彼女の行動に、いつも僕はドキドキさせられる。


いつも、遠くを見つめているかと思えば、


コチラを見ていたり



無表情の瞳のくせに、彼女に見つめられると僕は途端に動けなくなってしまう。



強気な視線で見つめられると、


僕は、ありもしない疑惑を持たれているような感覚に落ちてしまい


どこを見ていいのかわからなくなる。




だけども、いつも


彼女の事を眼で追ってしまう。



この感情が何なのか、今の僕にはまだわからない。





「今日は、みんなでお前の家に泊まりに行く!」


突然言われた、クラスメイトの申し出に戸惑いながらも


勢いに勝てる事の出来なかった僕は、あわてて、ジュースやらお菓子やらを用意する始末。



すっかり足の踏み場もなくなって


各々が、好き勝手にゲームやら、最近の話題で盛り上がっている。



僕は、律義にみんなが食べたものの片づけをしながら


彼女の姿がないことに気づく。



「どこ行ったんだろう…。」



確か、1人でいつの間にかシャワーを浴びに行っていたと聞いた。


だけども、シャワー室に彼女の姿はない。


僕は、彼女を探して、自分の部屋を覗いてみた。



「…えっ、…。」


そこには、僕のお気に入りの抱き枕を抱いて眠る彼女の姿があった。


「おい、それ、僕の抱き枕…。」


そういって、彼女を起こそうと思ったが、


彼女の上半身は、なにもつけていないので、


僕は、どうすることもできなかった。



ドキドキ…と、自分の心臓の音がうるさい。


「そんなとこで、何してるんだよ。」


上ずりながらも、声を出して彼女を起こそうとしてみる。


「…、もう、寝る…。」


彼女は、目も開けずにそうつぶやく。


僕は、その場でどうしていいのかますますわからなくなる。


ドキドキ…ドキドキ…


時計の針の音と重なるように、僕の心臓の音は強くなる。


自分の心臓の音がうるさくて


僕は、その場から出ようとした。


「……する…。」



突然、彼女がつぶやいた。


聞き取れずに、振り返ると、彼女は先ほどと同じように目も開けず


「…イイ匂いがする…。」


そうつぶやくた彼女は、そのまま規則正しく寝息を立てていた。




僕はあわてて自分の部屋から出た。



まだドキドキとうるさい。


確実にさっきまでより、早くなった心臓の音を振り払うように


はぁーっと、大きくため息をついた。



彼女の存在は、いつも不思議で、彼女に抱くこの感情をいまだに理解できないでいる。


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今年の夏は暑かったですね。



僕は、この夏の思い出…きっと忘れられないんだろうな…。




みんなで出かけた海水浴


じりじりと照りつける太陽が、まるで、僕らを挑発しているようで


思わず目を細めてしまってた。


「こらーっ、早くおいでよぉ。」


既に、海辺に集まっていたみんな。


学校じゃ、いつもふてくされているばかりのあの子も、日差しの影響なのか


いつもより、はしゃいで見えたな。



「今行くー。」


僕は、そう言って、ビーチサンダルを脱いだけど


やけどしそうな砂の熱さに、思わず転びそうになる。


「おっと…うわっ!!!」


転びそうになる体を必死で支えようと、バランスを取るが、謝って僕は目の前にいる彼女に打つかってしまう.


「ご、ごめんっ。」


彼女は表情一つ変えず、ただ


「…大丈夫…。」


と、つぶやくだけだった。


気のせいだろうか、頬が赤い気がする。


きっと、太陽が照りつけるから、僕も真っ赤になってるはず。


「行かないの?海。」


彼女の言葉で、あわてて、僕はみんながいる海辺まで走った。




どれくらい、遊んでいたのだろう…。


太陽の日差しとは裏腹に、ひんやりと冷たい海水にすっかり浸りすぎて


僕の体からは潮の匂いしかしない。


「…潮風って、変なにおいがする・・・。」


誰に言うわけでもなく、僕はもう一度、海に潜る。


もう一度、僕らが海から生まれたことを思い出すかのように…。





すっかり、遊び疲れたみんな、夜の花火に備えて、戻ることにした。


気付けば、みんな着替えを済ませているんじゃないか。


みんなに後れを取っていたことに気付いた僕は、あわててシャワールームに飛び込む。



「あ…。」


目の前には、あの子がいた。


「ごごご…ごめんっ。」


あわてている僕の姿に彼女も驚いた表情。


「…えっ…。」


真っ白な肌に、白いビキニ姿だった彼女の体は、透けてしまいそうなほどに透明で


髪の毛から流れ落ちる雫さえも、


彼女の事をキラキラと照らしているようだった。


今日の日差しで、少しだけ焼けたのだろうか…


彼女の肩や、背中がほんのり赤い。



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「…何か用?」


彼女は表情を戻し、僕に訪ねてくる。


「あ、違うんだ…。僕、シャワーに入ろうと思ってたら、先に君がいて…。」


あわてて話す僕の言葉を


「そう…。」


とだけ、返事を返し、彼女はいつの間にかシャワーを済ませ出てきた。


僕は、うつむいたまま、彼女の表情を盗み見る。


彼女は、ちらりとも僕を見ることなく


「…先に、行ってるから。」


それだけを残して去ってしまった。


振り返って、彼女の姿を目で追いかける。


心なしか、耳たぶが赤い。




これも、今日の太陽のせいなのか。


きっと、僕の耳たぶも


彼女の何倍も赤くなっているに違いない。




きっと、太陽のせい。


今年の夏は暑かったから。




ではでは…

記念すべき、最初の物語り始めてみますか…


私が活動しているもののシナリオ…

どんな場面かは、読み手のアナタの妄想に委ねます…☆





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とある、秋の日



ふと、そこを眺めると落ち葉舞い散る、昼下がりの秋の空


少年は、元来人見知りである


いつも、1人で、そうやって窓の外を眺めていた。


「こんなところにいたんだね…。」


急に声をかけられ、振り向くそこには、いつもの優しい笑顔の青年。


「こんなところで、何をしているんだい?」


優しい笑顔のまま、青年は言葉を続ける。


「え・・・、あの、外を眺めていたんだ。」


そうやって、少年は青年の笑顔に照れてしまい、うつむく。


「確かに…この風景の美しさは、眺める価値に値するね。」


そういうと、青年は少年の前に立つ。


「眺めているばかりじゃつまらない。僕らもあの落ち葉と一緒になろう。」


「落ち葉と、一緒になるって…、え・・・。」


少年は言葉の意味が呑み込めず、戸惑う。


「いいから、ついておいで…。」


青年は、少年の言葉を笑顔のまま包み込み、腕を掴むとおもむろに歩き出した。





「わぁ…。」


少年は、舞い散る落ち葉の美しさに、思わず声を上げる。


いつも、下を向いてばかりの自分が


落ち葉舞い散る、上を向いているのだ…。


「こんなに、きれいなモノだったなんて…、僕知らなかったです。」



そこへ突然、別の男が声をかけてくる。


「この世の中には、君たちが知らないものがたくさん、みちみちているのさ。」


声の先にいた男は、


公園のベンチで1人空を眺めていた。


男を見て、少年は微笑む。


少年は男の存在をいつも憧れの眼差しで見ていたから


「こんな場所があるんなら、教えてくれたってイイのに…。ずるいや。」


ちょっとだけ、少年は拗ねた振りをして、男の隣に座る。


「大人はね・・ずるいぐらいがちょうどいいんだよ。」


そういって、男はまた、空を眺める。



そんなやり取りを、微笑みながら見つめる青年。


「君には、僕が教えてあげたじゃないか。特別にね。」


そういって、また、青年は少年に微笑みかける。


少年は、堪らず頬を赤らめる。



このゆっくりとした時間がいつまでも続けばイイのに…


少年は、声に出さずに呟いてみる。


「この時間が、いつまでも続くといいな。」


男はふっと息を吐きながら、つぶやいた。


「そうですね、僕は、この時を待っていたのかも知れない。」


青年もつぶやく。



二人の言葉が、なんだか自分の思っていることを代弁してくれているようで


少年は嬉しい気持ちになる。


「もう少し、ここにいてもいいですか?」


少年は、思い切って声にした。


男と青年はにっこり笑い、うなづいた。






ほんの少しの時間だけど、特別なモノのように思えて…


またいつか、来ましょうね…。


少年は空を見つめたまま、心の中でつぶやいた…。



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あなたの見た秋の空は何色でしたか?


来年も素敵な空が見れますように…。




マリー☆