オーバーツーリズムによって日本各地で起こっている地元住民と訪日外国人との摩擦が問題視されている中、「特区民泊」制度の“抜け道”ともいえる方法で、一棟まるまるすべてを民泊用とするマンションが大阪市に出現しました。周辺住民からは住環境の悪化を懸念して、約2万1千筆の反対署名が提出されましたが、大阪市は民泊を認可しました。ことし6月から運営は始まっていますが、住民からは不安の声があがり、文化の違いによる摩擦も生じています。


はたして、「大阪市の対応は正しかったのか?」、「特区民泊制度ははどう改善されるべきなのか?」、「今後、われわれは訪日外国人とどう向き合うべきなのか?」