2026年2月7日(土)の日経新聞「春秋」より引用しました。

 

 「国論を二分する政策」とは何なのか、有権者にきちんと伝わったのだろうか。

「高市早苗が首相でいいのかどうかを国民に決めていただく」選挙戦が最終盤を迎えた。「責任ある積極財政」や安保関連3文書の改定、スパイ防止法がそれなのか。

憲法改正も含むのか。

 

 大上段に振りかぶったのだから、それならそれで正面から野党と論戦をして、国民の判断を仰ぐものと思っていたが、議論を深める機運に乏しかったのは残念だ。

それでも高市人気は衰えない。

終盤の情勢調査によると、自民と維新の与党の議席数は過半数の233議席を大きく上回り、300超をうかがう勢いだという。

 

 現政権が進めてきた積極財政は物価高を助長しかねない側面があり、当座の生活の得になるとは言いがたい。

外為特会の運用がホクホクという円安にしても、国民の持っている円貨の価値が下がるのと一体の事象だ。

そんな理屈にかかわらず支持が続くのは、それより大事なものがあるとみる人が多いということだろうか。

 

 理性より感情、強さへのノスタルジア、理屈っぽさや厳格さへの反感、自発的な信奉の心地よさ …… 。

世界で見られるそんな政治的な琴線の伝播(でんぱ)も見え隠れする。

最終的な投票では「中道」概念の現下の訴求力も判明する。

いずれにしても時ならぬこの衆院選は、曇りない目で理解が必要な社会現象の様相を見せはじめた。

 

以上、2026年2月7日(土)「春秋」より引用しました。

 

 現時点では「自民党が優勢だが、単独過半数に届くかどうかが最大の焦点」

という構図です。

また、首相の進退が選挙結果に直結するため、終盤の情勢変化が例年以上に注目されています。

 

 2026年衆院選はどうなる?(情勢のポイント)

1. 自民党は“単独過半数に迫る勢い”と報道

複数の情勢報道では、自民党が優勢で、単独過半数(233議席)に近づく可能性が指摘されています。高市首相の支持が追い風になっているという分析もあります。

ただし、首相本人が討論会を欠席したことが波紋を呼び、終盤戦でどう影響するかは不透明という報道もあります。

 

2. 高市首相は「過半数を取れなければ辞任」と明言

高市首相は「与党で過半数を回復できなければ辞任する」と発言しており、選挙の緊張感が高まっています。

この発言は、与党支持層の引き締め効果がある一方、リスクも大きい賭けです。

 

3. 野党は全体的に苦戦気味

読売新聞の情勢分析では、野党側は総じて厳しい戦いを強いられているとされています。

特に「左派ブロック」とされる政党が苦戦しているという報道もあります。

 

4. 東京は“構図が一変”し激戦区に

東京都では、小池都知事が自民候補の応援に入り、構図が大きく変わったと報じられています。

都市部はもともと接戦が多く、今回も例外ではなさそうです。

 

5. 全体の基本データ

•            総定数:465議席(小選挙区289、比例176)

•            公示:1月27日、投票:2月8日

•            争点:物価高対策、外国人政策など

 

🔍 まとめ:現時点の見通し

現時点の報道を総合すると、

「自民党が優勢だが、単独過半数に届くかどうかが最大の焦点」

という構図です。

また、首相の進退が選挙結果に直結するため、終盤の情勢変化が例年以上に注目されています。