Ocean's Eleven - 3 -
【ブラッド・ピット】- 3 -


2008年、ブラック・コメディ映画『バーン・アフター・リーディング』に出演し、初めてコーエン兄弟とコラボレーションした。同作は批評家から肯定的な評価を受け、『ガーディアン』誌では「しっかりと巻かれた、巧みなスパイコメディのプロットで、ピットの演技が面白さの一つである」とした。
同年、デヴィッド・フィンチャー監督の『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』に主演。老人の姿で生まれた男が齢を取るごとに若返ってゆくという物語で、『ボルチモア・サン』のマイケル・スラゴウは「ピットの繊細な演技が『ベンジャミン・バトン』を不朽の名作に作り上げている」と高く評した。同作の演技により、初めて全米映画俳優組合賞にノミネートされ、さらに4度目となるゴールデングローブ賞、2度目となるアカデミー賞ノミネートも果たした。同作はアカデミー賞では合計13部門でノミネートされ、全世界での興行収入は3億2900万ドルに達した。

翌2010年にはアニメ映画『メガマインド』でスーパーヒーローのメトロ・マンの声を務めた。
2011年、パルム・ドールを受賞したテレンス・マリック監督の『ツリー・オブ・ライフ』でショーン・ペンと共演。また同年、実話を原作としたドラマ映画『マネーボール』でオークランド・アスレチックスのゼネラル・マネージャーのビリー・ビーンを演じ、批評家から強力な支持を集め、ピットは再びアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。
- その他の活動 -
映画とテレビ
2002年、ピットはジェニファー・アニストンとパラマウント映画のCEOのブラッド・グレイと共に映画製作会社のプランBエンターテインメントを設立した。2005年にアニストンとグレイは撤退し、ピット一人で所有している。同社ではジョニー・デップ主演の『チャーリーとチョコレート工場』(2005年)、ピット主演の『ジェシー・ジェームズの暗殺』(2007年)、アンジェリーナ・ジョリー主演の『マイティ・ハート/愛と絆』(2007年)など多くの映画が製作されている。
またプランBは、2007年にアカデミー作品賞を受賞した『ディパーテッド』も製作している。同映画でピットはプロデューサーとしてクレジットされているものの、オスカー像授与の対象であったのはグレアム・キングのみであった。ピットは会社についてインタビューで論ずるのを嫌っている。

他には、ロシアのモデルのタチアナ・ソロッコと共演したホンダ・インテグラ、ソフトバンクやエドウインなどアジア向けに作られたテレビスポットがある。
慈善活動
2009年6月、『ピープル』誌によると、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーのチャリティ組織“ジョリー・ピット基金”がパキスタンの難民救済のため100万ドル(日本円で約9,800万円)を国連難民機関に寄付した。アンジェリーナは過去に3回パキスタンを訪れており、住むところがなくなった人々を救うために使ってほしいと寄付をした。国連難民機関の代表であるアントニオ・グエテレスは援助に感謝している。
2009年10月、アメリカのチャリティー団体The Giving Back Fundが2008年の「寄付額が最も多い有名人」のランキングを発表し、アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットがハリケーン・カトリーナで壊滅的状況に陥ったニューオリンズの再建やエチオピアやイラクの子どもたちに総額で1,340万ドル(日本円で約12億円)を寄付して2位にランクインした。
2009年11月、『ハリウッド・リポーター』によると、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの2008年の寄付金総額は680万ドル(日本円で約6億1200万円)だったという。2人が設立したジョリー・ピット基金の2008年度の納税通知書によると、同基金の収益は1300万ドル(日本円で約11億7000万円)でその半分以上をさまざまな団体に寄付したといい、世界中の病気を減らすことを目的としている団体The Global Health Councilは同基金から200万ドル(約1億8000万円)を受け取り、ブラッドが創設したチャリティー団体Make It Right FoundationとHuman Rights Watchもそれぞれ1万ドル(約9000万円)を受け取ったという。
さらにThe Armed Services YMCA of the US Army、ブラッドの地元スプリングフィールドの学校、息子マドックスの母国カンボジアの団体などもジョリー・ピット基金から寄付を受け取っているという。
2009年12月、『ピープル』誌によると、アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットがアメリカの養護施設団体“アメリカン・SOS・チルドレンズ・ビレッジ”に10万ドル(日本円で約900万円)を寄付した。この団体はイリノイ州とフロリダ州にある養護施設で現在は300人ほどの子どもたちが暮らしている。
アンジェリーナは「孤児や捨て子を育て、家族をバラバラにしないSOSのすばらしい活動をわたしたちはこの目で見ました。
SOSビレッジでは一定の年齢になったからといって子どもが放り出されることはありません。職業訓練、高等教育、生活の手助けなど、すべての援助を永遠に与え続けてくれる場所です」とコメントしている。SOS・チルドレンズ・ビレッジ・USAの会長は二人が同団体に寛大な手を差し伸べてくれたことに感謝し、今後も子どもたちをより良い方法で支えていきたいとコメントしている。
SOS・チルドレンズ・ビレッジは孤児や捨て子を支援する世界最大のNPOで132か国で500のビレッジが存在する。
2010年11月、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーは児童養護団体SOS・チルドレンズ・ビレッジにジョリー・ピット財団を通じて15万ドル(日本円で約1,275万円)を寄付した。
ブラッドとアンジーは2009年にもこの団体に10万ドル(日本円で約850万円)を寄付しており、2009年の1.5倍の額を寄付したことになる。
SOS・チルドレンズ・ビレッジの会長ヒース・ポール博士はこの寄付に感謝を述べ「ブラッドとアンジーは子どもにとっての家族の大切さをとてもよく理解しています。
彼らは、実際に難民キャンプなどでわれわれの活動を目の当たりにして、寄付を申し出てくださいました」と2人の寄付が単にお金だけが動くだけの寄付ではなく、心のこもった重みのあるものだと述べた。
2011年1月、『ハリウッド・リポーター』によると、実子シャイロが生まれた国ナミビアにある野生動物保護区にシャイロの名の下にパートナーのアンジェリーナ・ジョリーと共に設立したジョリー・ピット財団から200万ドル(日本円で1億6400万円)を寄付していたことが明らかになった。
2011年6月、BANG Media Internationalによると、竜巻の被害にあったミズーリ州南西部の町、ジョプリンに50万ドル(日本円で約4,000万円)の寄付したという。
この寄付金はパートナーのアンジェリーナ・ジョリーと共に設立した「ジョリー・ピット基金」による寄付金で壊滅的な被害を受けて中長期的な支援を必要とする町の再建に充てられるという。ブラッドは「街の30パーセントが壊滅的な被害に遭い、ジョプリンの街には難題が待ち受けています。僕はこの街の近くで育っているため、住民は仕事熱心で、謙虚、立ち直る力も強いことを知っています」と語り、街の再建の手助けになりたいと言っているという。
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Twelve Monkeys - 2 -
【ブラッド・ピット】- 2 -


『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の後は『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』(1994年)に主演し、移民のウィリアム・ラドロー大佐(アンソニー・ホプキンス)の息子のトリスタン・ラドローを演じた。この作品により初めてゴールデングローブ賞主演男優賞候補に挙がった。映画自体のレビューは賛否あったものの、ピットの演技は好評を得た。
1995年、犯罪スリラー映画『セブン』で連続殺人鬼(ケヴィン・スペイシー)を追う刑事を演じ、モーガン・フリーマンやグウィネス・パルトローと共演した。ピットは同作をすばらしい映画と言い、自分の演技の幅が広がったと語った。この作品は批評家からも評価され、『バラエティ』は彼の演技をベストとし、ピットが「ねばり強く精力的な刑事」を体現したことを好評した。『セブン』は全世界で3億2700万ドルを売り上げた。

翌1996年、法廷ドラマ『スリーパーズ』に出演。映画は賛否両論であった。
1997年の映画『デビル』ではハリソン・フォードと敵対するIRA暫定派テロリストのローリー・ディヴァニーを演じ、アイルランド訛りの英語を披露した。『デビル』は世界興行収入が1億4000万ドルに達したが、批評的には失敗した。
その年末にはジャン=ジャック・アノーの映画『セブン・イヤーズ・イン・チベット』に主演し、オーストリア人登山家のハインリヒ・ハラーを演じた。この作品では共演のデヴィッド・シューリスと一緒にカリフォルニアやヨーロッパのアルプス山脈でロック・クライミングの訓練をした。同作は批評家に酷評され、失敗作と言われた。
1998年の『ジョー・ブラックをよろしく』では、人間を研究するために青年の身体を借りているという設定の死神役を演じたが、『サンフランシスコ・クロニクル』のミック・ラサールは、「ピットは観客に彼が死と永遠の謎の全てを知っている設定だと納得させることはできなかった」と評し、映画評論家のロジャー・イーバートは「ピットは素晴らしい俳優だが、この演技は誤算だ」と評すなど、ピットの演技に対し否定的な意見が寄せられた。映画自体の評価も賛否両論であった。
- 1999年から2003年 -
1999年、デヴィッド・フィンチャー監督の映画『ファイト・クラブ』でカリスマ的人物であるタイラー・ダーデンを演じた。

その後2000年のギャング映画『スナッチ』でアイリッシュ・ジプシーのボクサー役を演じた。作品そのものの評価はいくらかの批判があったものの、ピットの演技は概ね好評を得た。同年に、ピープル誌が選ぶ「最もセクシーな男性」を2度目の受賞。
翌2001年にはロマンティック・コメディ映画『ザ・メキシカン』でジュリア・ロバーツと共演。同作は批評的には今一つだったが、興行的には成功をおさめた。
同年は1億4300万ドルの興行収入を上げた冷戦スリラー『スパイ・ゲーム』にも出演し、ロバート・レッドフォードと共演した。同年11月22日、テレビドラマ『フレンズ』の第8シーズン第9話「ブラピの「ヘイト・クラブ」」で、当時の妻ジェニファー・アニストン演じるレイチェル・グリーンの同窓生役でゲスト出演した。この演技によりエミー賞のコメディ・シリーズゲスト男優賞にノミネートされた。
さらに12月、1960年の『オーシャンと十一人の仲間』をリメイクした強盗映画『オーシャンズ11』にラスティ・ライアン役で出演した。ジョージ・クルーニー、マット・デイモン、アンディ・ガルシア、ジュリア・ロバーツらのアンサンブル・キャストに加わった。
『オーシャンズ11』は批評家から好評を得たほか、全世界で4億5000万ドルを売り上げ興行的にも成功した。

- 2003年以降 -
2004年の映画『トロイ』ではアキレスを演じるにあたり、撮影の6カ月前から剣の訓練をした。撮影中にアキレス腱を怪我して製作が数週間遅れるなどしたが、同作は全世界で4億9700万ドルを売り上げこれまでの出演映画で最も商業的に成功した作品となった。
『ワシントン・タイムズ』のスティーヴン・ハンターは、「ピットはこういった過酷な役柄を演じさせると優れている」と評した。
同年公開の『オーシャンズ12』は世界で3億6200万ドルを売り上げ、ピットとクルーニーのダイナミックさは「ポール・ニューマンとロバート・レッドフォード以来の相性」であるとCNNのポール・クリントンにより評された。



2007年には西部劇ドラマ『ジェシー・ジェームズの暗殺』でアメリカのアウトローであるジェシー・ジェイムズを演じた。同作はピットが経営する会社プランBエンターテインメントで製作された。『フィルム・ジャーナリスト・インターナショナル』のルイス・ビールによるとピットは「恐ろしくカリスマ的」な役割を果たしているとされ、ヴェネツィア国際映画祭 男優賞が与えられた。また、ピットはプロモーションのために同映画祭に出席。途中、ボディガードを押しのけて現れたファンによって抱きつかれるというハプニングがあったが、無事に2008年の同映画祭会場で男優賞のトロフィーを手にした。
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Seven - 1 -
【ブラッド・ピット】- 1 -
Brad Pitt
アメリカ合衆国オクラホマ州出身の俳優、映画プロデューサー。日本での愛称はブラピ。2019年公開の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でアカデミー賞助演男優賞を受賞、プロデューサーとしても2013年公開の『それでも夜は明ける』でアカデミー賞作品賞受賞している。
身長180cm、体重73kg。
生年月日:1963年12月18日
出生地:アメリカ合衆国オクラホマ州シャウニー
国籍:アメリカ合衆国
職業:俳優・映画プロデューサー
ジャンル:映画
活動期間:1987年 -
配偶者:ジェニファー・アニストン(2000年 - 2005年)
アンジェリーナ・ジョリー(2014年 - 2016年)
著名な家族:(子供)Maddox "Mad" Chivan Jolie-Pitt (b. 2001)
Pax Thien Jolie-Pitt (b. 2003)
Zahara "Zee" Marley Jolie-Pitt (b. 2005)
Shiloh Nouvel Jolie-Pitt (b. 2006)
Knox Leon and Vivienne Marcheline Jolie-Pitt (b. 2008)
《主な作品》
『テルマ&ルイーズ』
『リバー・ランズ・スルー・イット』
『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』
『セブン』


『ファイト・クラブ』








『マネーボール』
『ワールド・ウォーZ』


受賞
アカデミー賞
作品賞
2013年『それでも夜は明ける』
助演男優賞
2019年『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
ヴェネツィア国際映画祭
男優賞
2007年『ジェシー・ジェームズの暗殺』
全米映画批評家協会賞
主演男優賞
2011年『マネーボール』『ツリー・オブ・ライフ』
助演男優賞
2019年『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
ニューヨーク映画批評家協会賞
主演男優賞
2011年『マネーボール』『ツリー・オブ・ライフ』
放送映画批評家協会賞
助演男優賞
2019年『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
アンサンブル演技賞
2009年『イングロリアス・バスターズ』
MTVムービー・アワード
男性演技賞
1995年『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』
有望男優賞
1995年『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』
1996年『セブン』
ベスト・ファイト賞
2006年『Mr.&Mrs.スミス』
恐怖演技賞
2014年『ワールド・ウォーZ』
AFI賞
作品賞TOP10
2011年『マネー・ボール』
2013年『それでも夜は明ける』
2015年『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
英国アカデミー賞
作品賞
2013年『それでも夜は明ける』
助演男優賞
2019年『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
エミー賞
作品賞(テレビ映画部門)
2014年『ノーマル・ハート』
ゴールデングローブ賞
作品賞(ドラマ部門)
2013年『それでも夜は明ける』
助演男優賞
1995年『12モンキーズ』
2019年『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
ゴールデンラズベリー賞
最低スクリーンカップル賞
1994年『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』
全米映画俳優組合賞
助演男優賞
2019年『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
キャスト賞
2009年『イングロリアス・バスターズ』
その他の賞
《生い立ち》
トラック会社の経営者である父と高等学校のカウンセラーであった母との間に生まれた。生後まもなくミズーリ州スプリングフィールドへ転居し、保守的な家庭で南部バプテストとして育てられる。弟と妹がいる。イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランド、北アイルランド、ドイツの血を引く。
幼少時には3歳当時の1966年に公開された日本の怪獣映画『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』を見て感動し、後年の2012年に開催された第84回アカデミー賞の授賞式でそれを語っている。
キカプー高等学校在学時はレスリング、水泳、バスケットボール、ゴルフ、テニスのチームのメンバーだったほか、ディベート、校内自治、演劇活動に勤しんだ。高校卒業後はミズーリ大学コロンビア校に入学し、広告を中心としたジャーナリズムを専攻。友愛会シグマ・チーに参加し、いくつかの友愛ショーに出席した。しかし、将来を見据えた際に物事が何も進展しないように感じ、自分が今までに映画を観て感じた情景や彷彿とするような気持ちを忘れられず、俳優になることを決意。学位を取得する2週間前に大学を中退し、手持ち金325ドルでロサンゼルスに向かった。
ロサンゼルスではロイ・ロンドンから演技レッスンを受ける傍ら、運転手やエル・ポヨ・ロコの店員など、様々な仕事をしていた。1986年からビバリーヒルズに移住している。
《キャリア》
初期の活動
1987年に『追いつめられて』の端役で映画デビュー(クレジットなし)。
1987年5月にはNBCのソープオペラ『Another World』に2話出演しテレビデビューした。同年11月ABCのシットコム『愉快なシーバー家』にゲスト出演。
1987年12月から1988年2月にはCBSの『ダラス』にチャーリー・ウェイドのボーイフレンドのランディ役で4話出演した。ピットはそのキャラクターを「干し草に引っかかる馬鹿なボーイフレンド」と説明している。
1988年にはフォックスのドラマ 『21ジャンプストリート』にゲスト出演。
同年、『リック』で映画初主演。しかしこの作品はクロアチア紛争勃発のために一時お蔵入りとなり、1997年まで公開されなかった。
1989年にはホラー映画『処刑教室-最終章-』で主演を務めた。テレビでは『Head of the Class』、『フレディの悪夢』、『ナイスサーティーズ』にゲスト出演したほか、『愉快なシーバー家』に再出演した。
1990年にはNBCのテレビ映画『トゥルー・ブルース』で主人公ビリーを演じ、ジュリエット・ルイスと共演した。また同年、フォックスの全6話の短期ドラマ『グローリー・デイズ』とHBOのテレビ映画『ザ・イメージ』に出演した。
翌1991年の映画『傷だらけのランナー』ではリック・シュローダー演じる犯罪者の兄弟で、高校生ランナーのジョー・マロニーを演じた。
映画やテレビへのゲスト出演を繰り返した数年後、1991年のロードムービー『テルマ&ルイーズ』でテルマ(ジーナ・デイヴィス)のボーイフレンドのJ.D.を演じ、知名度を上げた。この作品でのデイヴィスとのラブシーンは、ピットをセックスシンボルにした出来事として挙げられている。
『テルマ&ルイーズ』の後に出演した映画『ジョニー・スエード』(1991年)と『クールワールド』は、批評的にも興行的にも失敗した。
1992年、ロバート・レッドフォード監督による伝記映画『リバー・ランズ・スルー・イット』で主役の弟ポール・マクリーンを演じた。この作品でのピットの演技はキャリアを築き上げたと評価された。
1993年、ロードムービー『カリフォルニア』でジュリエット・ルイスと再共演。連続殺人鬼のアーリー・グレイスを演じた。また、犯罪映画『トゥルー・ロマンス』ではフロイドを演じた。その年彼はShoWest賞の明日の男性スター賞を受賞した。
1995年、ピープル誌が選ぶ「最もセクシーな男性」に選ばれる。
《批評的成功》
1994年はピットのキャリアの大きなターニングポイントとなった。映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』では吸血鬼のルイス・デ・ポアント・ドゥ・ラックを演じ、トム・クルーズ、キルスティン・ダンスト、クリスチャン・スレーター、アントニオ・バンデラスと共にアンサンブルキャストの一人を務めた。演技はあまり評価されなかったものの、同作によりMTVムービー・アワードで2部門を受賞した。
ピットは1995年と2000年に『ピープル』の「セクシーな男」に選ばれた。
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