岡本太郎さん
「芸術とは、呪術である」
※太陽の塔内部に印字されているご本人の言葉より
表題ともなった
「呪術誕生」という巻頭の小論で、
岡本はじつに簡潔に「芸術は呪術である」と宣言する。
それは自分自身を呪縛し、自分にとっての神秘・不可解を自らに突きつける行為である。 「共通の価値判断が成り立たない、自分一人だけにしかはたらかないマジナイ」、と岡本は芸術の呪術性を言い直してもいる。
じゅ‐じゅつ【呪術・咒術】
〘 名詞 〙
超自然的な力を直接的方法でよびおこし、望んでいる現象を起こさせようとする行為。
「まじない」と「うらない」とがある。
魔術。 魔法。
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元ちとせさん
「皆さんに呪いをかけまーす☺☺🎶」
※今日ライブ会場で言われた言葉。
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この春、
大阪で展覧会が開催される
上村松園さんの作品のひとつ
寵愛を受けた皇子が登極したため離れ離れになってしまい、恋しさのあまり心を病んでしまった女「照日の前」。
呪いがこもっていそう。
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呪い
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初めて、岡本太郎さんの
「芸術とは、呪術である」という
言葉を見た時は、
即座に消化出来なかった言葉。
今日、
元ちとせさんの口から、
「皆さんに呪いをかけまーす✨」と
言われて、
はっ、
呪いって、
強く平和を願う気持ちが
根底にあるのではないかと気がついた!
悪いことが起こらない様に、
強く強く念じる、願う、祈る。
それが、呪い。
生きていたら、
楽しい事ばかりでは無い、
辛く悲しい事の方が、
きっとたくさんある。
嬉しい事が増えるよりも、
悲しい事が少ない方がよい。
長く生きれば生きる程、
色々な経験値が人の価値観を変えていく。
人間の、罪深い業を、
封じる呪い。
芸術とは、そういった意味合いも
あるのではないだろうか。
ノンフィクションが、
1番残酷。
そのままでは
とても表に出せないものを、
色んな人に伝わる様に
形を変えた物、
それが芸術。
そんな事を考えた1日でした。
呪い、、、
沼とも似ています。
言葉に、深さがある!!!
まだまだトゥバ沼に、
沼って生きますよー☺️