退院後も毎日通院して、傷口に金属の棒を刺す治療と点滴をしました。
痛みで歩けなくても治療をしないと悪化するだけなので、お腹を押さえて足を引きずりながら毎日通院しました。
治療中、余りに痛いので何度も逃げ出しそうになりましたが、医師の「赤ちゃんの事を思い出して!赤ちゃんも頑張ってるよ!」の言葉で耐えました。
退院して1週間ほどした頃の夜中です。
この日は特に痛みが酷く寝付けずにいました。次第にだんだん酷くなり、息をするのがやっとなくらい激しく痛み出しました。
だんだん頭もフラフラしてきて、ハァハァ言いながら枕元の赤ちゃんグッズの中にある体温計を取り出して検温すると、
…40度を超えていました。
さすがに救急車を呼ぼうかと考えたほどです。
それでも赤ちゃんは生きていて、お腹が空けば泣く。排泄しても泣く。
その度に気力を振り絞ってお世話をしました。
その気力があったのは、赤ちゃんへの強い思いがあったからこそ。無事に、健やかに育って欲しい思い。
翌日診察に行くと、発熱はやはりお腹の炎症から来ているものでした。
このような治療を1ヶ月続けました。
帝王切開の術後の痛みなどとは比べ物にならない辛い日々でした。
痛みと治療と赤ちゃんの世話。
産後、こんなに長く壮絶な日々を過ごすとは思ってもいませんでした。
その後数年にわたって、私が子供は1人で良いと思うほどトラウマになりました。
でも、そんな辛い思い出さえ今となれば愛おしいなと思います。
流産した子が戻ってくるなら、もう一度だって同じ目にあったっていい。もっと辛くてもいい。
元気な赤ちゃんが産めるなら。
ちなみに、
炎症の治療を受けている間に、こうなった原因を医師に尋ねました。
答えとしては、
まれに、帝王切開手術の時に菌が入り込んで悪さをする事がある。比較的、緊急帝王切開の時に確率が高いと言う話でした。
人によっては「誰のせいなのか」と責める場合もあるかも知れません。
でも、私はそれはありませんでした。
元気な我が子を取り上げてくれた。
それで、充分感謝の気持ちでいっぱいです。