はじめてのぶろぐ。
いきなりヘビーな内容。
でも少しでも広めたい気持ちだから、記念すべき一発目でも私は書く!
今朝ね、職場までの道のりを歩いていたら、歩道の端にスズメの亡骸があったんだ。
最初は何だか分からなかったんだけど、通り過ぎざまにスズメだって気づいた。
すごく無垢で、健やかな顔をしていた。
ある程度進んでから『拾って植え込みに置いてきてあげれば良かった…』と思った。
でも今から戻れば出勤時間がギリギリ。
そう自分に言い訳を聞かせながら私は職場に足を進めていた。
時間が経つにつれ、すごくその子が気になった。
今日は気温が高く、暑くなるって言ってたし、しかもその子はアスファルトの上だ。
なぜ召されたのかは分からなかったけど、熱いアスファルトの上に照らされっぱなしで、人がバタバタ通る場所じゃ可哀想に思え、昼休みに様子を見に行った。
そしたら、潰されちゃっていた。
人通りが多い場所だから、仕方のないことかもしれない。
あまりにも小さな存在だから気づかれなかったんだろうね。
もっと早くに、いや、あの時にすくってあげれば良かったょねって、すごく胸がきゅんとなった。
あの健やかな寝顔のような顔のまま、祀ってあげれたのに。
自分の行動力の遅さにすごく情けなくなった。
ゴメンね。。。
一瞬、あまりの原型の無さに後退りした。
だけど、このまま放っておいたらもっと後悔すると思って、人気が少ないタイミングで沢山のティッシュでふわっとくるみ、“もう大丈夫だよ”って心で語りかけながら両手で一度包み込んで、風とかに飛ばされないよう、植え込みの真ん中へんにそっと安置してきました。
端からみたら“道にまたごみを置き去りにして~”って思われたかもしれない。
だけど、違うんだょ。
ひとつの命だったの。
皆の足下で小さくなってるから分からなかったかもしれないけれど、ちゃんと命だったの。
もっと、皆、自分だけじゃなく、自分の隣りの人だけじゃなく、もっと、ちょっとだけでいいから、周りも見てほしいって思った。
仕事中だっからその時は冷静で、その後は“遅かったけれど、ちゃんと安置してあげれた”っていう安心感と達成感があった。
でも、こうして振り返ってぶろぐを書いてたら気持ちが込み上げてきた。
あの時にちょっと戻って、さっとすくってあげれば良かったのに。
皆に訴えかける前に、自分が躊躇した事を悔やみ、恥ずる事だょね。
今までに色んな事で“後悔しないように”と思う部分があったけど、今日は改めてまたそう思った。
このぶろぐを見た方。
ヘビーな内容でゴメンなさい。
でも、やっぱり、自分達人間の視野以外の小さななにかにも気づいてほしいから。
書きました。
そうなったらもっと人って存在が温かくなれるんじゃないかな~って。
