月に2、3回仕事の都合で遅くなる時がある

その時だけパパとお泊まりが出来る

アタシにとって最高の日
この日だけはパパを独占出来る

普段はオヤスミのキスの後
車を走らせて帰ってしまうから‥

朝まで一緒に居られる事が凄く幸せだった



社内では少しずつ噂になり始めていた
別室で2人っきりでランチとかしてれば当然の事

それでもパパは全然気にしない

「関係無いだろ?」

(パパかっこいい~)
なんてその頃のアタシは思ってた


当然 上司の耳にも噂が届き
「彼氏とは上手くやってんのか?」
なんて言ってくるヤツも居たけど
パパを見習い肯定も否定もせず笑い飛ばした

いま思えば随分な小娘だと‥



仕事中にパパと外出するのは楽しかった

パパの友達の所にも連れて行ってくれた

寂しそうなアタシの顔を見てその友達は
「奪っちゃえ!!」
って言ってくれた


奪えるモノなら奪いたい‥


ある日
いつもの様に外出先から帰って来ると
みんながケーキを食べていた

「〇〇さん頂いてるよ~」

みんながパパにお礼を言ってる

(何でだろう?)

「さっき奥さんが来たんだよ!差し入れ」


アタシは急に胃が痛くなった



社内の異動がありパパの部署へ行くことになった
朝から晩までパパと一緒

用事があり外出する時もアタシを連れてってくれた

いつもアタシの事を一番に考えてくれて
いつも優しい笑顔で包んでくれた
毎日が幸せだった

でもアタシはHを拒み続けていた
さすがのアタシでもHしたら本当に 不倫 ってゆう事は分かってた

浮気じゃなく本気になるってゆうのも分かっていたから‥

でもパパは
「今日は絶対ホテル行くよ。したいんじゃなくて抱きたいんだよ。分かる?」
アタシも同じ気持ちだった

いままで何人もの男とHをして来たけど
こんな感じは初めてだった

相性って云うけどあんまりよく分かってなかった

でもパパとは相性を感じた
何だろうこの一体感
初めて 繋がってる 事を感じた

パパもそう感じているみたいだった

アタシたちは出逢うために生まれて来たんじゃないかと‥


遅すぎる出逢いだって事をこの時にはすっかり忘れていた


次の朝 ゆうつだった

別に後悔はしてない
キスぐらい

でもパパの顔をまともに見れる自信が無かった

『うわーっパパに会ったらどうしよう』

『ってゆうか いつも通りに話しに行かなきゃだよね』

『どうしよう
どうしよう』

パパが前から歩いてきた

「おはよー!」

『あれ?普通?
いつもと変わんなく無い?』

顔を見ると赤くなっていた

『なーんだ 一緒か♪』

ちょっと気が楽になった


気が楽になったアタシはいつもの様にパパの所へ

お互いちょっと照れながらも話し込んでいた

「じゃあそろそろ戻るね~♪」

そう言ったアタシに
パパが

「昨日のは‥軽い気持ちじゃないから」

『やっぱり始まるんだ』

その日からパパは毎日送ってくれるようになった