超加工食品とは、
常温で長期間保存できるよう、砂糖や、塩、油脂、保存料などを加えて、高度に加工した食品の総称のことをいいます。
コンビニや、スーパーなどで、売られている、生鮮コーナーや惣菜コーナーなど、日持ちしない食品を除くと、ほとんどが、超加工食品です。
代表的な、超加工食品は、
ケーキ、クッキー、ドーナツ、マフィンなどのお菓子全般、甘い清涼飲料水、菓子パン、カップラーメン、ミートボール、チキンナゲット、ちくわ、はんぺんなどの肉や魚の加工食品などです。
超加工食品のメリットは、日持ちがして、便利な点。そして、家計に優しい点。また、買い物できない時もストックしておけば助かります。
こうした、メリットも多い加工食品なんですが、
利用する頻度が多くなると、さまざまな問題が生じてきます。
実は、現在のアメリカでは、
超加工食品がもたらす肥満、糖尿病や心血管疾患、がんのリスクなど、健康に対する弊害が注目されており、食べ方に注意するようになってきています。
医学誌
ブリティッシュ メディカルジャーナルに発表された、研究論文によると、
アメリカ人が、食事で摂取するカロリーの半分以上は、超加工食品で占めていると、報告されています。
超加工食品に関する日本での調査結果はまだありませんが、女性の社会進出も進み、日々仕事をはげみ、利便性を重視するようになってきたこの時代において、おそらく日本においても、超加工食品を摂取する頻度は右肩上がりになっていることが、予測されます。
日々の食事も、もちろんですが、食事に関わらず、利便性や技術が発展した今の時代、すぐに、簡単に手に入るものが本当に多くあります。
欲しい時に画面をクリックしたら、すぐに手に入る物、食べたい時に、注文すれば、すぐに届く食事、すぐに手に入る恋人、すぐに手に入る仕事、、、
しかし、こういった、簡単に手に入るものほど、私たちをどんどん幸せから遠ざけてしまいます。
また、簡単に手に入るものほど、人は簡単に失ってしまいますよね。
サン=テグジュペリの描く、私の大好きな絵本でもある、星の王子様のセリフのひとつ。
【大切なものはいつも目に見えない】
という言葉は、今の時代へ訴える、大切な
メッセージではないかと感じています。
これを読んでくださっている。あなたも、ぜひ、
自分の軸や、大切なものは何か考えてみる機会を
大切にしてみてください^^