014年 - )
著名な家族:チャールズ(1998年生)
キット(2001年生)
《主な作品》
『タクシードライバー』 

『告発の行方』 

『羊たちの沈黙』 


『ネル』
『コンタクト』
『パニック・ルーム』 


『フライトプラン』 


『ブレイブ・ワン』 

『マネーモンスター』 

《受賞》
アカデミー賞
主演女優賞
1988年『告発の行方』

1991年『羊たちの沈黙』

カンヌ国際映画祭 

パルムドール名誉賞

2021年長年の功績に対して
全米映画批評家協会賞
助演女優賞
1976年『タクシードライバー』
ニューヨーク映画批評家協会賞
主演女優賞
1991年『羊たちの沈黙』
ロサンゼルス映画批評家協会賞
新人賞
1976年『タクシードライバー』
AFI賞
アメリカ映画100年のヒーローと悪役ベスト100(ヒーロー部門第6位)
2004年『羊たちの沈黙』
英国アカデミー賞
主演女優賞
1991年『羊たちの沈黙』
助演女優賞
1976年『タクシードライバー』
新人賞
1976年『タクシードライバー』
アカデミー友愛賞

2016年 

エミー賞

主演女優賞(リミテッドシリーズ/テレビ映画部門) 

2024年『TRUE DETECTIVE』 

ゴールデングローブ賞
主演女優賞(ドラマ部門)
1988年『告発の行方』
1991年『羊たちの沈黙』
セシル・B・デミル賞
2012年 生涯功労賞
全米映画俳優組合賞
主演女優賞
1994年『ネル』
その他の賞
ハリウッド名声の歩道 






2016年 映画産業への貢献、映画・演劇業界への業績に対して

《来歴》
- 生い立ち -
カリフォルニア州ロサンゼルスにて、4人兄妹の末っ子として生まれる。生まれる前に両親が離婚したため母親に育てられた。その後、父親は日本人と再婚。腹違いの妹エイミー・フォスターがいる。役者名の「ジョディ」は、彼女が母親のお腹にいるときから、兄姉たちが呼んでいた愛称である。二人の姉ルシンダ(1954年生)、コンスタンス(1955年生)と、兄ルシアス(1957年生)がいる。
8歳から高校時代までロサンゼルスにあるフランス語学校のリセ・フランセ・ドゥ・ロサンゼルス (fr) に在籍し、バカロレアを取得。卒業後はハーバード大学、コロンビア大学などを蹴って、イェール大学に入学した。アメリカ文学を専攻し、トニ・モリソンの論文で優秀な成績(Magna Cum Laude)で卒業。

《キャリア》
子役だった兄の仕事場についていった際にスカウトされ、3歳よりコマーシャルに出演し、主にテレビドラマで子役として活躍、一家を経済的に支えるまでになった。
1972年に『ジョディ・フォスターのライオン物語』で映画デビュー。1976年公開のマーティン・スコセッシ監督作品『タクシードライバー』で12歳の少女娼婦アイリス役を13歳にして演じ、全米映画批評家協会賞助演女優賞や英国アカデミー賞 助演女優賞などを受賞、アカデミー助演女優賞にノミネートされ、高い評価を得た。
しかし、この映画は同時に多方面に影響を与え、ジョディの熱狂的なファンを自称するジョン・ヒンクリーによって1981年にレーガン大統領暗殺未遂事件が発生。この事件に衝撃を受けたジョディは、一時期映画界とは距離を置いた。

1984年公開の『ホテル・ニューハンプシャー』で本格的にスクリーンへ復帰以降、1989年公開の『告発の行方』と1991年公開の『羊たちの沈黙』でアカデミー主演女優賞を受賞。人気・実力共にアメリカを代表する役者の地位を不動のものとした。



1991年に『リトルマン・テイト』で、映画初監督。自ら設立した映画制作会社エッグ・ピクチャーズ・プロダクション制作の第1回作品『ネル』(1994年)以降は、映画プロデューサーとして映画製作も行うなど活動の幅を広げている。
また、フランス語を流暢に話せるので、フランス語版の吹き替えはほとんど自身で行っている。

《私生活》
未婚のまま1998年と2001年に男児を出産(父親の名前は公表されていない)。

2007年12月のロサンゼルスでの式典で、15年来の交際がある映画プロデューサーのシドニー・バーナードについて、「いつもそばにいてくれる美しいシドニーに感謝」と謝辞を捧げたところ、「レズビアンであることをカミングアウトした」として一斉に報道された。なお、2008年5月、破局したとの報道がなされた。

2013年1月の第70回ゴールデングローブ賞授賞式において、自身が同性愛者であることをほぼ公表した(正確には「カミングアウトすると思ったでしょ?」と発言しており、公には認めていない)。

2014年4月、パートナーの女性写真家アレクサンドラ・ヘディソン(Alexandra Hedison)と同性結婚した。

.


The Man of the Mask


1703年 - バスティーユ牢獄に収監されていた「ベールで顔を覆った囚人」(鉄仮面)が死亡。

【鉄仮面】
(てっかめん、仏: le masque de fer、英: the man in the iron mask、17世紀中頃? - 1703年11月19日)または仮面の男は、フランスのバスティーユ牢獄に収監されていた「ベールで顔を覆った囚人」。その正体については諸説諸々。これをモチーフに作られた伝説や作品も流布した。

《概要》
1669年、ルイ14世の大臣からピネローロ監獄の監獄長サン・マールに預けられ、監獄長自ら世話をしたという。以降、サン・マールの転任と共にその囚人も移送され、サント=マルグリット島を経て、1698年にバスティーユ牢獄に移送された。当時のバスティーユ牢獄の看守は、「囚人は常にマスクで顔を覆われ、副監獄長直々に丁重に扱われていた」と記録している。

なお、世間一般では「鉄製の仮面を常に着用している」というイメージが広く定着しているが、実際は布製のマスクだったとされ、それも人と面会する時にだけ着用させられていた。もし人前でマスクを取ろうとすれば、その場で殺害せよとの指示が出されていた。そのため、牢獄で世話をしていた者も囚人の素顔を知らなかった。

囚人は1703年11月19日に死亡。「マルショワリー」という偽名で葬られ、彼の所有物などは全て破棄されたという。

《正体》
当時の噂では、フランス軍元帥、オリバー・クロムウェル、フランソワ・ド・ヴァンドーム(アンリ4世の庶子ヴァンドーム公セザールの子でフロンドの乱の指導者の一人)等が挙げられており、その後も様々な憶測がなされた。主な推測だけでも以下のようなものがある。

ルイ14世の義妹オルレアン公爵夫人エリザベート・シャルロットは、ウィリアム3世暗殺未遂(フェンウィック)事件(1696年)に関わったイギリス貴族(ジャコバイト)だと主張した。

ヴォルテールは、宰相ジュール・マザランとルイ13世妃アンヌ・ドートリッシュの息子で、ルイ14世の庶兄であるとした。デュマはこの説を双子の兄にして『鉄仮面』を書いた。鉄仮面を扱った映画には、ルイ14世と鉄仮面の男が最終的に入れ替わるものもある。

1801年にナポレオンの支持者に広まった説では、囚人はルイ14世本人で、マザランによって扱いやすい替え玉と取り替えられたという。この話には、囚人が獄中で子供を作り、その子が後にコルシカ島へ行き、ナポレオンの先祖になるという尾ひれも付いている。

アーサー・バーンズ(Arthur Barnes)の『仮面の男』(The Man of the Mask, 1908年)によれば、チャールズ2世の庶子ジェームス・ド・ラ・クローシュ(James de la Cloche)であるという。この人物はフランスとの連絡役を務めていたが、イギリスとの関係の露呈を恐れたルイ14世によって監禁されたという。

マルセル・パニョル(Marcel Pagnol)の『鉄仮面の秘密』(Le Secret du masque de fer, 1965年)は、アーサー・バーンズ説とは異なり、実はジェームズ・ド・ラ・クローシュはルイ14世の双子の兄弟で、この男を鉄仮面の正体としている。

ハリー・トンプソン(Harry Thompson, 1960 - 2005)の『鉄仮面―歴史に封印された男』(The Man in the Iron Mask: A Historical Detective Investigation, 1987年)によれば、仮面の男の正体はルイ14世の異母兄ユスターシュ・ドージェ(Eustache Dauger)であるという。これは現在主流とされている説である。

軍歴史学者ルイ・ジェンドロン(Louis Gendron)が、1890年にある暗号化された一連の手紙をフランス軍暗号局のエティエンヌ・バゼリーズに解読させたところ、ルイ14世の暗号係ロシノールにより作成された暗号文であることが判明し、その内の1つには、逮捕されたヴィヴィアン・ド・ビュロンド(Vivien de Bulonde)将軍とその罪に関する事柄が記されていた。それによると、ルイ14世は、オーストリアで軍需物資、傷病兵を置き去りにして退却した罪で将軍をピネローロ要塞に収監することを命令し、彼を「個室に監禁し、昼間は**(暗号未解読部分)の条件のもとで胸壁を歩くことを許す」と指示していた。この「暗号未解読部分」を「仮面」と解釈することで、ビュロンド将軍=鉄仮面説が流布されたが、年代等の矛盾により現在ではほとんど支持されていない。

《鉄仮面を扱った作品》
囚人が被っていた布製の仮面は、鉄仮面になることが多く、そのグロテスクなイメージから、様々な文学作品、映画に取り上げられている。さらに本来の伝説からかけ離れて「鉄仮面の囚人」だけが一人歩きした三次派生とも言うべき作品も多く作られた。

『鉄仮面』- 黒岩涙香による翻案小説で、1892年(明治25年)12月25日から1893年(明治26年)6月22日まで「萬朝報」に連載された。原作はフォルチュネ・デュ・ボアゴベイ著“Les deux merles de m. de Saint-Mars ”(サンマール氏の二羽の鶇(つぐみ))。 海外ではほとんど忘れられた小説だが、日本ではこの涙香版が何度も単行本化され、更に江戸川乱歩が涙香版を小中学生向けにリライトした講談社版(1938年)も版を重ね、戦前戦後を通じて愛読された。その他、雑誌に掲載されたダイジェスト版や映画、漫画、紙芝居、ラジオドラマで、日本中に「鉄仮面」の名を知らしめた。近代デジタルライブラリーにて本文を閲覧可能。また、涙香版を小中学生向けにリライトした作品の一つ、カバヤ児童文庫「謎の鉄仮面」(1953年 著者不明)は岡山県立図書館のサイトで閲覧可能。(岡山県立図書館所蔵)カバヤ児童文庫

『奇岩城』(1908 - 1909年)- モーリス・ルブランの代表作の一つ。『奇岩城の秘密』という危険文書を書いたことを咎められ、鉄仮面が投獄されたとされている。

『ブルボンの封印』 - 藤本ひとみの歴史小説。森川久美の漫画版有。

《ダルタニャン物語関連》
『鉄仮面』- 「ダルタニャン物語」第3部『ブラジュロンヌ子爵』、アレクサンドル・デュマ著

『アニメ三銃士』-「ダルタニャン物語」第1部『三銃士』と併せて、上記の作品をアニメ化したもの。後半が「鉄仮面編」と呼ばれる。ルイ13世の双子の弟を裏から操る男が鉄仮面であるが、SP版では双子の弟自身が鉄仮面というストーリーも存在する。

映画『仮面の男』(1998年)ランダル・ウォレス監督、レオナルド・ディカプリオ主演。ここではルイ14世の双子の弟が「仮面の男」として物語が進む。

《イメージを踏襲した作品》
『二十世紀鉄仮面』、小栗虫太郎著

『スケバン刑事』 - 準主役の神恭一郎が地下に2年半囚われた際、視覚・聴覚を遮断するマスクを被せられた。

『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』 - 主人公は幼少期に鉄仮面を着用して育てられた。上記の原作設定を参考にしたもの。

『天正鉄仮面』 - 清水義範の短編小説。織豊政権の時代を舞台に、石川五右衛門が大坂城に幽閉されているという「鉄仮面の囚人」の正体を暴くべく暗躍する。

『鉄面探偵ゲン』 - 石ノ森章太郎の漫画作品。凶悪犯罪者を追う事件で、二度と外せない鉄仮面を着せられた刑事・十文字ゲンは復讐のため犯人を追い、また探偵として様々な事件を解決する。

『機動戦士ガンダムF91』 - スペースコロニーの住民および地球人類の粛清を企む男・カロッゾ・ロナと、偶然にガンダムF91のパイロットとなった少年・シーブック・アノーと仲間たちの戦いを描く。カロッゾは鉄仮面を被って素顔を隠しており、その姿通り「鉄仮面」と呼ばれることもある。

『LIFE!~人生に捧げるコント~』 - コントの1コーナー「テツオの数奇な運命」において、ある事情で鉄仮面を被らされた青年「テツオ」が巻き起こすコメディー。

『C3 -シーキューブ-』 - 水瀬葉月のライトノベル。登場人物の一人が、鉄仮面の来歴を持つ呪われた仮面「バスティーユの彼」を使用している。

『宇宙の騎士テッカマン』 - タツノコプロ制作のテレビアニメ。主人公・南城二が変身する「テッカマン」は中世の鉄仮面がモチーフである。

.