「お!!コイツも何か始めるつもりか」


パースの街の道で度々見かける「特技の披露」


そいつもネタを仕込んできたらしい。


しかし、街のど真ん中で披露している事もあり皆特技がカッコ良


すぎる。


完全に完成しきってるね。


ピアノを弾いている子供も居れば、家族総出で合唱会、バイオ


リストなど…


「コイツは今から何をやらかすのか…」


街のど真ん中で着替え始めた。街の皆、見て見ぬふり笑


期待はしていなかったが、着替えている時のBIM…


「ヤバイ!!」


完全に吸い込まれる。


だんだんと、コイツの良さに気がついたのか、たかり始めた。


時が来た…


とばかりに奴が動き出した。


完璧、奴の虜になっていた。


三十分で終了


気がつけば街のど真ん中に五十人ほどの観衆による拍手喝さ


い。


「人間ってスゲー」自分が身につけた特技を披露してお金を稼ぐ。


かなり勇気付けられたね。


彼のジャンルは「ダンス」


マイケルのダンスをした時にはもうたまらんかった。





さて、何が出来るだろう…

「三週間はっや!!」


ホーステイが今日で終わりになる。


「スパン」短すぎだろ…


色んな人と出会って、経験して、知識を貯えて…


それを次の地で「智慧」に変えて前に進んで行きます。


今日の朝、三週間前に味わった「旅を嫌いになる」瞬間だっ


た。


別れは辛いね笑


次の地では大体六ヶ月いる予定。


なるたけそこの地で仕事をしてお金を稼ぐつもりです。


とりあえず、一日一日大切にかつ楽しく、熱く、馬鹿になります。




第三章 「ALBANY」

ある人がこんな事を言っていた。


日本人は「分からないのにYESと言う」


「それは失礼な事」


なるほど。


実際に試してみると…


「何回俺はsorruyって言ってるんだ笑」


ま、今はこんな感じ。