青それは透き通るような青。あの日眺めた空と同じ色。それは海の色。それは悲しみの色。それは切なさの色。そして、頬を伝う温かい何かの、色。理不尽で不条理な別れにボクはなす術もないけれど、キミがこの世の苦しみや悲しみからも解き放たれて心安らかに眠りにつくことができるように。またいつか笑って話せる日がきますように。ただそんな風にボクはあの青に想いを馳せる。そうしていつか見たあの青はボクの心から二度と消せない。